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三十にして立つ。四十にして惑わず。『論語』から学ぶこと多し。

皆さま、こんにちは。私は転職支援をする人材紹介エージェントのキャリエイブル株式会社代表をしております下田由紀と申します。

孔子の『論語』の大変有名な一節です。最近は渋沢栄一さんの『論語とそろばん』でも最近耳にすることが増えましたが、とても普遍的なものだと思います。

実は、私がお仕事で普段接する方々は20代後半~50代前半の方々の方が多く、いつも年齢のことを意識するようにしています。

あ、これは、「年齢制限」という意味ではありません。孔子の説く「年齢」という意味ですので、誤解されないようお願い申し上げます。

三十にして立つ

大学卒業後、22,23歳の新入社員でまだ何も知らない時から数年間、知識・スキルを獲得することに必死になった経験を経て「三十にして立つ」のです。なんでも良いので、与えられた環境で与えられた仕事を必死に頑張ってみて欲しいです。

三十代を過ぎる頃になると、一通りの仕事をこなせるようになります。

やがて「つまらない」「嫌いじゃないけど今一つ興味がわかない」となるか「どんどん好きになっていくか」の分岐点にぶち当たります。

前者ならその時点で成長はストップします。別の領域に挑戦してみてください。新しい事業でも、別部署への異動でも、もちろん転職でも構いません。色々と試してみる時期が訪れたと思ってください。ただし、その決断は30代前半が望ましいと思います。

四十にして惑わず

もし新たな領域で挑戦を始めた場合や転職をした場合でも、20代からの好きなことを積極的に攻めていく場合でも、いずれの場合でも、40歳までに極めることを目標にされると良いと思います。そうしていくことで仕事が最高に楽しくなります。仕事を極めたいという境地に達します。


私自身の人生とも重なっていて、本当に感慨深い思いです。

まさに、20代はとにかく与えられた環境でやってみて、30代前半で「自分らしくこれから生きるにはどうしたら良いのか?」って悩みました。そこから35歳で人生を変えました。単身中国に渡り人材紹介業に転身し、失敗してもその後の人生で絶対役に立つと覚悟を決めました。帰国したのは未だ40歳前でしたが、そこから日本で初めて人材紹介業界を一から学ぶ覚悟を決めました。

そして今、私はこの人材紹介の仕事をもっともっと極めていきたいと思って、本当に楽しくて仕方がありません。

もともと人材紹介という仕事が好きになれなくて嫌だと思っていたのですが、小さな成功体験で自信がつくみたいです。






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