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息子のミリオネラーになったらやりたい事が意外で頼もしかった話。

私は自他ともに認めるエコ愛好家です。

いつでもどこでも無駄を嫌い、使った後にすぐさまゴミになってしまうような物は極力使わず、もちろんプラストローは貰わず、自前のメタルストローを使い、エコバッグ、水筒もいつもバッグの中。ペットボトルの水やお茶を最後に買ったのはいつだろう。

同じような商品でプラスチック製品と紙製品のものが並んでいたら紙製品の方を買い、ボディソープも石鹸に買えました。

まだまだ完全に、とはいきませんが、出来る範囲で環境保護に取り組んでいます。

出てしまったプラスチックゴミは、紙や缶、ビンと同様資源ゴミに出しているけれど、ここシンガポールでは最終的には全部一緒にされて普通に捨てられていると聞いた事もあります。

あながち嘘でもないだろうな、、、と思っても、こればかりは信じるしかありません。まるで募金が本当に目的地に届いているのかどうか謎だというのと同じ事かな、と。

なのでリサイクルの前にまずは最初から使わない努力をしています。

そう!まずはそもそもゴミを出さない努力なんです!

持ち寄りパーティでも毎回再度洗って使えるイケアのカップや取皿を毎回持ち込むようにしたら、だんだんと皆に伝染して今では各家庭がそれぞれ使い捨てでない食器を持ってくるようになりました。

若干面倒臭い奴だな...と思われてるのは重々承知で、ややこしい事言われたくないから持参する人もいます。

(それでもやる意義は大いにある)

「だって使い捨てのプラスチックカップ持ってきたら怒られちゃうから」と冗談のようで半ば本気なんじゃ?と思うような事を言われても、地球のために貢献できているなら、なんてことない。

そんな私の習慣はもちろん家族や子供にも大いに影響を与えてるわけで、小6の娘の英語のクラスのデイベートでは環境問題についてなかなか素晴らしいプレゼンテーションをしていた長女。

最初は面倒臭がっていた主人も徐々に感化されて、最近ではテイクアウトに自前の器を持って行ったり、リュックをしょって買い物に出かけるようになりました。

素晴らしい!

で、こないだ車の中での小3の息子とその友達の会話がどうにも可愛らしく、また、好感が持てるものだったので紹介します。

なぜか話はミリオネラー、や、ビリオネラーの話になっていて、

もし自分がミリオネラーになったら、とよくある夢物語を語っていたわけなんですが、

「僕はね、ミリオネラーになったら、まずは国を買う(たぶん島だと思う)。そしたら、その国はプラスチックを使っちゃいけない国にする。そして保護された動物をそこで育てる。環境に優しくないといけないから、車も電気で動く奴、船も電気で動くよね。あ、でも飛行機だけは電気はダメか。落ちちゃうから。」

と息子。

で、友達も、

「うん、そうだね、飛行機は落ちたら危ないから、飛行機だけはガソリンでいいのかな。あんまり飛ばなければいいよね。そしたら空気汚さないもんね。あ、タバコも完全に禁止にしないといけないね。」

と合いの手を入れて嬉々として話していた。

お金持ちになったら、あれ買ってこれ買って、どこ行って、と普通自分の欲望を満たす話を子供って(大人でも)するんじゃなかったっけ。

と思いながら、環境の事や、愛情の必要な動物の事を考えて話していた二人がとても可愛らしく、そして頼もしいと思えた出来事でした。

この子達が大きくなる頃には、海には魚の数よりゴミの量が上回ると言われています。このままいくと、きっとそうなるに違いありません。

そんな事が実際に起きない為に、一人一人がほんのちょっとでも意識を変えて少しでも地球に優しい事を実行して欲しいと切に願います。


シンガポールにも児童館のような場所を作りたい!という思いから育児支援コミュニティKidsPriorityCafeを発足し日本に帰国後も主催運営しています。頂きましたサポートは有り難く運営費に使わせて頂きます🙏また、コラボ希望も随時受け付け中!お気軽にご連絡ください😃