昨日という日
昨日、「人はどうして音楽で涙するのか」というような記事を書いた。
言語や歌詞を超えて、また人種や老若男女など関係なく
音楽は人を感動させる圧倒的な力をもっているのだ。
映画やドラマのバックグラウンドに音楽がなければ
その魅力、感動は半減、いやもっと低くなるだろう。
昨日は、博多の西新にあるライブハウスでの演奏だった。
僕らの持ち時間は45分。
バンマスの趣味の曲が中心で、僕はどこか固定のバンドに
所属はしてないので、その都度、声をかけてもらった
バンドで演奏している。
で、昨日のバンドは、くるりなどの曲とオリジナル曲を
披露し、その中で僕のソロ曲として、ゲイリー・ムーアの
The Lonerを演奏した。
自分でいうのも何だが、僕はこの界隈では、技量的には
トップクラスにいるし、ゲイリー・ムーアは高校時代から
何曲も「耳コピ」してきたし、実際のコンサートも
何度か見ている。
で、この曲は、速弾きこそ少ないが、とっても難しい曲だ。
昨日も、数か所(やばっ!)となった箇所があったが、
この曲も含め無事ステージを終えた。
演奏後、楽屋に、僕と同年輩の男性客が来て、
「あなたの演奏に感動して、涙が出ました」と
握手を求めてきてくれた。
これぞミュージシャン冥利に尽きる!!
金の為に演奏してるんじゃない。
お客さんに元気や感動を与えたくて、僕は演奏してるのだ。
僕はいわゆる「ギター小僧」タイプの人間ではなく
家では、ほとんど楽器を扱わない。
なのでミスもよくあるが、手癖で弾けるまでなろうとは
思っておらず、うろ覚えの曲を緊張感をもって弾くのが
最高に楽しい。
そういう僕をやとってくれるバンドの皆さん、
そして見に来てくれるお客さんには感謝しかない。
出番が終え、ソッコーで会場を出る。
というのも、退院したばかりの母の看病、今夜僕が
担当だからだ。
常連の那珂川市の煌苑でエビマヨを食べ、80km先の実家へ。
一晩を実家で過ごし、先程、自宅に戻ってきた。
さぁ今日は完全フリーの日。
何して過ごそうかな。
皆さんも、今日からの週、きばってまいりましょう!!
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