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悪魔に勝つ力!?『レジリエンス』の鍛え方

この記事を読むと、自分の力ではどうしようもない困難に直面したときの向き合い方や、困難に打ち勝つ力の鍛え方がわかります。

今日はレジリエンス(Resilience)の鍛え方についてお話していきたいと思います。

レジリエンスとは?

レジリエンスという言葉をご存知でしょうか?
日本語では「反発力、精神的回復力」などと訳される言葉で、医学では「不利な状況でも、正常な平衡状態を維持できる力」という意味で用いられる言葉です。

「自分の力だけではどうしようもない災害や家族の不幸、仕事上の出来事を受け入れてしなやかに交わす力」と言えば良いかもしれません。

いつ終わりが見えるかわからない現在の状況や、この後訪れる事が予想される経済的な不安、そんな最中でどのようなキャリアを構築していけばよいのかという不確実性の高さと向き合い、冷静に正しい選択をしていくためには、レジリエンスを鍛えておくことが重要と思い書くことにしました。

レジリエンスが高い人の4つの特徴

1.感情の起伏が少ない人
感情の起伏が激しい人は小さなことで落ち込んだり、イライラしてしまいます。
結果に一喜一憂せずに、失敗した際には何がいけなかったのかを検証し、また次の挑戦に素早く移れる状態を作って置ける人の方が成功確率が高まります。

2.自尊心の高い人
自分自身のことを好きだという感情や、自分のことを大切に思える気持ちを持ち、自信を持っている状態こそ、大きな変化と対面する時には必要になります。

「今は上手くいってい無くても、俺なら出来る!」と考えられていれば、苦しい状況をやり過ごす力になります。

3.自己肯定感の高い人
自尊心とも似てますが、自分を肯定的に捉える力がレジリエンスを高めます。何度も失敗していても、前よりも出来るようになったポイントや小さな成長に目を向けることで、自分の挑戦を肯定し、

もう少し頑張ったらもしかしたら出来るようになるかも。と粘り強く挑戦し続けられる必要があります。

4.程よくポジティブな人
何でもかんでもポジティブに受け入れると言うのは、反省と改善の機会を失いかねないので良くないようですが、レジリエンスを高める上では、程よいポジティブさが大切と言われています。

困難にぶつかっても「なんとかなる」「次こそは出来る」と挑み続ける事が出来るように程よいポジティブさも必要なようです。

レジリエンスを鍛えるために私が行う4つの事

ではどのようにしたら、レジリエンスを鍛えられるでしょうか?レジリエンスについての書籍は複数あり、レジリエンスの鍛え方も多数紹介されています。今日は面倒くさがりな私でも継続的に実施できている方法をご紹介します。

1.小さな目標を設定し記録する
目標を達成すると、幸福感を生み出す脳内ホルモンであるドーパミンが分泌されます。達成感を得ることで「自分はできる」と言う気持ちを作り出すことができます。

週に3回は運動する
帰りに一駅手前でおりて歩く
資格試験の勉強を毎日10分はやる

達成感を感じられそうな目標を設定し、記録することで自尊心や自己肯定感が鍛えられます。

私は週に3回、自重トレーニングをしています。

2.瞑想をする
瞑想というと「やってみたけど続かなかった」と言う方も多いとと思います。

私自身も何度か挑戦するものの、色々なことが頭に浮かんでしまい集中できず、三日坊主を続けていました。

しかし、今は毎日実施出来るようになっています。

継続のコツは、1.短い時間から始めてみる 2.日々の習慣とセットにしてみる 3.呼吸の秒数カウントからやってみる でした。

瞑想は15分から!と言われることも多いですが、5分だけで良いのでやってみてください。いきなり15分はできない人も5分程度なら耐えられると思います。

また、習慣化が出来ないという方も多いです。新しい習慣を生活に取り入れるのは難しいですよね。しかし、すでにある習慣に付加するのはそこまで難しくなくできるのではないでしょうか?

私は入浴前に瞑想の習慣を付加することで継続できています。

3つ目は4秒鼻から息を吸って、8秒かけて口から吐くと決めたらその秒数カウントに集中すると言うことです。「呼吸に集中」と言われても色々なことが気になってできなくなる方も、息を吸って吐く秒数カウントなら集中して行えるのではないでしょうか?是非試してみてください。

3.感謝日記を書く
感謝日記が最も簡単でかつ、レジリエンスを鍛えるために最も有効な方法の一つと言われています。

毎日夜にその日にあった他人への感謝を日記に書いて置く。これだけで柔軟性や客観性が増し、レジリエンスが高まります。

また、日常的に感謝の気持を忘れない人ほど幸福感も高く、健康的な生活を送りやすいという研究結果も出ています。

感謝の中身は何でも構いません。
「今日も笑顔で過ごすことができた」
「今日も妻が美味しい料理を作ってくれた」
「同僚が残業を手伝ってくれた」
当たり前のことを当たり前と思わずに記録することで、より感謝の気持ちを持つ効果が増していきます。

できれば、感謝の気持ちはその相手に伝えてみるとより効果が高まります。
人は「照れくさい」と感じたり「言わなくても伝わるだろう」と思い込み、
感謝を口にしない傾向(感謝ギャップ)があるそうです。

感謝する方にもされる方にもプラスの効果があるとするなら、感謝を控えることのほうがデメリットを生む行為だと言うことになります。

ぜひあなたも、日頃一緒に過ごしている同僚や、家族へ感謝の気持を口にしてみてはいかがでしたでしょうか。

4.自分の強みを理解し、キャリアデザインをする
自分の強みを知ることは、自尊心や自己肯定感を増すだけでなく、何らかの困難にぶつかったときにも、困難を乗り越えるすべを、強みを生かす方法で、実現する可能性を高めます。

また、強みを知り活かす行動を生活や仕事の中で行うことは、人生の幸福感を増すことにも繋がりますし、パフォーマンスの向上にも繋がります。

強みを知る方法には様々な方法がありますが、VIAサーベイというものが無料でできてあなたの得意な分野や特性をランキング形式でお知らせしてくれるのでおすすめです。

https://www.viacharacter.org

ちなみに私の結果は、下記がTop5でした。

□VIAサーベイの結果
1位 希望
2位 向学心
3位 創造性
4位 勇敢さ
5位 愛情
別で行ったストレングスファインダーの結果が、下記だったことと比較しても、
どちらのサーベイ結果でも自分の特性がある程度出ていると実感できます。

□ストレングスファインダーの結果
1位 学習欲
2位 収集欲
3位 戦略性
4位 着想
5位 未来志向

大切なのはこれらのサーベイをどのように生かしていくかにあります。
自分の強みを困難を乗り越える力や、人生設計(キャリアデザイン)に活かすことで、あなたの未来に対するレジリエンスは確実に高まることになるでしょう。

まとめ

本日の記事では、レジリエンスを鍛えておくことで困難に立ち向かう力を身につける重要性と、レジリエンスが高い人の特徴。そしてずぼらな私でも継続的に行えているレジリエンスを鍛え方を紹介しました。

レジリエンスの鍛え方にはここには書いていない方法(感情日記を付けるなど)もたくさんあります。また全部を一度に行う必要はなく、一つだけ取り入れてみるということでも構いません。

外出自粛が続いている今こそ、これから来る大きな社会の変化や環境変化に対するレジリエンスを高め、未来を切り開くキャリアの選択を明るく前向きに行い、挑戦できる環境を作りましょう。

笑顔になれて、レジリエンスを高められるキャリア相談をご希望の際はぜひお声がけください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一人でも多くの方がウキウキ、ワクワク働く社会を実現します。週一更新LINE@【LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40078qhmzv