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目の前の人を大切にする話

12月11日。

僕にとっては重要な日。


実は今日、個人事業主として開業してちょうど1年を迎えた。

なんとか一年生き延びたという方が正しいが。


振り返るのには早いが少しだけ今の気持ちを書いておこうと思う。



開業1年目

とにかく忙しい一年だった。

やりたいこととやること。

その2つが目白押しだった。

いろんな仲間も増えた期間だった。

オンラインサロン。

音楽。

仕事の仲間。

多くの人と出会った。

ありがたいことに、今後も長く付き合っていきたいと思える仲間も多くできた。


いっぱい失敗もした。

いっぱい人も傷つけた。

いっぱい人に嫌われた。

いっぱい人に傷つけられた。

でも全てが学びだと思えるようになった。

いい加減な仕事をする人にもたくさん出会った。

年齢問わず尊敬できて、この人みたいになりたいと思える人にもたくさん出会った。

その中からこの人といたいと思える仲間を選択できるようになった。



カウンセリングというものを仕事にする人は昨今多いと思う。

SNSの世界では特に。

みんな誰かに話を聞いてほしくて。

どっかにある答えを知りたくて。

でも答えはないんです。

答えはあなたの中にしかない。

この一年は僕も自分と本気で向き合った1年間だった。

いっぱい失敗もしたけど、向き合った量なら負けない。

それは時間とかそういうものではなく、

いろんなものを取捨選択したという意味で。

その取捨選択の中でいろんな人に助けられた。

それはアドバイスをもらったとかそういうことではなく、

黙って横に座って話を聞いてくれたり、

ときには耳の痛いことを言ってくれたり、

それでも胸を張って言えるのは最後は自分で決めてきたということ。


だから僕は自分で何かを決める。

そして自走する。

そんな人たちの手伝いをしたい。


変化はあった。

迷いもした。


でもブレなかった。


そんな自分を好きなることもできた。

だから僕と同じように悩む人に寄り添いたい。

そんな一年目でした。


イベントについて

1ヶ月後、僕は31歳になる。

31歳なんて思い描いたことなかった。

でもその年齢に僕はなる。


この1年、多くのイベントに参加した。

どこでも顔を出した。

それが楽しかった。



もちろん煙たがられることも多くあった。

話してもいないのに嫌われることも多くあった。

異質なものは拒まれる。

当然のことである。

でも気にせずいろんなコミュニティーに顔を出した。



最近、昔に比べれば傷つかなくなったと実感する。

関係ない。

しょうがない。

なんとかなる。

そんなことを自発的に言えるようにもなった。


そんな中でいろんなイベントに行って失敗も増えた。

全然楽しめなかったりする。

イラ立ちばかりが募りなんのためのイベントなのかと思うことが圧倒的に増えた。


そこでなぜ楽しめないのだろうかと考えてみた。


結論は1つ。

「すでに僕は楽しい」


正直な話、もう人間関係に関しては手一杯なのである。

会いたい人が多すぎて会えてない。

僕にとってはその方が機会損失なのである。

いろんなイベントに興味のままに顔を出す。

もちろん、そういう時期も必要だし、可能性を広めるという意味でとても素晴らしいと思う。


ただ正直今の自分には必要ない。

先日あさみさんのこの記事を読んでなんとなく引っかかっていた。


でも読んですぐはうまく言語化できなかった。


そこから何日か考えてわかった。


今の僕が欲しいのは深める時間なのだ。


まだ見ぬ誰かとではなく、目の前にいる大切なその人との関係を深めたい。


そして最近。

僕は一年かけて一人暮らしという目標を達成した。

今本当に楽しいし、いろんなものを選ぶことができるという幸せを実感している。


だから今後はイベントに出ることを減らそうと思う。


別に僕はあさみさんみたいに誰かに呼ばれるような人でもキャラでもないが、興味のままに行くのはやめた。


自分の興味を精査する。

そして目の前の人を大切にする。


そんなことを決めてみた。



これがどんな結果を生むかはわからない。


ただイベントで多くの人に出会って疲弊したくはない。


僕にはもっと大切にしたい時間がたくさんあるのである。




そんな小さな決意をした。


1年間。


人生から見ればただの1年。


でも僕にとってはとてもドラマティックで、

泣いて、笑って、怒って、考えて、

最後に大きな楽しいが待っていた。

少しずつ自分を好きになったとっても大事な時間。


いつもありがとう。

これからもよろしくね。


読んでいただきありがとうございます。もし気に入っていただけたらサポートをおねがいします。今後の感性を磨くための読書費や学びへの費用とさせていただきます。