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『好き』の反対は・・・?

『好き』の反対は、
『嫌い』ではありません。

『嫌い』というコトは、
それだけあなたの心の中に印象付いていて、
意識しているというコトです。

大好きだった人に裏切られたり傷付けられたりして、
「あんなヤツ、大嫌い!!」
と思った経験はありませんか?

そんな時はその人のコトが嫌いで、
忘れたくて一生懸命になっていますが、
「大嫌い!」
と思ってるうちは忘れられません

『私に大きな傷跡を残したヤツ』
として、その人はあなたの中の大きな存在として君臨し続けます。

「あの芸能人、嫌い」
というのも同じです。
『注目されている』という点では、
『好きな芸能人』の次にオイシイ立ち位置です。

また、一番好きなコトは、一番嫌いなコトの中に隠れているというコトも、少なくありません。

そして、あなたが一番したいコトは、それをしている人を見て腹が立ったコトの中に隠れています


毎日家事・育児に追われていて
「私は一体いつ休めばいいの⁈」
と思っているあなたの横で、
楽しそうにテレビを見ながらお菓子をほおばってくつろいでいる夫。
それを見て、腹が立ったコトはありませんか?

私は、あります(笑)
「そこでゴロゴロしてるだけなら、
せめて私の目の届かない所へ行って!」
と怒鳴ってしまい、
ダンナがプチ家出をしたのは内緒の話。
(あの時は私も若かったww)

私はあの時、自分もそんな風にしたかったのだと思います。

「何か手伝おうか?」の一言もなく、
私がすぐ隣で忙しく動いているのも気にならない、
平気でテレビを見て笑っている。
そんな主人が羨ましかったのです。
(書き方に、少し悪意があったらごめんなさい笑)

羨ましい。
その気持ちが膨らむと、
やがてその妬み(嫉妬)は怒りに変わります。

腹が立った時は、
『なぜあなたは平気でそんなコトが出来るの⁈』
という想いが隠れています。

その想いは裏を返せば
『私にはそれが出来ないのに』
というコト。

つまりは、自分もそんな風にしたいのです。


では、『好き』の反対は何なのか・・・?

それは、『何とも思わない』です。

淡々と過ぎていく毎日に、
何の違和感もなく溶け込んでいる風景。
毎日何の疑問も持たずに行っている習慣。

今日一日を思い返した時に、
記憶にも残っていないような出来事。
ただ、道ですれ違っただけの人。
通勤電車で横にいた、名前も知らない人。。。

それが、本当の意味での『好き』の反対です。


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