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金言832:シンプル・ミニマム

一つ買ったら一つ処分するという手口は合理的ですが、なかなかできません。愛着があるからではなく、捨てなくてもいいかと時々思ってしまいます。それに捨てるために買うわけでもありませんし。

ビフォアコロナ時代の話です。
ビジネスアワーでは白いシャツ(ワイシャツ)にスーツのバンカースタイルで過ごし、アフターファイブはカジュアルウェアに着替えることにしました。これで長期間の出張先での休日なしの暮らしにメリハリをつけることができるようになりました。
シャツは捨てませんでしたが、スーツは起業して以来着用の機会が減ったので断捨離しました。たまったネクタイは全部捨てました。10年以上アウトドアのウェアで仕事をしてきました。職場はIT業界ですから、ポロにジーンズ、フーディがデフォルトと勝手に決めて、取引先ともバンカーともカジュアルウェアでお付き合いしてきました。これをこの度変えました。これで衣類の種類が倍になったわけです。捨てなかったモンブランの万年筆1本、シャープペン1本、それにフリクションボールペン2本が筆記用具です。これについてはミニマリスト風です。

夏はノーネクタイですが冬場は20年来気になっている蝶ネクタイを採用しました。蝶ネクタイは、ロンドンに出張の際にいつも見ていました。サッチャーさんの後援者でお金持ち実業家がいつも着用していました。この会社ではこのボスしか蝶ネクタイを着用していませんでした。蝶ネクタイがオーナーのトレードマークでした。大会議室でもひとりだけ蝶ネクタイをしているので、だれがボスか一目でわかりました。これにならい、自分も自分の会社(100%株式保有)ではボスなので、ビジネスアワーでは蝶ネクタイをすることにしました。
いまさら周囲の目を気にする必要はありませんし、商いの場ではつかみはOKということが多いですし、ロンドンの大富豪にあやかり商売繁盛・目標必達ということです。

疫病感染拡大が3年続き、昨今は出張もなくなりリモートワークでビジネスシューズの出番がなくなりました。

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