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業務目標「復職した子が社会人生活で1番笑った1年にする」でもよくない?


私は中間管理職サラリーマンなのですが、先日人事異動の話がありました。

新しく異動してくる子(Aさん)はしばらく会社を休んでいて、私のチームで復職することになりました。

Aさんと面談したのですが、仕事に対する考えも真面目だし、人柄もよく何も問題なさそうでした。

むしろ素晴らしい!

前の職場の上司ガチャに外れたのでしょう。

会社の業務目標は通常、前年比〇%、予算比〇%などを記載しますが

「Aさんが社会人生活で1番笑った1年にする!」

と書けたらいいのになと思いました。

一般的にはふざけた業務目標を少し真面目に考えてみる

業務目標とは会社の利益のためにあなたは何をするの?という内容を書くものです。

「Aさんが社会人生活で1番笑った1年にする」と書いた時に、会社への利益は何があるだろうと考えてみました。

①成長したAさんが今後何年かにわたり会社に利益をもたらす

Aさんは復職後すぐにはパフォーマンスが発揮できないと思います。

しかしチームメンバーを信頼しながら仕事を続ければ必ず成長します。

成長したAさんは今後何年にもわたり会社に利益をもたらしてくれるはずです。

②将来Aさんの部下になる人への影響

一般的に会社を休むことはネガティブに捉えられがちです。

本人にとってもその経験は苦い経験ですが、少し先の将来必ず活きます。

一番大きなところは自分より弱い立場の部下や後輩に対して優しくなれることですかね。

私は会社を休んで復帰してきた方のそんな姿をたくさんみてきました。

そんなAさんが出世すれば優しいマネジメントができる人材になれそうです。

そこで働く部下の子たちの離職率は下がるでしょう。

これも会社にとっては非常にプラスです。

③会社への不信感が信頼へ変わる

Aさんが会社を休むに至った経緯の中で、少なからず会社に対して不信感が芽生えていると思います。

そんなAさんが今回の異動で偶然私のチームになり、仕事への満足度が高まったとします。

そうなると今回の異動を決めてくれた会社への不信感は信頼に変わると思います。

これは私次第ですね。

会社への信頼は日々の仕事ぶりやAさんが後輩たちに与える影響を、会社視点では良いものにしてくれます。
※私は大して会社は信頼していないのですが、会社視点の利益のみ考えれば良さそうです。

このように考えると一般的にはふざけた業務目標が的を射ているようにも感じます。

さすがにこれを目標にすると上司から怒られるので書きませんが(笑)

ただ私の隠れ目標として

「Aさんの社会人生活で1番成長を感じられて、1番笑った1年にする!」

ということを心の中で設定したのは上司には内緒です。

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