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想定外の出来事を最大限に生かし、キャリアアップ!

想定外の自分ではどうにもできない出来事が起こるのは当然です。それをチャンスに変え、キャリアップにつなげて、自分の望む未来を手に入れるスキルと方法をお伝えします。

人生は予測不可能なことばかり

昨今の新型コロナ感染症のパンデミックで、多くの人が想定外のことに直面していると思います。今までの日常が大きく変わって、もう元には戻らない。新しい生活スタイル、ニューノーマルなんて言われて、誰もが今までの常識とは違うことへの大きな変革を求められているわけです。

仕事でもオンラインが当たり前になって、会社に勤めていても、家やあるいは出先で仕事するのが普通になって、通勤するってなんだっけ?なんて時代も来るかもしれません。

想定外をチャンスに変える

起業した人に起業したきっかけを聞くと、結構な割合で、「会社が倒産したから」、「早期退職を勧告されて仕方なく」など、自分の意志ではない外的な力で次のステップに進まなくてはいけなくなった状況に陥ったことが要因だったりします。その想定外の失望ともいえる出来事を糧にして、それをいいチャンスととらえ起業したことで、新たな人生が拓けたわけです。もしかしたら、その想定外の出来事が起きなければ起業する人生は選択していないかもしれません。

想定外の出来事をチャンスに変えられるスキルとは?

キャリア理論の一つで、アメリカのジョン・D・クランボルツ博士が提唱した「プランド・ハプンスタンス」理論という考え方があります。直訳すると「計画された偶然」という意味ですが、偶然を起こす行動をすることで、予期せぬ出来事をチャンスとして引き寄せることができるという考え方です。

私もキャリアカウンセラーの資格をとったばかりのときに、外資系メーカーで働いていたのですが、何の気なしに周りの人に資格を取った話をしていたことがきっかけで、社員のキャリア相談にのってもらえないかという話がまいこんできました。当時私の所属していた部門が、人材開発に力を入れようとしていたときで、全く何の関係もない仕事をしていたのに本当に驚きましたが、会社の内情を知っている人の方がより適切な相談にのれると期待されたようでした。

予期せぬ出来事をチャンスに変えるのに、大事なスキルは次の5つと言われています。

1.好奇心 - 絶えず新しい学習機会を模索し続けること、2. 持続性 - 失敗に屈せず努力し続けること、3. 柔軟性 - こだわりを捨て、新年、概念、態度、行動をかえること、4. 楽観性 - 新しい機会は必ず実現するとポジティブに考えること、5. リスクテーキング - 結果が不確実でも、リスクをとって行動を起こすこと (参照: 「その幸運は偶然ではないんです!」ジョン・D・クランボルツ、A.S. レヴィン著 ダイアモンド社)

どうやったら、偶然をチャンスにできる?

何もしなくても、チャンスが偶然やってくるわけではありません。本当に大事なことは、別の記事にも書きましたが、きちんと目的地は決めておくことなのです。つまり、こうしたいという方向性を決めておくことが、一見偶発的に起こった出来事もチャンスに変えることができるのです。よく引き寄せの法則とか言われていますが、やりたいことを意識しておくことだけでも、望む未来へ向かう力になると思います。

すなわち、自分が何ができるのか、自分が何をしたいのか、なぜ思うのかから始めるキャリア・デザインをしておくことで、想定外のことが起きても5つのスキルをもってすれば、チャンスに変えられるのです。





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