息子が甲子園に出場決定!リモートワークを活用し、現地で応援。
キャスターには、「スポットアシスタント」という働き方があります。
今回は、スポットアシスタントとして働くtamaさんのストーリーをお届けします。
息子が野球の強豪校に入学
2017年5月より、キャスターで稼働し始めて丸5年。
ここまでの道のりは、決して順風満帆なものではなかった。
息子が中学校入学を控えた2016年、
「野球の強豪校に行きたい」と言った。
その強豪校とは学区外の中学校で、毎日車での送迎が必要だった。
これを機に、さまざまなポジションでお世話になった金融機関を退職。
もともと早かれ遅かれ、転勤族の夫の異動がある以上、退職は避けられなかったのだが。
怪しい?キャスターとの出会い
息子のためとはいえ、車での送迎と家事だけの毎日。
専業主婦になれるほど家事が得意ではないので、外で働くチャンスを失い、ストレスが溜まっていった。
そんな時、偶然ネットで見つけたキャスターのホームページ。
そんな疑いの目から、なかなかエントリーできずにいた。
なぜなら、何事にも保守的な金融機関出身の私にとって、キャスターは真逆の会社だからだ。
しかし、悩んでいてもなにも始まらない。何度も何度もホームページを見た結果、「おもしろそう!」という気持ちがすべてに勝った。
一歩ずつでも新しいことへ挑戦する気持ちがあったことが、今後を大きく変えたのかもしれない。
息子が高校入学、寮生活に
息子は高校入学と共に、硬式野球部に入部。
強豪校で寮生活を送りながら甲子園を目指すことになった。
15歳での旅立ちはあまりにも早く、寂しくて心にぽっかりと穴が開いてしまった。
細心の注意を払いながら、車にノートパソコンを積んで高校と寮に通う日々。
・・・今思うと、まるでアイドルの追っかけをするファンだ。
子離れできない恥ずかしい母親だが、一目でいいから息子の姿が見たい。
少しでも近くに居たいと思った。
スポットアシスタントとして悪戦苦闘する日々
その気持ちとは裏腹に、息子の追っかけばかりしていては全然稼げないことに気づく。
いざタスクを取ろうとしても、どれが自分に向いたタスクなのか見極めが難しい。
今までのように待っていても、仕事がどんどん来るわけではない。
自分から動かなければ、作業をすることが出来ないのだ。
キャスターでスポットアシスタントとして稼働する毎日は、なかなか順調にはいかなかった。
そこで、毎日日中にシフトを入れてみた。安定した稼働を続けることが重要と気づいたからだ。
とはいえ、ずっとパソコンの前に張り付いているわけにもいかない。
フロントさんとのやり取りは、毎日9時~18時に行うので、その時間帯はなるべく早く返事ができるように努力した。
スマホに入れたチャットワークアプリは、時間を有効活用できてありがたかった。
作業終了後、フロントさんに『またお声がけお願いします』というアピールを忘れない。
その結果、夜間対応可能なタスクを中心に依頼が増えてきた。
日中はフロントさんとの連絡の時間、夜間は作業の時間として分けて考えるようにしてからは、だいぶ理想的な働き方に近づけた。
働きながら、母親としても成長
キャスターで働いているうちに、高校球児の母親としても成長できた。
平日に突然入った野球の試合。金融機関勤務だったら応援に行くことさえできなかった。
キャスターでスポットアシスタントとして稼働するようになってからは、余裕を持って応援に行けるようになった。
高1の夏は、甲子園地方予選で準優勝。あと一歩のところで甲子園を逃してしまった。
高2の夏は、新型コロナウイルスの感染拡大により甲子園大会の中止。
そしてついに高校最後の今年、【第103回全国高等学校野球選手権大会】(甲子園)に出場することが決定!
大所帯で100名近い部員数がいる中、背番号を貰うことができた。
幼いころから夢にまで見た大舞台・甲子園を、今か今かと心待ちにしている。
そんな息子の甲子園での晴れ姿を見るため、8月は夜間対応を中心にシフト登録。
甲子園にノートパソコンを持って行き、宿泊先のホテルでリモートワークをする予定だ。
テスト接続も済ませたので、自宅にいるように作業できることを願う。
コロナ禍の中、子どもたちはたくさんの我慢を強いられてきた。
それは私の息子も同じで、修学旅行や運動会といった学校行事が中止になり、残念な顔を見るのがとてもつらかった。
そんな絶望の中でも、諦めずに努力し続けてきた結果の甲子園出場。
優勝が決まった瞬間の感動は、一生忘れることが出来ない思い出だ。
私が高校在学中、母校が甲子園に出場した。応援のため甲子園球場に行ったが、他の球場にはない凛とした美しさがあった。
一生に一度は行くべき場所だと思った。
息子が野球を始めた際、
「いつか高校球児になった時、自分の力で甲子園に行けるように努力し続けよう」
と、言ってきかせた。
高校球児の憧れの聖地・甲子園に向かう息子を、心から尊敬し誇りに思う。
・・・
「リモートワーク」という新しい働き方には、時間を有効に使える、どこにいても仕事ができる、そんな無限の可能性があります。
キャスターではこれからの新しい働き方を一緒に作っていけるような仲間を募集しております!
職種を絞らずに応募したい方、どの職種が自分に合っているか相談したい方はまずキャリア登録をご利用ください。
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