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お金では買えないもの。
先日、主催する育児支援コミュニティ「Kids Prioryty Cafe」(以下略称:KPC)で久しぶりのイベント「物々交換会&交流会」を開催しました。
大人子供を入れて約40名の初めての大きめイベント。
朝から雨に降られて足元の悪いスタートとなりましたが、たくさんの方が参加してくださり大盛況に終わりました😊
![](https://assets.st-note.com/img/1664157603767-GKhxfBZ211.png?width=800)
率先して手伝ってくれるグループもできて、この皆さんの尽力なしにイベントは成り立たないほど動いて下さり、本当に心強く感謝しかありません🙏
これぞ私が思い描いていた理想像。
近づいてる。近づいてる✨
しかしこの日の朝、自宅を出る5分前に思いも寄らない事態が発生して、実はあたふた大変だったんです、私…
家を出る間際に、長女の通う中学校から電話が入り、長女が授業で「動脈と静脈』の動画を観ていたら失神して痙攣を起こし、その勢いで頭を強く打ちコブができて今保健室で休んでいる。なので、今日は帰宅して自宅で様子を見てほしい。との連絡。
ええーーーーー∑(゚Д゚)!!!
失神に痙攣!!!!!!!
そんなこと、一度も起こったことないのに!!!!!
と驚きと心配と共に、
あぁ〜、このタイミングでですか…と思考は停止しました。
さぁ、どうしよう…
(だいたい学校からの電話は、なぜにこんな日に限って!と言うタイミングでかかってくる。まるで見えない誰かに試されているかのように…)
取り合えず電話口の保健室の先生に、長女と話をさせて欲しいと電話を変わってもらうと、いつもは元気いっぱいな長女の声がか細く泣きそうな声になっていて…😢
しかし、意識はちゃんとしていて、コブが痛いだけだと言う。
(とりあえず、私は会場に向かい準備と勢いのある最初の1時間をこなせば、あとは残りの皆さんでどうにかなるかもしれない…。)←心の声。
保健室の先生に「とにかく私も主人も家を空けてしまうので、誰もいない所で一人で寝ているよりも、保健室の方が安心だから2時間だけ時間をもらえないか」と聞いてみると、2時間くらいなら…と返事をもらえたので、電話を切ってすぐに、今日のイベントを手伝ってくれる皆さんの LINEチャットで状況を流すと、
『こっちはどうにかするから、長女優先に動いてください!』
と暖かくも心強い言葉がダダーーと連なって返ってくる。
まずは感動。心から感謝。仲間って最高だ。
そんな思いが身体中をトルネードのようにかけ巡った。
そんな感動を一人感じながらも頭を抱えウロウロしている私を、オフィスに行く準備をしながら見ていた主人。
「友達に電話して車を借りて長女を迎えに行ってくるから、ミホ(私)はKPCに行っていいよ。」
と言うではないですか
「え、いや、でも…仕事は……?」
と、聞くと、
「大丈夫。昼までミーティングは入ってないし、どうにかできるから。
ミホがいないと回らないんでしょ。大丈夫だから行っていいよ。」
と。
……
この主人からの申し出には、言葉にならないほどの思いが募りました。
「え、いや、でも…。本当にいいの…?」
と聞くと、
「学校とのやりとりも出来るから番号教えて。もう出るんでしょ?大丈夫、あとはやっておくから。」
と、神のような言葉をかけてくれ、番号をメモリ始めました。
いつの間にか私のKPCの活動に理解を示してくれるようになった主人。
本当に心から感謝する以外の何ものでもありませんが、実は活動を始めた当初はそこまで協力的ではありませんでした。
それが、本当にいつの間にか、「ミホのやっていることは本当に素晴らしいことだし、誇りに思うよ。」と、こうやってサポートもしてくれるようになっています。
私がこうやってKPCに打ち込めるのも、主人がそれだけ頑張って家計を支えてくれているお陰っていうのが大前提なわけで、その自分の仕事と同じくらい、私のしている活動を尊重し、思ってくれている事が何よりも嬉しいし有難いし励みになっています。
この日、結局M RIを取ることになった長女に半日付き添ってくれた主人。
おかげで私は物々交換会にも最初から最後まで居れる事になりました。
その間、時間を見ては主人に電話をし、アップデートを聞いて、その度「有難う!」を何度も伝える私に、「有難うって言ってくれて有難う。でも、僕の子供でもあるんだから、親だったら当然だろう?だから、そんなに言わなくてもいいんだよ。」と言ってくれる主人。
おいおい、惚れ直しちゃうじゃん。笑。
たまに友達に、「全く収入に繋がらないのに、どうして人のためにそんなに頑張れるの?」と不思議がられます。
聞かれる度に、まぁ、確かに、そうかもしれないけれど…と考えることもありますが、自分が子育てのスタートで辛い思いをして、その痛みを知っているのと、人との繋がりを私自身が求めているから。というのがきっと原動力となって私を動かしているんだろうな〜、と。
もちろん、どこかで収入に繋がれば嬉しいってのが正直なところですが、
そこを追いかけると目的が変わって見失ってしまうし、どれだけ儲かるか考えて動くようになってしまう自分が出てくるのも怖いのは確か。
そして、確かに「お金」としては入ってこないけれど、それ以上に「お金」では買えないものをたくさん受け取っているのも事実。
同じ目的を持ち、動いてくれる仲間もでき、そしてこの活動から私の存在を知ってまた違う分野での繋がりも生まれ、ある意味世界中に知り合いができて広がっている。
ね、これって絶対に「お金」じゃ買えないことでしょう。
そして何よりもこのKPCの活動のおかげで私自身が変われて、主人との関係も以前より更に良くなっている。
誰かのために頑張っている事は廻り回って自分を満たしてくれる。
私はそう信じています。
そして、このnoteを書くネタにもなっていますしね。笑
シンガポールにも児童館のような場所を作りたい!という思いから育児支援コミュニティKidsPriorityCafeを発足し日本に帰国後も主催運営しています。頂きましたサポートは有り難く運営費に使わせて頂きます🙏また、コラボ希望も随時受け付け中!お気軽にご連絡ください😃