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モヤキャリ相談室VOL15

こんなはずじゃなかった

最近、職場の人間関係に疲れてしまったこともあり、転職をしようかどうか考えることが多くなりました。

コロナショック影響でリモートワークが主流になったのはいいのですが、先輩や上司に何かを頼まれる際に、「あなたはこういうのが上手だから」、「あなたなら大丈夫」といっておけば、引き受けてくれるという感情があります。

先輩が起こしてしまったミスやクレーム処理、期日ぎりぎりで受けてくれるかどうかわからない発注案件など、どう考えても面倒なことをふられてしまいます。

面倒くさいから私にお願いをすればやってくれると思いこまれているのかどうかは知りませんが、その際に、「あなたはこういうのが上手だから」、「あなたなら大丈夫」というフレーズを使われます。

褒めたり励ましたりするために使うのではなく、面倒ごとを押し付けるための潤滑油として使っているだろうなと感じています。

感情を表に出せるわけなく、前向きに取り組んでいるふりをしてやっています。

正直、自分の引き起こしたミスは自分で処理をしてくださいといいたくなる。
こういう会社にいるより、転職をしたほうがいいのか、しないほうがいいのか迷っています。

転職をしたほうがいい

そこで戦う理由がなければ、転職をしたほうがいい。
なぜなら、一度敗戦処理に入ってしまうとそのキャラクターがついてしまい、何かあったらそこでやり続けなければいけないから。

人がいいからというのもありますが、一度そういうポジショニングになってしまうと、面倒くさいことが回ってきて、ストレスが溜まってしまい、心の金属疲労を起こすことになるから。

一度心の金属疲労を起こしてしまうと、いつ戻ってこれるかわからないし、トラウマとして何かあった時にフラッシュバックをしてしまい、同じことが起きてしまう。

ストレスがあり、エネルギーを持っていく人たちは、自分の仲間から外したほうがいい。
人生の枠に外へ追い出してしまっていいんだから。

金属疲労を起こして休職したり、ブランクが開いてしまうと採用する側としてはどうだろう!?という疑問符がついてしまうし、心の金属疲労を起こす前に、転職をすることをおススメする。

逃げの転職、自分がいないと仕事が回らないという思い込みを捨てられるかどうかである。

上司やチームメンバーが入れ替わったり、自分が他部署に異動するまで我慢をする人もいるけど、心の金属疲労を起こさないためにも、転職をするという選択肢をいつももっておいていいだろう。

一つのことをいろいろな角度から分解する

一つのことをたて、よこ、斜めで見ていくことが必要だったり、表と裏を見てみないとわからないことも多くある。

原体験だけで判断をして、一面しか見ていないと炎上をしてしまったり、満ウントを取りに来られてしまったりすることもあります。

ある一定数はアンチがいるということはいろいろな人がいっていますが、全員に好かれると顔色をうかがいながら仕事をしてしまうと、ずっとそのようにしてしまうし、それがストレスになってしまうこともあります。

面倒くさい事を押し付けてくる同僚、上司にはきっぱりと断ることができないのであれば、転職をしてはっきりと断れる環境をつくるほうが、今の職場で改善をするよりずっと楽になります。

一度面倒くさいことに巻き込まれてしまうと、「あっ!こいつに任せて違う仕事を早く切り上げよう!」という発想が一度ついてしまうと、この状況を打開することは絶対にできない。

ストレスがたまることになり、長時間労働になり、HP(肉体的)にも、MP(精神的)にも削られていくことになり、どんどん暗くなってしまう。
その後は心の支えが金属疲労を起こしてしまい、折れてしまったときには取り返しがつかないから。

「残業時間が異常」「薄給」「パワハラ」「いびつな人間関係」は辞めてOK。
客観的にもヤバイ内容なら、面接で退職理由として話しても大丈夫。
隠したほうがいい、前向きな理由に切り替えたほうがいいと思われますが、事実を伝えることによって、面接官の心をを揺さぶることもできます。
でも、どんな理由であれ早期離職だらけの職歴書は書類選考で落ちる。
だから本気で気をつけて欲しいのが、次の会社選びなんです。

才能をつぶすことは簡単、伸ばすのは大変!

「あなたの長所、短所は何ですか?それを仕事上での経験と合わせて話してください」と中途採用の時に質問をしてしまう。

長所と短所って学生時代の自己分析ではよくやる作業ですが、それを仕事上の経験とうまく合わせてエピソードにすることはできていない人が多い。

新卒や第二新卒であれば、そこまで深堀をしていなくてもいいのですが、25歳を過ぎると仕事上でもある程度責任をもって仕事をしているわけですから、私のスキルはこれです!ということまで言えるかどうかを確かめることができます。

日本人の謙虚さという弊害があるのですが、これしかやってきていないから自分の強みではないということが無意識のバイアスにとらわれてしまうことが多い。

こんな経験をしてきて、こんなことを学んできました。そこから学んだことはこれこれでという形で他人と話をすることはあまりないからでしょう。

関係値のある人となら問題ありませんが、関係値のない人にアピールしまくることはマイナスであるということ。
ただの自慢話をする、マウンティングをするという意識が働いてしまう。
だから、本来持っている才能に気づいていない人が多い。

キャリアの壁打ちをすることでご自身が持っている眠っている才能に気づくこともよくあります。
人材紹介会社やハローワークでは決して行われない。


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