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「22卒就活やばい」ってホント? 内定椅子取りゲームに勝つ3つのチェックポイント

はじめに

noteの閲覧ありがとうございます。10年以上就活に携わっており、少しでもお役に立てたらと記載したnoteです。

月間3000人以上の方に閲覧頂き、こちら経由でご連絡頂いた複数の方の就活支援も行わせて頂いております。

過去に就活支援をした、商社/デベ/広告などの社員と協力して、就活支援/就活メンターサービスをスタートしました。

就活不安だなー」「社会人メンターついてくれたらいいいなー」という方は、気軽に無料サロンにご参加ください。

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このnoteでは、

・前半:22卒就活の問題点
・後半:22卒のみなさんがどの様な対策をするべきか

を記載しています。9000文字超えてしまっていますが、少しでも皆さんの就活のお役に立てましたら幸いです。

筆者のプロフィール

新卒採用支援を10年以上行ってきました。

超零細企業ながら、国内大手総合商社や、政府系金融、メーカー(総合、素材含む)、デベロッパーなどがクライアントです。

10年商社やデベロッパーなどの難関就活支援をしてきたので、財閥商社や財閥デベロッパーなどの社員の友人がかなり多いです。※おそらく日本の就活支援会社の中ではトップクラスだと思います。(嫁さんも総合商社の総合職です。)

ちなみに、私は、年間300-400名程度面談し、向いている業界や会社のアドバイスや、採用担当への紹介をしております。

22卒の学生さんとも250名程度の面談を実施してきました。

本業に内緒で投稿しているので、面接対策や非公開枠など興味ある方は 気軽にTwitterのフォロー&DM or info@careertabi.com までご連絡ください。

info@careertabi.com 


22卒就活ぶっちゃけやばいです。

景気の悪化により、人気企業の採用の人数も軒並み減っています。

ただ、それより大変なのが、
・エントリー増による就活という【内定イス取りゲームのハードモード化】
・なぜ落ちたかわからず企業視点で就活を続ける【就活生迷子化】
・採用活動の効率を求めた結果「なぜ採用できないかがわからない」【採用担当者の脳死現象】

このあたりが起きてくると考えています。

※これ書いたの2020年7月頃だったのですが、採用取りやめの企業も増えてますね。

コロナウィルスで就活界隈に起きている事

人気外資系企業や日系の大手企業がお客さんなので、採用担当の皆さんに色々とヒアリングをしています。

総じて起きている現象は、
エントリー数が例年と比較して増加している
ということです。

コンサルファームA社:エントリー数約1.8倍
インフラB社:エントリー数約2倍
金融C社:エントリー数約6倍

など、例年より大幅にエントリーをしているという現状があります。

これは、
・コロナの影響で不安に思った学生さんが増えた
・体育会学生さんのインターン市場への流入(部活動が休みになっている)
・一括エントリーシステムなど効率化を謳うサービスの流行

の3要因が大きいと考えています。

※ちなみに、一括エントリーシステムって、効率的じゃ無くて、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」形式のサービスなので、結局企業さん/学生さんの双方にとってマイナスな面が大きいです。

就活どうなる?

効率化を求めた結果ミスマッチが生まれまくるということになると予想しています。

採用担当としては、
・たくさん学生さんがエントリーしてくれて嬉しい!社内で評価上がるー!ううぅぅぅぅう!
というポジティブな側面と

・選考するの大変だなー、どうやって回そうかな、工数増えるしなー
というネガティブ面があります。

結果的に、効率だけを考えるだけの社員酸が採用担当をしている場合、とにかく効率重視で採用活動をこなしていくことになります。

学生が選考を通るかどうかは、エピソードの特殊性/成果勝ちになってしまう

そうなると、「ESの内容が、特殊なもの、成果が高い人」が選考に残って行くことになります。

実際に、学生さんのESを見てみても、例年通っているだろうという内容が書かれている場合でも、落ちてしまっている方が多く出てきています。

どうしたら他の学生と差がつく?

①高い結果を出す(今取り組んでいることを頑張る)
②自分のことを構造的に把握し、論理的に伝えられるように特訓する
③非公開採用枠や、面接確約コースなどを持っている就活支援業者/内定者を探す
(今年は意外と重要)

ことが重要になります。

某総合商社の採用担当と話した際に、
「学生の皆さんには、今取り組んでいること、今から取り組むことに全力を注いでほしい」という事を仰っていました。

そうすると、自分の想いや行動を具体的に話す事ができ、面接で通りやすくなるというアドバイスを頂いています。

学生さんの中には、「就職活動があるから今取り組んでる事は一旦ペースを落として企業研究をしよー!」という人も多くいらっしゃいます。

そういった方の多くが、企業(業界ありき)での就活になってしまい、面接で抽象的な社会一般に言われることを話す典型的な「量産型就活生」になっていきます。

採用人事からすると「抽象的なことしか話せない量産型就活生」と話をすることはぶっちゃけ苦痛です。

自分のことを具体的に話せるように、今の活動に注力し、説明する訓練を積んで下さい。

また、ESでエピソード勝負になってしまいなかなか通らないという状況が生まれているため、ES免除で面談からスタートできることは重要です。(しかも、合っていると思う会社を勧めてくれたり、内定者の推薦ということで下駄を履かせてくれることもある。)

早期内定をもらうための3つのチェックポイント

①自分の強み、考え方が現れる具体的エピソードを話せますか?
②人に簡潔に、具体的に伝えられますか?
③友達、知っている人に伝えて、それが強みだねと納得してくれますか?

この3点は、必ずチェックして下さい。
これができていない場合、早期内定(自分が行きたいと思う会社の内定)はできないと思っていいです。
※コンサル対策としてケース、ジョブの対策しまくって、ひたすら論理的思考力勝負をする人は別。あとエンジニアも。

【NG例エピソード】(以下の文章、読むと吐き気がすると思うので飛ばしてOKです。)

アルバイトでシフトリーダーとして売上向上の貢献したく、誰よりもバイトにコミットしました。バイト間のモチベーションが低かったので、積極的にコミュニケーションを取り、問題点を洗い出しました。重要な問題ががわかったので、その解決の為に問題解決能力を発揮して、取り組みました。結果的にバイトのやる気が改善し、売上を1.2倍に増やすことができました。

こういうエピソードを書く学生さん、結構います。

読んでて気持ち悪くなりませんか?具体的なことが書かれていない(抽象的な表現ばかり)ため、ストレスを感じたまま読み進めないといけないためです。

※抽象的なこと「誰よりも」「コミット」「積極的に」「コミュニケーション」「問題点」「重要な問題」「問題解決力」。

→これは言い換えをして具体的に直すべきです。

また、「自分の強みが現れるエピソード、これだなー」という事を認識できたら、是非ご友人、先輩、ご家族、就活のメンターなどに伝えてみて下さい。
・具体的に話せているか(情景のイメージができるか)
・(相手が思う)自分の強みに合致してると思うか

を聞いてみる事をおすすめします。

もし、「強みが現れているエピソードがそれではない」と返答があれば、どの経験/行動に強みや特徴が現れているかを聞いてみて下さい。

そして自己理解(他己分析、自己分析)した結果を、面接で面接官に話す様にして下さい。きっと就活が上手くいくはずです。

就活支援企業は上手く使うべし

就活支援をしている企業はいま無数にあります。

・選考の特別枠を持っている
・ES添削・面接練習をしてくれる

など、使わないよりは使った方が就活で得する場合があります。

その時に、是非仲がいい先輩などから、その就活支援会社の評判を聞いてみて下さい。

「ベンチャーばっかり紹介されるよ」
「メンターガチャでSSR当たればめっちゃいいよ」
「そこの会社実は超大手の優良案件持ってる」

など使っていた就活支援企業の特徴を踏まえて、教えてもらうことができると思います。

是非、ご自身に合った就活支援会社を探してみて下さい。

ちなみに私は「この採用支援会社オススメですよ!」ということは一切いいません。※なぜなら、人によって合う、合わないがあるから(話を聞かないとアドバイスできないため!)

中には、「〜〜大学です」って言っただけで、「君には〜〜のITベンチャーが向いてるよ!」というサンドウィッチマン並の初手ボケをかましてくる就活支援会社もいるので、その辺り気をつけて下さい笑

そのへんは先輩方から話を聞いてみてくださいね。

あと、私の本業の会社は、人気企業とのつながりがかなり強いです。(特に上位校に人気の企業さん)本気で総合商社やデベロッパー、金融など狙いたい方は、ご連絡ください。

※私の面談は無料です。クライアントさんから優秀な学生さんを紹介して欲しいということで費用を頂いているためです。

※基本的に内定者からの紹介で成り立っているので、あまり知られていませんが、クライアントさんには恵まれています笑

結論:やることちゃんとやってれば全然やばくない!

選考のアドバイス

この記事は、月間2500弱の閲覧数があり、22卒(23卒)のみなさんがかなり困っている事を感じています。

そこで、せっかくたどり着いて頂いたので、以下に、選考のアドバイスを記載致します。

グループディスカッションの対策を考える

前提:グループディスカッション(GD)では必ず発言すること
グループディスカッション(GD)は、「議論を正しく進められる学生を見分ける」ために利用されます。

過去何度もグループディスカッションのフィードバックを行いましたが、議論に参加ができる、発言できる学生しか評価をすることができません。

発言がない、少ない学生に関しては、基本的に無条件で選考に落ちてしまいます。

※ただし、少ない発言でも、的を射た発言や、議論を前に進められる発言をすることで評価をされることもあります。

特に総合商社のディスカッションでは、外資金融、コンサルなどのインターンに参加した猛者達がこぞって参加をしています。

「他の業界のグループディスカッションよりも発言数が多く、議論をリードしようとする学生が多く、たじろいでしまった」という感想を持つ学生が多くなっていますので、苦手意識がある方は本番までに練習を必ずするようにして下さい。

大きく分けて社員が評価するポイントは3つ
・思考力
・コミュニケーション力
・議論の進め方

の3点を見ていると言われることが多いです。

※企業によっては別の観点を評価している場合もありますが、大枠上記3点に分類されます。

思考力
・お題が出たら、発表までに何を話し合うかを考えられる/逆算して物事を考えられる
・論理的に考える(なんとなくで議論をしない)
・建設的な議論を心がける/否定をする際には対案を出す

対人力(チームワーク)
・頭から相手の意見を否定しない
・雰囲気を盛り上げる(あいづちをつ)
・相手の話をよく聞く

議論の進め方
・前提条件をチームに共有する(共通認識を持たせる)
・共通認識からそれた場合に修正する。
・話をしていない人に話を振る、意見を引き出す

などが評価ポイントとなります。

グループディスカッション(GD)の種類を知る
グループディスカッション(GD)は大きく分けて、3種類(資料の有無をいれて6種類)に分けられます。

※取り入れている企業は、若干情報が古いので、今年版は別で探して頂いたほうがいいかもしれません。恐縮です。

①ケース(フェルミ推定)/課題解決型
ー例ー
・渋谷にあるスターバックスの1日の売り上げは?(フェルミ推定)
・渋谷のスターバックスの売り上げを1.5倍にする方法を考えて
・オリンピックのメダルの数を2倍にするには?

ー取り入れている企業ー
・電通
・博報堂DYグループ
・キリンホールディングス
・アーサー・D・リトル
・経営共創基盤(IGPI)
・野村総合研究所
・J.P.モルガン
・モルガン・スタンレー、、、など

②ディベート型
ー例ー
・海外留学をするべきか
・企業は成果主義を取り入れるべきか

ー取り入れている企業ー
・伊藤忠商事
・ネスレ日本、、、など

③自由討論型 (選択肢があるもの、ないものどちらもあり)
ー例ー
・理想の就職活動とは
・新入社員が身につけるべき能力は
・人はなぜ働くのか
・小学校に英語教育は必要か

ー取り入れている企業ー
・三菱UFJ銀行:総合職
・日産自動車:グローバル・マーケティング
・双日:総合職
・野村證券:IBD
・三井物産:総合職、、、など

の3種類に分けられます。

更に、それぞれに、資料のあり/無しの2種類に大別され、全6種類に分けられます。

それぞれのディスカッションの対策方法、考え方がありますので、後日解説をしていきます。

今後、本選考やインターンでグループディスカッションを体験する方も多いと思いますが、どんな選考があるかを知りしっかり対策することで、悔いのない就活をして下さい。

ES/面接を考える:サークルで人数の減少に歯止めをかける学生はもういらない

学生時代に力を入れた活動として、サークルの人数減少を解決するために練習を工夫してプロモーションの改善に取り組んだことを挙げる学生が後を絶ちません。

基本的に面接に通りづらくなるだけなので、やめたほうがいいです。

①就活生のうち2割程度が同じ話をするため、わざわざレッドオーシャンのエピソードを話す必要がない
世の中の就活生の多くが、この人数を増やすために新歓頑張った人材に変身します。
※個別面談を行う中でも、2割に程度がこの量産型就活生になっています。

②面接官がイメージしづらい
面接官(特に営業社員)が普段仕事をする上で、「自分の部門の人数が減って大変だから、プロモーションをして増やさないと!」と考えて行う仕事は多くありません。

社員が普段する仕事と比較した時に、

・面接官自身の仕事と照らし合わせられる話の内容
・イメージした上で、打ち手が有効だと思える納得感がある回答

をすることが重要です。

ライバルは、自分と同じ属性の学生です。

各社の内定者の計画の中で、ある程度の属性の枠が設定されていることが多いです。

※体育会枠、海外人材、経営人材など、企業によってまちまちですが、ある程度設定されています。

企業が設定する枠の中には、「サークル人材」は基本的に入っていないと考えていいと思います。サークルの中で何を行ってきたかで勝負をする際に、他の人が話す、

・人を増やした
・合宿係をした
・やめる人数を減らした

など、ありきたりな話をすると、面接官には一切覚えてもらえません。マジで覚えてもらえません。

※同じ話をして差をつけるとしたら、

・見た目:顔、スタイル、爽やかさ
・立ち居振る舞い

程度しかありません。

なので、「他の人が話しそうな話」は基本的に避けて話すべきなのです。

※某外資金融の内定をして、現在総合商社で働く先輩社員さんは、基本的に「大学院の油の研究。舌が油をどの様に美味しく感じるか」ばかり話していました。外銀の社員さんからは「あ、油の子ね!」と面接の際に覚えてもらっていたとのこと。

倍率を考える
自分と同じ枠で勝負をする学生が何人いて、何人の枠があるかを考える事で、いかに内定者の枠を争う倍率が高いかを考えてみましょう。

例:総合商社の体育会
毎年体育会の学生が、各社30〜50名程度内定をしているとします。
5大商社で合計すると200人程度が体育会の内定者という事になります。

早慶以上の体育会生はざっくり見積もって10,000名程度として、総合商社を受ける学生を仮に4,000人と仮定すると、だいたい体育会生の中でも20倍程度の倍率になります。

全体で10%弱しか所属していない体育会ですら20倍程度になる事を考えると、その5倍はいるサークル活動を行っている学生の中では、100倍以上の倍率になる事が考えられますね。

サークルの活動を話すとしたら何を話すべきか
それでもサークルのこと意外はなすことがない!!という方もいると思います。そのような方は、

社会人がイメージしやすいトピックを話す事が重要です。

社会人がどのような仕事をするかを想像し、下記のような経験をした方は、それを話す事がいいでしょう。


・他校との練習試合、大会の調整
・外部コーチ、監督の比較、交渉と招聘
・グラウンド練習場所の確保と、サークルメンバーへの伝達
・公的機関や大学へ提出する書類作成
・サークル新設の主導

など。意外と、「そんなの普通じゃん」と思われるかもしれませんが、社会人も同じような事を経験して年齢を重ねていくのです。

よほど打ち手が斬新であるか、20人のサークルを300人にしたなどの結果があれば別ですが、基本的には上記のように人を増やした以外の話をした方がいいでしょう。

早期選考を突破するための心構え

日系大手企業の本選考を前に、様々な業界を見る学生さんが多いと思います。

※少なくとも、「3月から就活は始めればいいんだよね?」と思ってぽけーっとしている学生さんは、自分遅れてるって思ってくださいね。※私が本業で行っている就活支援事業では、すでに8月頃にコンサル内定を獲得している方が多数出ており、2020年12月現在、23卒の施策の集客を開始しています。

11月〜3月頃にかけて、「早期内定につながる面接」に参加する機会も多くなりますので、その際の心構え3点をまとめてみました。

①自分の過去の経験の選択軸を理解しておく
面接官は様々な質問をして、皆さんの行動軸、物事の選択軸を把握しようと努めます。
(なぜその行動を行ったか、どういう思考プロセスを辿ったかを測るための質問を繰り返します。)

その際に、ご自身がどのような選択をどのような理由でとってきたか、振り返りをして完結の話せるようにしてください。

「なんとなく」や、「先輩に惹かれて」などの曖昧な回答は控えてください。

「先輩に惹かれて」ではなく、先輩のどのような点に惹かれたか、価値観がわかるように回答して見てください。

例:「先輩が勉強熱心で、ラクロスの技術向上に関する勉強量が豊富であり、部活外でのネットワークを非常に多く持っていました。自分もそのように努力できる人がいる環境に身を置きたいと思ったからです。

などの回答をすることで、ご自身がどのように思って選択をするかが相手に伝わるようになります。

※上記のように回答すると、面接官からは、

「昔から努力できる人が多い環境に身を置くことが多かったんですか?」
「努力できる人がいないときにはどうするんですか?」
「なぜ努力できる人が多い環境がいいんですか?」

などと聞かれるので、ご自身の経験から具体的にその理由を回答してください。

②明確な理由がなければ、業界を絞らない。「キャリアの選択軸/選社軸」を話せるようにしておく。

ここ数年で増えてきているのですが、「メーカーは興味ありません」と話を聞いていない/見ていないのに業界を絞ってしまう方が多くいます。
これはやめたほうがいいです。

業界間の比較をした上で、「そこの業界ではなく、別の業界の方がいい理由」を、回答するようにしてください。

※体育会生や院生などで時間が取れないという方は話は別です。

例えば、会社に入って何かの商材を調達する仕事に就いたとします。
その際に、比較をしないで「なんとなくこの商材をこの業者から買おう」という意思決定はしないはずです。

納期、品質、金額などを自社の都合と照らし合わせて、比較検討すると思います。「納期が守れて、品質が高く、金額がなるべく抑えられる」ことが「意思決定の軸」だとします。

皆さんにとっての「意思決定の軸」を、「キャリアの選択軸/選社軸」と置き換えた場合に

多くは、過去の経験から
・得意なこと
・やっていて楽しいこと
・結果が出ること
などを振り返り、その考えや思考、行動の過程を仕事でも活かせるような会社を探していると回答すると、面接官に納得感を与えることができます。

例:早期の面接(2月頃までに面接の望む場合の受け答えとして推奨したいもの)

面接官:志望業界はどこ?
学生「現状、明確に絞っていませんが、人を喜ばせることがとにかく好きで、数字に対しても考えることが好きだったので、この力が活かせる会社を探しています。」
面接官:それはなぜ?
学生「私は学生のみで経営するバーの店長として働いていまして、お客さんにいかに喜んでくれるかを考えているからです。お客さんに喜んでもらうため、お笑い芸人のトークを研究して周りを楽しんでもらえるために実践しています。(また、店長として学生レベルですが利益を出すために売り上げとコストを常に意識してバーの経営をしていまして、お客さんが喜んでくれて利益が上がる仕事に対して、とてもやりがいを感じています。)」※括弧内は長いので入れなくても可

など、会社を選ぶ軸として自分がどういう考えを持っているか、なるべく短く回答できるようにしてください。※ちなみに上記の例は、某財閥系商社で活躍する社員さんが実際に面接で回答していた例です。

面接の際には、11~12月から2月頃までの時期は幅広く業界を検討していいる回答して問題ありません。
むしろその方が「柔軟に物事を考えられる学生さんなんだな」と、良く認識して頂けます。

※外資金融、外資メーカーなど、志望度、理解度を求められている企業の場合には、その企業でないといけない理由や業務理解が必要ですのでご注意ください。

③「質問はありますか?と」聞かれた際に、自分の過去の経験や考えに照らし合わせて質問をできるようにする、相手が話しやすそうな質問をする

質問を通じてご自身の考えや軸と、相手の会社がマッチしているか、測るようにしてください。

例:過去の経験とマッチしているか測る質問

「ラクロス部で活動する中で戦略を考えることが多くて非常に楽しいのですが、御社で頭を使って戦略を考えたなと思うような場面があれば、具体的に教えていただけませんか?」

例:相手が話しやすい質問

若手社員に対して
「裁量権についてお伺いしたいのですが、入社して間もない頃に仕事を任せてもらったなと思った具体的な経験があれば教えて頂きたいです。」
年次が高い社員に対して
「中途社員や新卒社員など様々な考えをお持ちの方が多いと思うのですが、チームで成果を出せたなと思うときはどのような工夫をされていましたか?」

などなど

→面接官が回答をした際には、できれば一言二言重ねて質問できるとなおいいと思います。

上記ができると、「コミュニケーション力がある学生だったな」という認識を持って頂きやすくなります。

少しでも参考になれば幸いです。

https://careertabi.com/?p=572

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