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(株)ワールドってどんな会社?を考える

私は、新卒でワールドに入社をし、
すでに10年以上働いているのですが、
改めて、
「ワールドってどんな会社?」を
考えてみようと思います。

新卒で入社をした会社って
誰にとっても特別かなぁと思うのですが、

私は、採用に関わらせて頂いている期間も長く、
会社の色んな側面や、移り変わりを見たり、
様々な部門の責任者の方とお話させて頂く中で、
感じることを書いてみようと思います。

私のスコープを通しているので、
若干偏っているかと思われます、、が、、ご了承ください。

(偏っていない情報(会社概要や事業情報)は、
是非、会社のコーポレートサイトから!)

現在は、
「アパレル事業」「デジタル事業」「プラットフォーム事業」
の3本柱の事業があるワールドですが、

私が入社をしたとき(2008年)は、
「アパレル事業」1本でした。
当時は、ブランドが60以上あり、
どんどん新業態・新ターゲットに向けた、新規ブランドが開発されていた
記憶があります。

会社としての、ブランドポートフォリオが組まれ、
その中で、
「マーケットニーズがあるけれど、自社にはないブランド」
を開発し、
そこから続いていくブランドもあれば、
数年でなくなっていくブランドもある。

そのトライ&エラーを続けながら、
【会社】として強くなっていく、そんなイメージでした。

当時は、百貨店もショッピングセンターも
売り上げは拡大していて、
マーケットとしては、成熟。
「成熟」から、「飽和」に差し掛かろうとしていたころかと思います。

百貨店、路面店、ショッピングセンターなど
出店できる場所は
ある程度決まっていますので、
各アパレル企業が、
主要な立地に出店しきると
マーケットとしては「飽和」に入っていきます。

ある程度決まったパイの中で、
いかにお客様に来ていただけるかが大事になる。
「お客様に愛される、
購入いただけるブランドはどんなブランドなのか?」
そのことを深く追及する話題が
社内でも多かったような記憶があります。

・ブランディング
・販促・プロモーション
・店舗ファザード・アトモス・内装
・デザイン・パターン・素材など開発面
それぞれに、戦略的投資も行いながら
1つ1つのブランド力をより高めることに注力していたと思いますが、
この当時はまた、
「店舗」が主軸の議論でした。

そこから、
WEBサイトが広がり、
店舗とWEBサイトの相互買い回り(OMO)が進み、
SNSが、一番身近な情報収集ツールとなり、
今は、店舗を持たずに直接お客様に販売する、DtoCブランドも当たり前になってきました。

お客様が直接情報をとりにいけるようになったことで、
情報のオムニチャネル化が進んだことも、
社内で良く話に出ていた話題です。

オムニチャネル化

そんなマーケット状況と並行して、
ワールドは、2018年9月に東証第一部に上場。

ファッション産業をとりまく、あらゆるサービスを提供する、
総合サービス企業グループへと進化を続けていきます。

そして現在、
ワールド ファッション・エコシステムを構築し、
ロス・ムダのないファッション産業世界の追求を目指し、
進んでいっている過程にいます。

ワールド ファッション・エコシステム

その過程の中で、
クラウドファンディング「CAMPFIRE」との業務提携や
ファッションテック企業「オムニス」のM&A
バックのサブスクサービスを展開する「LUXUS」のM&A 
2次流通の新業態「&Brige」の立ち上げ など、

世の中のデジタルの大きな波の中で、
1つのビジネスモデルに留まらず、
会社としての領域をどんどん広げていっている、という体感が
社内にいる中で感じられました。

事業は、ローンチさせるのも大変ですが、
それを継続させて、利益を生み続け、
拡大していくのは、もっと大変で、ノウハウと継続力が必要で、
でも、そういったことに対して
60年の歴史の中で、積み上げてきた知見と経験がある、
というのがワールドの強みだと思います。

大変な時期を乗り越え、
その時々のマーケットに合わせて、業態を変えながら、
存続し続けてきたので、
コロナによって打撃を受けましたが、変化し、回復していっています。
ワールドで長く勤務されている方の中には、
多かれ少なかれ、
こういったことへの実感値があるのではないかなと思います。

業態は様々変われど、
ワールドの中にある、
【ファッションの多様性と永続性を実現することを通じて、
お客さまにあらゆる形でファッションの楽しさを提供し続ける】

というミッションは変わらず、

ファッションを楽しむこと、
でも楽しむだけではなく、
「ビジネス」としての厳しい視点を持って、
広い領域にトライ&エラーをしていく
そういった風土のある会社かなぁと思います。

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