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17歳で天草に突然移住を決めたスタッフ可知くんの「住むと決めるまで」のストーリー。
CASE では全国各地でスタッフが在住し、今この瞬間にも各地の方と交流しながら地域に根差した取り組みを進めております。
そんな中、私自身も衝撃を受けた「見知らぬ土地に移住を決めてしまった、当時、高校生だったスタッフ、可知くんのお話」をしたいと思います。
▲左の一番高く飛んでいるのが可知くん
「普通の高校生」という生活を捨て、天草市牛深町という見知らぬ土地でゼロから新たな生活・コミニュティを築いていった、とっても若い「可知くん」の移住までのストーリーを記事にしてみました。
地方移住や地域活性化に興味のある方も、行動したくて悩んでいる人にとっても、刺激のある内容になっているかと思います。
活動意欲に満ち溢れた若者の「移住までの少し変わったストーリー」を是非覗いていってみて下さい。
▲牛深の夕暮れ。とっても綺麗ですよね。
(以下、代表へのインタビュー内容となります)
▼▼▼▼
-地域で働いている人はどうやって決めているんですか?
これは特殊な例で、クラブハウスっていう音声メディアきっかけに出逢った当時17歳の東京育ちの男の子がいたんです。
「3月に高校中退してきました!高校卒業検定試験を受けて、高校卒業資格を取ろうと思っています!その資格を持って、内閣府や総務省に入って地域づくりに関わりたいと思っています!」って。
これだけでもおかしな奴じゃないですか。笑
で「僕、東京育ちなんで地域の現状、見たことないんです。近藤さん、次に行くところ着いていってもいいですか?」
って2021年7月から連携協定を結んで取り組みを始めている熊本県天草市の牛深町という土地についてきたんです。
-すごい行動力ですね!
僕ら7人くらいで約1週間滞在して帰ろうとする間際にまさかの
「僕、この地域気に入ったので住んでていいですか」って。笑
「おお!じゃあうちの会社が借り上げている空き家、タダで住んでて良いから進めてごらんよ」っていったんです。
でも食いぶちを作らないといけないので、僕が地域の方々のところに
「こいつ、食いっぱぐれていたら飯、食わせてやってください」って言って回ったんだけど、そこで「ちょっと人手足りないんだけど可知くん、アルバイトしてくれないかな」という声が上がって。
漁港の小魚の仕分けとか、水産加工会社さんがやってるホステルの清掃とか、ベッドメイキングのアルバイトとかをして月に数万円稼ぎながら地域の人からいろんなものを差し入れてもらったりして。
それはまあ楽しそうに生きてるわけですよ。
で、ちょっとその夏に高校卒業試験を受けなきゃいけないってことで東京に帰ってきてたみたいなんだけど2日ぐらいで「天草が恋しい」ってツイートがされてる。「早く天草に帰りたい」みたいな。
なんかおかしいじゃないですか。大好きなんですよね、こういう若い子。笑
移住から半年ぐらいが過ぎた3月、4月、5月ぐらいかな。
僕が天草に行くたびに地域のおっちゃん、おばちゃんたちから
「最近、可知くん頑張ってるねー」
ってみんなに言われるの。
これがめちゃくちゃ嬉しくて。
ちょっとそろそろ人経費つけてやるか!みたいな、そんな感じになるよね。
-めちゃくちゃ良い話ですね。
僕が人生狂わしてなきゃいいんだけどね。 うちの会社に応募しててくださって、関わりを持つ若い人達と喋ってると、「僕の影響を受けてしまうよな〜」と感じることもあって、変に人生狂わしてないかな。。と気になるけどね。
でもそうならないように、関わったからには最後の最後、家族のような気持ちで全力で面倒見てやろうという気持ちで関わってはいるかな。
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たまたまなのか必然なのか、音声メディアで代表と出逢ったことから人生が180°変わった可知くん。
他力本願でもなく、きっかけを貰ったことからあくまでも自分の手で彼なりの新たな日常とコミュニティを切り開いていきました。そんな可知くんへの実際のインタビューをまとめた記事も是非見てみて下さい。
可知くん本人の言葉でありのままの天草での暮らし、そしてそこで得た気づきを覗けます。
そしてご本人のnoteも良かったら。
実際に移住した人の暮らしって、なかなか想像がつかないものだと思います。CASEではさまざまの地域での活動を今後もどんどん記事にして、現地に移住をされた方の実際の声を発信していきます。
まるで自分まで移住したような感覚で見ていっていただけると嬉しいです。
それにしても海、楽しそうだな〜。笑
また、さらに詳しくCASEの話が聞きたい!という方は是非、ウォンテッドリーからのご応募お待ちしております。
自治体さんからのお問い合わせも随時募集していますよ!簡単な相談からでも結構です。弊社代表の近藤とお話をしてみませんか?
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