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色のなき紫陽花


現代技術と俳句の融合。


今の写真の加工技術って結構すごい。

同じ写真でも少し手を加えるだけで見た目が変わるというより、世界観が変わる。


俳句って、なんとなく肌感のあるものでしか なかなか題材にできなさそう、と思っていたのだけれど、こうまで世界観が大きく変わると案外できてしまう。


飽きないように、疲れないように続けるために、わざわざ散歩をして直接触れるだけじゃなくて 過去のいい感じの写真をポチポチ加工して題材にするのもいいなぁと思った日でした。


では、今日の俳句へ。

今日は「紫陽花」の写真をポチポチ加工して詠んでみました。

どんな映像の違いがあるのか想像しながらお楽しみください。


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朝晴れの踊る玉水紫陽花と




草の海ポツンとおおきなひまわり




夏の陽がくるぶし焼いて飛び起きる




松蝉よこれは『儚い』でいいのか




シルエットが汗を拭う。君薫る。




君香る汗を拭いし火花の夜




紫陽花や闇夜に1人君の輝る



その紫陽花 青桃黄の香を纏ふ



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今日の俳句で「なんとなく好きだなぁ」というものがあったら、ぜひコメントで教えてください!



今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。


幸せな風景に明日も出会えるといいなぁ



昨日の俳句

『ピントの合わない儚さ』


俳句にちょっと興味のある方へ


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