見出し画像

眠れない・早すぎる目覚めはうつの始まり⁉️

うつ病は『睡眠障害』から起こる事が多い

うつ病が増加傾向にある昨今。
私もその内の1人ですが、最初はうつ病と気付かず過ごしていました。
気付いた時にはすでに末期状態で、ネットの診断などでも重度のうつ病と診断される結果に。
もっと早く気付いていれば…と後悔するばかり。


なので、今『睡眠障害』になっている人は必ず読んで下さい🙇‍♂️


睡眠障害の種類

睡眠障害には大きく分けて4つあります。
入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害。
それぞれ1つずつ解説していきます。


入眠障害

入眠障害とは、寝ようとしてもなかなか眠れない、または眠くならない障害です。
いつもなら眠れるはずがなかなか寝付けなくなってきたのが1週間以上続くようだと赤信号
もし、悩みや不安など思い当たる節があるのであればほぼ間違いなくストレス性のものでしょう。
うつ病患者の中でも1番多いタイプがこれです。

中途覚醒

夜中の1時や2時などに目覚めてしまうことはありませんか?
通常、その後すぐに入眠できるものですが、中途覚醒状態に陥ると起きてしまった後になかなか寝付けません。
これも1週間以上続くようだと赤信号です❗

早朝覚醒

朝起きなければならない時間より1時間以上早く起きてしまい、それから寝付けなくなる状態です。
私は、中途覚醒と早朝覚醒の二重苦で苦しみました。
これも1週間以上続くようならアウトですね。
うつ病の2番目に多いパターンです。

熟眠障害

しっかり時間は取って眠れているはずなのに疲れが取れない、眠った感じがしないという状態です。
これはまれなパターンですが、うつ病の可能性があります。
また、他の状態と併発している事が多いパターンとも言えます。


うつ病と睡眠障害の関係性

うつ病の多くは睡眠障害から始まると記載しましたが、その理由は明確です。
睡眠不足になると、脳の処理能力や気力、体力などの身体能力が大きく低下します。
そもそも睡眠は3大欲求の1つですから当然と言えば当然ですね。

これが1ヵ月も続くと、めまい・吐き気・手足の痺れ・震え・胃痛・頭痛など様々な症状が出始めます。
自律神経がおかしくなってきてしまうのです。
本来普通の生活で自動的に行っていた、セロトニンという物質の吸収ができない、または弱くなり交感神経が優位に立つ状態に陥ります。

交感神経は普段活動している時には優位に立ち、眠る時やリラックスした時には副交感神経が優位に立つ事で体内のバランスが取れるのです。
しかし、睡眠障害になると常に交感神経が優位に立ち、常に脳が興奮しているような状態を作り出します。

このバランスが崩れる事で、自律神経機能がおかしくなり、うつ病に足を踏み入れていきます。


対処法

すぐに精神科にかかって下さい❗
日本では、精神科=呂律も回らない感じの人や気が狂ったよあな人が行く所、という誤った価値観が植え付けられているように思います。

事実、私自身も精神科に通う事は抵抗があり、結果的に精神状態の悪化に繋がってしまいました。

もし、私が眠れないと気付いた時にすぐに精神科に通っていれば、ここまで酷くはならなかったかも知れません。(1年以上経った今でも精神科に通い、1日の薬の摂取量は80mgを越えてます)


私はただ少し疲れてて眠れないだけ…

これは大きな勘違い❗
誰しもそういう時期があるかも知れませんが、うつ病にならないための予防策として、運動や趣味を楽しむなどの方法がありますが、睡眠障害になった後からそれらの方法を行うことは困難を極めます。

よく『運動してみたら?』とか『ゆっくりお風呂に浸かって』とか言われますが、この状態になると【やれるならとっくにやってる】って感じます。
体力が落ちているので、運動はできる気がしません。
ゆっくりお風呂に入るよりも、眠る時間の確保のために早く布団に入るようになります。

結局どちらも悪化に繋がることなのですが、うつ病になりかけてる人は、【まさか自分はうつ病ではないだろう】と考えます。

それはうつ病=弱い人がなるもの
というイメージが強いさいかも知れません。

実際になりやすい人は、ネット上にいくらでもあるので【うつ病 なりやすい性格】と調べればわかると思います。

・頑固
・真面目
・優しい
・我慢強い
・神経質

などなりやすい性格はすぐに出てきます。
私は全て当てはまり、うつ病の症状も見事に全て当てはまった状態で、初めて『うつ病かもしれない』と思って精神科に通いました。


後悔しないために1つだけ言えること

は、なってしまったら早めに受診すること❗
だけです。

そもそも予防できるなら予防しておいた方がいいです。
誰も自分がうつ病なんてなる訳ないって思っていて、実際に2020年には100万人以上がうつ病になっているのだから…。

実際になってしまったら、というのはまた別でお話します。
是非今日からでも、対ストレスの予防策を持って下さい🙇‍♂️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?