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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ… もっと読む
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2021年9月の記事一覧

金言284:バックシャン

「バックシャン」をウェブサイトで検索すると、 「後姿美人。実際には後姿だけが美しく、前か…

金言283:ランナーズハイ

長距離を走っていると、突然おなかが痛くなったりしますが、これを我慢できると、ふっと痛みが…

金言282:フラッシュバック

1)フラッシュバックflashbackとは 映画で、物語の進行中に過去の出来事を挿入すること。 回…

金言281:使う楽しさ

1)健全な精神はウォーキングで。 健全な精神は、健康な身体があってこそ維持できるものであ…

金言280:一身専属の財産

2000年のITバブル崩壊前夜、「第2の創業」を掲げ、社名変更をしたり若手や女子を登用し…

金言279:人生の黄金期

若い時に、勘違いをしたことがあります。 明け方まで酒を飲み、2時間ほど仮眠をとった後に車…

金言278:成敗!

昔の絵本は、勧善懲悪が徹底していました。 悪者は、必ず成敗されました。いまでは、悪者と善意の被害者は最後に仲良くなって「めでたし、めでたし」となります。昔は、鬼が悪さをしたら、抹殺または追放しました。今は、鬼が悪さをしても、鬼が謝って執行猶予となります。清濁あわせ呑むしぶとい政治家たちの落とし処のようなものです。 公共放送の社会派ドラマが似たような展開をします。あたかも客観的に、問題提起をするのは得意ですが、その後が続きません。結局現状をなるべく変更しないですむように、当事

金言277:形は中身をつくる

面従腹背とは、広辞苑によると「表面では服従するように見せかけて、内心では反抗することと」…

金言276:大きくなくてもいい

大きいことはいいことだといわれていたことが、コロナ禍では通用しないということが身の回りで…

金言275:「怨憎会苦(おんぞうえく)」

広辞苑によりますと、八苦の一、怨み憎む者に会う苦しみを、怨憎会苦といいます。 四苦八苦の…

金言274:奇妙なアクセントは気になります

テレビでニュースを読む若い人の日本語の単語の奇妙なアクセントが気になります。正しい日本語…

金言273:個人のROE

ROEとは株主資本利益率のことであり、税引後利益を株主資本で割ったものをいいます。この指…

金言272:早く歩きすぎる

1)ASICS(健全な精神、健全な身体) 紀元2世紀の初め、ローマの風刺作家ユベナリスが…

金言271:美しい指標

企業価値は、資本がいかに効率よくつかわれているかということが基準のひとつになります。その指標として一般的に使われているものが、ROE(株主資本利益率)とかROI(投下資本利益率)とかいうものです。 1)ROE(株主資本を使ってどれだけ利益をあげたか) 株主からみてどれだけ儲けているかを示す経営分析の指標であるROEは、日本では90年代後半から積極的に利用されるようになり、ビジネスの標準語になっています。日本のビジネスマンがバブル経済を楽しんでいた1980年代後半の頃、ヨー