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幻のお宝.....

若かりし頃の僕は東京でギタリストをやっていた。
有名無名問わず、歌手のバックで弾いたり、
バンドに参加したり、いろんな活動をしてたが、
その過程で、いけないものに手を出し(想像に任せます)
結果、体を壊し、九州に帰省中に半ば強制的に
親族たちによって入院させられた。

で、親をはじめ親族たちは、僕が芸能界周辺にいるから
こんな「悪いこと」になったのだと、僕が入院してることを
幸いに、東京の部屋を無断で処分してしまったのだ。
それから◯十年、僕は、処分(廃棄)されたのだと
ずっと思っていたが、ここ数日、もしかして
楽器類などは、どこかに保管してるのではないかと
妙に胸騒ぎがするのだ。

これは処分されたと思われるギターの1本だが、
これを最高値として、今だと総額1千万円を超えると
類推される。

で、先程、実家に行った際に、母に尋ねたら、
もう覚えてないとのこと。(当然かな)
僕の実家にはもちろんない。
うちは事業をしており、その施設の倉庫が怪しい気がして
母の許可を得て、休日出勤していた職員に倉庫を
見せてもらった。
ない…….
まぁ当然かな。

がしかし、まだ可能性がゼロではないのだ。
というのも、うちの本家がとんでもないお屋敷で
蔵があって、そこには亡父の膨大な書籍が保管されているのだ。
で、今まで僕の姉が東京の部屋を処分したと思いこんでたが
母に聞くと、僕の叔母にあたる人が作業したらしい。
なので、叔母の実家でもある、「本家の蔵」が
怪しい気がするのだ。

この胸騒ぎは何だろう。
これまで、「捨てられた」と思いこんでたのが
◯十年経った今、「現存してるのでは」と
思ってしまうのは、なにかの知らせではないだろうか。
機会があれば、本家も訪ねてみようとは思うが、
妙な欲はもたない方がいいんだろうな。
その分、がっかり感も大きくなるから。
ただ、こうやってこれを書いてる時に感じる
胸の高鳴りだけでも、十分じゃないかなという気もする。

ちなみに、楽器以外でも、書籍類も沢山あったし、
今では超プレミアがついてる本も多くあったので、
それも正直、惜しいなとは思う。

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