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孤独だった叔父と真面目なギターの話

福岡に住む叔父(母の弟)が、亡くなったと連絡がきた。
生涯独身だった叔父。
生来持った性格か、とてもおとなしく照れ屋でもあったので、
甥の僕らにも、あまり接してこなかったし、僕の方も
親戚づきあいとかが苦手で、ほとんど接点はなかった。
なので、亡くなったと聞いても感慨はないが、
やはり人の死というのは特別なものだとは感じている。
今日がお通夜で明日がお葬式。
ご遺体はこっち(大分県某市)に連れてくるということで、
僕は今夜は福岡でリハーサルなので、行き違いになる。
先程、母に、「普通は仕事(リハも仕事)を休んででも
来るものだ」と言われた。
前述した通り、親戚には不義理をし、信頼がないが、
逆にいうと、仕事の面では信頼があるということだ。
役者などが、親の死に目にも会えないなどというが
僕はそんな大したものではないが、とにかく今夜は
失礼し、明日の葬儀に行くことにした。

で、僕はギタリストであるが、普段、グッズ類のことは
書くことがあるが、ギタープレイとかそんなことは
ほぼ書かない。
たまには書いてみよう。
扉に載せた写真は、共に握力を鍛えるもので、
左側のゴム状のものは、ダダリオという有名メーカー製で
かなり効果がある。
ず〜っと洋楽をウォッチしてきたが、特にギタリストは
加齢の影響を受けやすい。ドラマー、ベーシスト、管楽器等は
そうでもないが。
特に僕は「速弾き」ギタリストが好きだったこともあり、
加齢によって、その速さが落ちてくるのを何度も見てきた。
(イングウェイなどは未だに凄いが)
で、自分自身でもそれは感じている。
全盛期を10とすれば、今は7〜8くらいしか速く動かない。

そこで練習なのだ(笑)
で、写真に載せたようなもので握力が落ちるのを回避する。
いつか足跡がついた人のnoteページに行き、その人が
速弾きのコツとして、なんでもいいからめちゃくちゃに弾く。
その際、曲とかフレーズとか関係なくやってもいい、
と書いていて、深く納得した。その通りなのだ。
あと、人差し指と小指、人差し指と薬指のトリルを
極限の速さで限界までやる。
1分くらいしてまたやる、を繰り返す。(腱鞘炎をさけるため)
その時、人差し指が1フレットなら小指は5フレット、
出来れば6フレットくらいまで広げる。
僕はレッスンの時にも、「テクニック重視」の子には
そういう練習をさせ、その際、これは「音楽の授業」
じゃないよ「体育の時間」だよという(笑)
要は握力、筋力なのでだ、ぶっちゃけ。
あと、ひたすらメジャースケールを上からと下から
弾き続けるとかだ。(メジャースケールは3、2弦あたりが
とても弾きにくい運指になる)
※必ず中指から始まるポジションで

今のネット時代、小さい子や女の子で、天才的に上手い(速い)
子を見るが、心が動かないのはなぜだろう。
超テクニシャンのゲーム実況を見てる気になるし、
中国雑技団みたくも感じる。
以下は禁句かもしれないが、やはり「力は必要」なのだ。
その部分にこそ、テクニックを超えた“なにか”が宿る。
ヴァイオリン、ピアノ、その他の楽器に関しては
あまりそれを感じないが、特にギターは……(以下略)

それでは皆さん、よい週末を(^^)

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