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複業note ~地方で東京のお仕事編~

複業note第2段は、現在地方で暮らしながら、東京に拠点をおく企業で複業をしている松本さん。

パートナーの転勤についていく事を決めたら、リモートワークという働き方は欠かせませんでした。

キャスターではフルタイム正社員で事務や法務関連サービスの企画運営、複業では事務×採用で複業をしているパワフルな松本さん。

なぜ地方で暮らしながらも複業をしているのか、また、できているのか?
リフレッシュ方法や頭の切り替えなどどうこなしているのか?
を聞いていきます。

各仕事内容と、複業先の探し方

ーーまずは本業でなにをしているのでしょうか。

主に3サービスに関わっており、基本的には全て運営を効率化したり、対応フローを整備するなど管理業務がメインです。

最近はPR的な部分にも関わらせていただき、SNS運用やnote記事の配信などもやっています。
担当する中でも、My Legal Assistantはサービス企画からリリースまでやらせてもらえたので思い入れがあります。

ーーでは複業ではなにをしているのでしょうか。

二つやっており、一つは作業的な請求書発行業務で、もう一つは採用アシスタントです。
請求書発行はどちらかというと単純なタスクという感じですが、採用アシスタントの方は、フロー整備から入り、採用方針についても相談しながら進めていく形です。

ーーまず、地方で仕事をどのように探したのでしょうか。今住んでいる福島に行った際は、非常に仕事が探し辛かったと聞きました。

複業note第2段 (1)

本当にそうでした!
実は福島に引っ越す際にはキャスター(現本業)を知らず、福島の雑誌営業に転職したんですが、元々Web業界にいた事もあり全然合わず、1年経たずにやめているんですよね。。。

その時はもう近所の居酒屋やクリーニング屋さんで働こうかとなと本気で思っていたくらいで。
その時にたまたまキャスターを見つけて飛びついた感じです!

そもそものこれまでのキャリアと結びつくような本業探しも困難だったと...都心から地方へ行った時の求人の少なさには正直愕然としますよね。
私も経験者なのでよくわかります。

ちなみにインタビュー中の雑談では、あまりに仕事が少ないので”地元のパン屋さんで求人を常にチェックしていた”と、パン屋さん人気でした。

ーーでは、キャスターで働き始めてからの複業先はどのように探したのでしょうか?

本業での繋がりと、Indeedで検索をしました。

Indeed!求人大手ですね。複業を募集しているというのは盲点でした。
※複業OK、時短、などで求人を出す企業も最近は多くなっているのかもしれません。

向上心があり挑戦者。もう少し自分にやれることはないか?との問いへの答えが、複業という選択。

複業note第2段 (2)

ーーなぜこのようにさまざまな複業をしているのでしょうか?

本業もフルリモートワークなので通勤時間が無い分時間に余裕があり、もっといろんな事に挑戦したいと思いました。

やりたい仕事・学びたい事があり、複業で携わらせてもらっています。

本業にもたらす効果

「単純に一緒に仕事をする人が増える、異なる考え方や文化を持つ人との関わりで気づく事、学ぶ事は多い。仕事の処理の仕方なども同様です。」と語ってくれた松本さん。

向上心があり好奇心もあるので、場所に縛られず非常にアクティブなイメージを抱きました。
別の方から聞いたところ、海外でも生活されていた事もあるとのこと!

場所は変われど仕事は同じということは非常に心強いですよね。
全部変えなきゃいけないってそれは結構負担になりますから。

複業働きすぎ問題はやはりどうしても気になるところ...

以下は松本さんのだいたいの平日のスケジュールです。

24スケジュール


本業:フルタイム正社員(平日5日 9:00-18:00)
副業:平均1日2-3時間
(平日本業稼働時間の前後、昼休みなど)、たまに夜間

昼休みやたまに夜間、という回答が、どちらもフルリモートならではかな、と感じました。
移動が0分というのはやはり大きいです。

ーー時間管理に関して気をつけていることなどはありますか?

特に無いです。。
本業で複数案件に関わるのと同じような感覚で副業に取り組んでいるため、特に副業の時間帯を固定で確保する事もしていないので、、

元々、本業で複数のタスクを投げ切って、1時間ほど手が空いてしまうようなタイミングで何かできないか?と考えて副業を始めたので、そのような時間を活用しています。


ーー働きすぎてしまう...という事は起こりませんか?また、それに対する対策がありましたら教えてください。

複業note第1段

本業については作業効率も考えて定時上がりを意識しています。
副業は無理せずできる範囲で量を調整しているので問題ないです。

あとは疲れてきたら夜に予定を入れてそれに併せて仕事を切り上げて上がるようにしています。笑

複業は体に鞭打ってまでするものではないですね。
ここで本業で、いかに残業をせずに効率的に仕事を終わらせるか、というスキルが必要になってきます。

もちろん、現在企業の多くでは残業すること自体を減らすようにシフトしています。

コロナ禍になり、昨今話題になった、みずほ銀行では残業どころか普段の働く日数も減らしていく方向へと転換しています。

そこで時間を有効活用させるために別の仕事を入れていきたいと考えるのは自然なことかと思います。

それをいかに探すか、そしていかに働く時間を捻出するのか、ということではないでしょうか。

平日がっつり働く松本さん。リフレッシュ方法や頭の切り替え方など聞いてみました。

複業note第2段 (3)

仕事中は水回りのちょっとした掃除をしてみたり、食器洗いを挟むと意外とリフレッシュします。

オフィス勤務の時も眠くなるとトイレに手を洗いに行ったりしていたので、それと同じかもしれません。

頭の切り替えは、ブラウザのタブの整理です。
やるぞ!と決めた作業に関連するタブだけを抜き出して1画面に配置すると集中できます。

あとは、最悪気持ちが乗らない時には「やらない」のも結果的に効率的な場合もあります。

やらない、という選択肢、とても大事ですよね。
結果後々効率を図れる下準備となることもあるかもしれませんから。

ーー休日は何をして過ごしているのでしょうか?

夏はキャンプ、冬はスノボに行きます!元々は旅行が好きです。最近ゴルフも練習し始めました。
今は家から30分~1時間で行けるスノボやキャンプを楽しんでいます!!

地方暮らしを満喫していますね!!
都心暮らしからすると非常に贅沢に感じて羨ましくもあります...温泉が好きな私としてはぜひ地方移住したいですね...!

東京で働いていた時と現在の違いや地方で東京の仕事をできていることへの思い

複業note第2段 (4)

ーーまずは東京と今の働くことの違いを教えてください。

「やりたい仕事ができる事へのありがたみ」は強く感じますね。

東京にいた時は正直大手思考だったのですが(笑)
地方に来たらそんな事どうでも良くなって、今まで「好きな仕事に就けていた」だけで幸せな事だったんだなーと実感しました。

このような考え方の変化や気持ちを持っている人って結構多いと思うので、
企業はもっとリモートでこれらの人を採用すればお互い幸せになるのになーと当事者として強く思います!

ーーリモートだからこそ、地方にいながら東京の企業で働けることに対しての思いを教えてください。

逆に「東京で働く!」という事への憧れみたいな気持ちが一切なくなりました!
今は変な憧れや体裁みたいなものがなくなって、以前よりも仕事に集中できていると思います(笑)

東京で働くというこだわりが無くなったら(不思議と)より一層仕事に集中できたと(笑)
たしかにこだわりがなくなると仕事がしやすくなったりすることってありますよね。

おわりに

地方に移住・転勤でついていく、いかなければならなくなった時にふとよぎる、「仕事、どうしよう」。
実際に現地についていざ探すと、東京で培ってきたキャリアに繋がる仕事が非常に少ないということは往々にしてあります。

働く場所からの解放をしているキャスターで働き出したからこそ、複業先もオンラインで探し、フルリモートOKの働き先を探せた、というのは大きなポイントでした。

もちろん、キャスターに所属していない方でも、コロナ禍となり今は在宅勤務が主流になった、という方もいらっしゃると思います。

いままであまり気にしていなかった通勤時間。その時間が長ければ長いほど”別の仕事時間”は生まれてきます。

また、地方にいても今まで諦めていたやりたい仕事をインターネットで探してみてはいかがでしょうか?
きっとなにか新しい一歩が踏み出せるはずです。

フルリモート、時短、副業、複業などの仕事探しにご参考にこちらのサイトもどうぞ。

次回第3段は、採用やマーケティングに携わる側ら、同じくマーケティング業やなんとテントサウナのレンタルサービスをしている山本さん。
働く場所が違ってもできること、複業は楽しいものを選んだほうがいい?などを聞いていきます。

お楽しみに!!

聞いた&書いた人 CASTER BIZ (Visit) IAI16


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