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「ハネムーン」の由来を聞くと切ない気持ちになってしまう!

6月といえば「ジューンブライド」という言葉があるように、挙式件数が多い月として定着しています。
ある結婚情報誌のアンケート調査では、1年を通じて6月の挙式件数は5番目に多いという結果が出ています。

そんな結婚してすぐに行く旅行のことを「ハネムーン」と言いますが、もともとは「結婚直後の1ヶ月」を指すようになり、19世紀になってから結婚後1ヶ月以内の新婚旅行を「ハネムーン」と言うようになったようです。

ちなみに、日本で初めて新婚旅行をしたのは坂本龍馬と言われています。
奥さんと、鹿児島の温泉まで旅行したのが最初だと、一般的によく言われていますが、結婚を祝う旅行かどうかわからないようで断言はできないようです。

そんな新婚旅行を意味する「ハネムーン」は、英語では「honeymoon」ですが、最初は「新婚旅行」のことではなかったようです。

「honeymoon」の「honey」は"蜂蜜"のこと、「moon」は"月"のことです。
「honey」は"蜂蜜"から派生して"蜜のように甘いもの"という意味があります。
「moon」の"月"には満ち欠けがあります。

そこから「ハネムーン」の由来とは、"蜜のように甘い幸福の絶頂期は満月がすぐ欠けるようにつかの間のこと"という比喩表現だったのです。

「ハネムーン」から帰ってきた後は、甘い新婚生活が待っているわけですが、その元々の由来はだんだん月が欠けてくるようにつかの間の幸せという例えの言葉なのです。
とても切なくてはかない気持ちになりそうですね。


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