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分かってはいたもののバイリンガル教育がガチに難しくて頭を悩ます母のつぶやき。

「生まれながらにしてバイリンガルになれるなんて思うなよ」

と頭では分かってはいたものの、こんなにもバイリンガル教育が大変なものだとは....と痛感する今日この頃。

子供の日本語力の伸び悩みに悩む母、かなり気持ちが落ちております。いや、本人が一番大変な思いをしていて、親の私が落ちてる場合じゃないってのは重々承知なんですが...

自分があんまり深く考えずポヤポヤ〜っと生きてきたから、子供にもそんなにとやかく勉強しろだの本を読めだの言ってこなかったのが仇となって戻ってきたのか....

小学校低学年のうちは勉強よりも外で走り回っていろんな子と遊ぶのが大事だと主張し、あまり宿題や音読にも力を入れていなかった母、今さら反省。

「本人とても頑張ってるんですが、今の国語や日本語の能力は小学2年生くらいしかないですね。頑張ってるだけに可哀想で、、、」

と、薄々気づいてはいたものの、昨日の面談で小4息子の担任の先生にはっきり現実を見せつけられ撃沈。

日本人小学校に通っていて授業も95%日本語で受けているのに、日本語がかなり弱い我が子 (息子だけでなく次女も予備軍)

は〜、どうしたものか.........

長女に関してはもともと日本語が強くて、英語の方が弱かったのだけれど、小4の時に、

「半分アメリカ人のくせになんで英語クラスがAクラスじゃないの〜?」

と嫌いな女子に揶揄われて、かなりカチンときてそこから火が着いたらしく、それから親である私の全く知らないところで頑張って、めでたくAクラスまで自力で辿り着いたらしい(本人談)

(その嫌味な女子に心から有難うと伝えたい)

なのでそんなバイリンガルである長女の存在もあって、そのうちどこかできっとスイッチが入ると軽く構えていたら、ああ、こんなことに....

ちなみに長女も日本人幼稚園、日本人小学校と卒業して、今は日本人中学校の1年生。ガッツリ日本語教育を受けているが、自分では英語の方が得意と言っている。環境って思っている以上に強い影響力を持っているらしい。

小4になると今までの学習から難しさがグッと上がり、これを「小4の壁」と呼ぶらしいのですが、日本語をあまり理解していないから社会や理科もかなり苦戦中。

「テストの点数だけ見てはいけませんよ、お母さん。」と言われてもテストの点数も必要だろうよ!と言い返したくなるくらいの点数ばかり。

私だって、勉強が出来るよりも人間味溢れて愛される人間に育って欲しいとは思っている、しかし現実はそんなに余裕を持てないんです...

次女はまだしも、息子に関しては「日本」に対する興味があまりなく「どうして僕は日本語を話さなくてはいけないの?」と聞いてくる勢い。

仲の良い友達はみんな英語圏で、会話の中で出てくるゲームもアニメも全部英語、食べ物に関しても寿司刺身は一切食べれず、ピザやバーガー、ホットドッグをより好む息子。

ここまできたら日本語はもう諦めてインターに入れるのも息子のためなのかもしれない。とは思うものの、中三までの義務教育で仕事でも使えるレベルの日本語が身に付くと聞いているので、出来れば中三までは日本人学校に行かせたいと思っている主人と私。

近い将来は日本に戻るし、日本語ができないと私サイドの祖父母やいとこ、親戚とは会話が出来なくなるし、

主人も日本語の読み書きの大変さは知っていて、主人の日系の友達も「子供の頃日本語教育を親が頑張ってくれていたなら...」と話していた事もあり、日本語教育を諦められない私。

親のエゴだと言われたらもうそれまでかもしれない。しかし、「諦めたらそれで終わり、諦めない限り可能性はまだある。」いつも子供に言い聞かせる口癖を自分に呪文のように唱え奮い立たせる。

せっかくバイリンガルで育つ環境があるのだから可能性は捨てたくない。

現実を知ってからはトイレに都道府県表や漢字表を貼り、宿題とは別に毎日作文帳と漢字を1ページずつ、親子で口ゲンカしながらでもこなすようにしています。

(この時間が一日で一番ストレスフル)

恐らくミックスのお子さんを持つ親後さんは子供の言語習得に悩まれてる方が多ぃのではないでしょうか。

同じように悩んでいたり、そういう過程があったという体験談やアドバイス等シェア頂けたら、かなり有難いです🙏



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