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「音楽の持つ強さ」 ~福笑い~

 この歳になって、新しいアーティストの曲にハマるとは思わなかった。
 さっそく、私は「高橋優」のアルバムを購入した。

 私の年代だと中高生の頃は、
 ビーイング系全盛で次に小室哲哉、
 Mr.childrenなどが流行していた。
  
 当時はCDが売れに売れまくる時代だった。
 私も色々買ったが、
 「福山雅治」や「Mr.children」は今でも聴いている。

 大学生になると、「GLAY」や「L'Arc-en-Ciel」
 そのあとに「ポルノグラフィティ」などが台頭してきた。

 今でも忘れられない出来事がある。
 大学に入学して、軽音楽部に所属しようと思った。
 先輩から「何を聴く?何がやりたい?」
 と言われ、素直に答えた。

 当時は「ゆず」なども流行っていた。
 アコースティックギターやJ-POPなどがやりたいと言ったら、
 その先輩はバカにしたような表情になった。

 当時は洋楽やインディーズも全盛だったからだと思う。
 結局、そのサークルには入らずに、なぜか「心理学研究会」の中で
 バンドを組むというので、参加させてもらった。

 音楽は一生できる。
 音楽には力がある。
 そう思う。

 社会人になってからベースを始めたが、
 さすがに今は弾くことができなくなった。

 しかし、首が右に回ってしまう中で、
 音楽を聴くことは一番最適だった。
 なぜならば、寝ていても聴けるからだ。

 私は「高橋優」ベストアルバム「笑う約束」を何度も繰り返し聴いた。
 どれもいい曲だ。

「笑う門に訪れる何かを 愚直に信じて生きていいと思う」(高橋優・福笑いより)

 相手が笑えば、自分も笑顔になる。
 これは科学的にもそうらしい。

 脳の中のミラーニューロンが作用している。
 ミラーニューロンという神経物質が、
 笑顔から推察される「幸せな気分」に共感し、同じ気分になるのだ。

※副題は、高橋優さんの楽曲「福笑い」より

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