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変化していくキャリアの分岐点4つのポイント

市場価値って何ぞや!?

人材紹介会社の営業さん、アドバイザーさんが異口同音で言っているのが、市場価値を高めましょう!という言葉。

市場価値って、2020年前後で大きく変わったと個人的には変わったと思っています。
地の時代から風の時代に変わって価値観が変わってしまったというのが現状でしょう。

昔、ビートたけしさんが、等々力ベースという番組で言っていたのが、「俺さぁ、スーパーカーが納車されるのをみて、スーパーカーを買うために仕事をしてきたのかってがくっとしちゃったんだよ。」という言葉が今でも頭の片隅にずっと残っている。

これを買うために頑張ってきて、手に入れた瞬間に喪失感が一気にこみあげてきたという。
ものを手に入れると幸せになれない。
これは今の時代にも通じるものがあり、日本人の幸福度も低く、幸せっていろいろな個人の感情によって、多様化してきたのも事実である。

市場価値は年収をアップさせたり、会社の規模が大きくなったり、上場企業、ベンチャー企業、外資系企業を渡り歩くことではなくなってしまった。

目の前にある仕事に対して一生懸命やることで、努力を最大限にすることができるようになる。
どこに行っても努力できる人と認められると信用と信頼を得ることができるようになる。

努力ができる人の周りには、好調、不調問わずにいろいろな人が集まってきて、応援をしてくれる。
コアなファンになってくれることが多く、この問題といえばこの人というレベルまで上がってくることができる。

がんばっています!やっています!というのは身内レベルで評価をしているわけであり、このレベルになるとこの問題はこの人に聞いてみようというレベルになるので、この人に聞いてダメなら数珠繋ぎでいろいろ探してみようという形になっていく。

これからの時代の市場価値は信用と信頼の世界になってくるのではないでしょうか。

これからジョブ型雇用が進んでいくと、退職した会社から転職先への推薦状がついてくる時代になるかもしれません。
業界で有名だった人からの推薦だったり、インフルエンサーの推薦だったりするとさらにその推薦状に箔がつくのではないでしょうか。

リンクトインに登録をされている方だと自分が持っているスキルに対して、一緒に仕事をした人や友人、知人からスキルに関する推薦を受けることができるようになっています。

人材紹介会社のインタビュー力や質問力が問われる時代の中で、それよりもAIで判定される時代もすぐそこに来ているのかもしれません。

行動力とコミュニケーション力がポイント!?

多くの人とどれだけ出会えるかがキャリアにも重要なのです。
当然のことですが、より多くの人と出会うことで、生きる上で多くの「選択肢」が生まれるからです。

その人と出会わなかったら味わうことのなかった、新しい経験や考えたこともないようないろんなチャンスと出会う確率も高くなります。

人間は人との出会いで人生が立体的になっていきます。

ご時世がら飲み会ホイホイはできませんが、SNSの弱いつながりや職場の弱いつながりなどをうまく活用して、WEBで打ち合わせをしたり、飲み会をしたりする人も増えています。

6次の隔たりという言葉がありますが、会いたいと思っている人まで、6人を隔てていくと会うことができるといわれています。

そのためにはコミュニケーション力と行動力が問われる時代になってきたといえるでしょう。

声がでかい人ほど優位になる時代

「あれもしたい!」「これもしたい!」と周りの人を巻き込みながら、試行錯誤しながら走っている人と、知識をインプットしてできるかどうか判断をする人では大きな差がついてしまう時代です。

YouTubeやライブ放送ができるアプリがあったり、ポッドキャストなどの音声コンテンツもあったりする時代です。
スマホ1台があればどんなことでも発信できる時代になってきたからこそ、点が線になり、線が面になりやすくなったというのも、1つの時代の流れです。

SNSで仲間を集めたり、クラウドファンディングで資金を集めたり、簡単にできる時代になったからこそ、声のでかい人が信用と信頼を得ることができるようになっているのかもしれない。

「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」という時代になってしまっている。
昔であれば、テレビ番組で取り上げられると、翌日は完売するという時代から、インターネットを通して、いろいろなことが発信される時代に変化をしている。

逆算力と大局観が求められる時代へ

終身雇用が完全に崩壊をして、45歳定年制など各企業が独自性を出すためにいろいろな働き方の提案や改革を進めていく時代になったため、今までのように、サラリーマンは気楽な稼業ではなくなったということです。

社畜という言葉も流行しましたが、コロナショックの影響で年齢問わずに社畜になっていた人があぶりだされてしまったというのが現状です。

会社としても経営をしていくうえで、活躍できない社員については代謝してもらうしか方法はなく、いつまでもぶら下がられるのは困るということが出てきている。

そのため、20代のうちから逆算力と大局観を持っておかないと、バランスが取れなくなってしまって、リストラの対象になってしまう可能性も高くなっています。

現時点では年齢で考える企業が多くなっていますが、これからの時代は人事評価や成績を加味して、リストラの名簿ができるようになる可能性があります。

そうすると、下位の1~2割については常にリストラの対象になりやすく、上司の管理不域とどきということで管理職も同じようになってしまう可能性が高くなっているということです。

キャリアの目的地については変わりませんが、その途中の経由地や寄港地というのは柔軟に臨機応変さを出して、最善な方法を探す時代かもしれません。

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