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転職市場で人気者!レアキャラになる2つの方法

個人の時代だから、タグ付けが重要

個人の時代になり、どんなスキルを持っているのか、どんなタグを持っているのかで、あなたの市場価値が決まる。

Valueshiftにともなって、今までの価値、先入観、思い込みがまったく通用しなくなりました。

これから大手企業までも後継者不足によって倒産する可能性があるからです。

幹部候補生を育成するプラントしては、3年周期でいろいろな部署へ異動させるケースが多くなっている。

そのため、日本企業の幹部は専門性がまったくないというのが特徴になる。

専門性がないということは深い知識、経験がないため、意思決定も遅くなる特徴がある。

修羅場の数についてもあまり経験をしておらず、最後は責任を部下や現場に押し付けて、トカゲのしっぽ切りのような事をする。

これが起きる原因は、アッパーミドル層やシニア層が未だに製造業型ロールモデルの考え方が正しいと思いこんでおり、発言権をもっていることだ。

経営者や人事が本気になって改革をすすめていかないと、彼らは逃げ切りをはかることになり、形骸化してしまうリスクがそこにはある。

粘土層ともいわれる抵抗勢力やしがらみと徹底的に戦わなければ、イノベーションは起こせない。

戦う人材になるためには、それなりの修羅場の経験とそれなりの意思決定をすることができなければならない。

イノベーションを起こしたいけど、起こせないとわかった瞬間に、転職を考える人がいるけれど、ホームでできないことがアウエーにいってもできるわけがない。

勘違いがちになるのですが、できないことはどこにいってもできないということに気づいている人はほとんどいない。

重要な会議は密室の会議であり、末端までその内容を知らされることはない。

大企業のモヤモヤ病ともいいかえることができる。

そうならないためにも、個人の専門性とスキルアップが必要になっていく。

専門性ということになると、資格を取得、英語、プログラミングなどと言われていますが、これは違う。

仕事のスキルが求められるわけですから、目の前にある仕事を食わず嫌いしないでやりきること。

あとから見直すと山になることがある。

あれもやりたい、これもやりたいといって、つまみ食いをするスキルより目の前にある仕事を一生懸命やってきたスキルでは専門性の深さがまったく違う。

そのタグを手に入れることができてれば、チームを作る時の参考資料になる。

チームを作るときに私が常に考えているのが、特徴の違う人材を組み合わせるようにしている。

わかりやすくいうとサッカーのFW、MF、DFに誰を配置して、どう戦略を立ててゴールを目指すのかをイメージしてほしい。

細かいパスをつないでいくのか、サイドアタックをするのか、ロングパスでカウンター狙いなのかなど、いろいろな特徴に合わせて戦略を作ることにしている。

似たような特徴を持っている人がいないというのが私のチームを作る上でのポイントになっています。

主導権を握り、縦も横もできる人材になる

日本人の特徴として、権力者にはものをいわないというのが暗黙のルールである。

組織にいる以上、上司が黒といったら、黒になるし、白といったら、白になる。

真実とは別のことであってもモノをいうことは、謀反に近いからだ。

そうすると組織からはしごを外されて、出世をすることができなくなり、キャリアも頭打ちになる。

そうすると自然と転職をして退職をすることになるだろう。

そうならないためにも、どうしたらいいのかということを常に考える時代である。

タグ付けは市場性と希少性の掛け算であり、うまく縦も横も動きが取れるようにする必要がある。

時には組織の垣根を超えてコラボレーションすることも求められる事になり、そのためには顔を覚えてもらうことやソーシャルネットでいろいろと発信をしていくことでファンを獲得していくことが求められる。

セルフブランディングとして自分の得意なことや好きな事をブラッシュアップすることではなく、目の前にある仕事を徹底してやってきた結果がブランディングにつながっているケースが多くあります。

市場性というのはそういうところから生まれてくることになり、口コミでバズる事になります。

年功序列、終身雇用が崩壊したといわれている現在ですが、いまだに企業の多くには年功序列、終身雇用の考え方が根深く残っており、これが思考停止につながっていくことになっています。

判断が遅くなればなるほど、悪い結果になりやすくなっているからです。

即断即決できるように権限を与えておらず、上司の判断でやったことについては、上司の責任とすることができるため、部下はほとんど思考停止の状況に陥ります。

役職は役割であり、偉いということではありません。

日本人は肩書に弱く、地位がある人については、どうしても卑屈になる傾向があり、そこで相手に主導権を握られてしまう事になります。

対等に見れることができるようになると、主導権争いをすることもありますが、ロジカル、ファクト、数字がともなっていたらたいていの場合、こちらが主導権をとることができます。

研修は勉強会のイメージが有り、教えてくださいというモードが強すぎます。

また、関係ないけどでないと人事がうるさいから、出世に響くからという理由で参加をしている人もいます。

研修はアウトプットをするため、現状よりより良くしたいと考えないとまったく意味がない。

そのため、アウトプットの定義やガイドラインを作るようにしている。

参加をすることでこういう意味合いがあるということを事前告知しておくことで考えることになる。

いわゆる映画の予告編の30秒CMに近い。


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