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「人間ドック」犬のドッグと勘違いしてませんか

7月10日は「人間ドックの日」です。
現在の国立国際医療研究センターで、昭和29(1954)年7月12日に初めて行われたことが理由で制定されました。

「人間ドック」の「ドック」のことを、犬の「ドッグ」と勘違いしていませんか?
「人間ドック」という言葉は、もともと「船のドック入り」に由来しています。 「ドック」とは、船を修理したり検査したりするための施設のことです。
それを人間に例えて、短期の検査入院の健康診断のことを「人間ドック」と言うようになりました。
これが「ドッグ」というと 「dog(犬)」になります。


そしてこの検査入院を初めて「ドック」と呼んだのは、政治家と言われています。
昭和12(1937)年、大物政治家が検査入院することになり記者会見を開き「病気ではなくて単なる健康診断」と、艦船が母港のドライドックで点検整備するのと同じ検査という説明をきっかけに、政財界で「ドック」という言葉が広まりました。


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