夢はたくさんもったほうがいい～ドリームリスト100のつくりかた～

〇充実した人生を送るために必要なもの

充実した人生を送るために必要なものは何か、考えたことがありますか？

おそらく、お金、時間、仕事、友人、家族などが真っ先に思い浮かぶでしょう。でも私は、これらよりももっと大事なものがあると思います。

それは、「夢」です。

「夢なんてない」「どうせ叶わない」「もっと現実を見ろ」と思う人もいるかもしれません。でも、夢は誰でも持つことができるし、本当は誰でも夢を持っていると思います。

夢がないことは、決して悪いことではありません。夢がなくても充実した幸せな生活を送っている人もいるからです。一方で夢を持つ心の余裕がない人もいます。また、「夢は大きく壮大なもの」というイメージから夢を持つことをあきらめてしまう人もいるかもしれません。

goo辞書によると、夢とは「将来実現させたいと思っている事柄」「現実から離れた空想や楽しい考え」という意味です。つまり簡単に言うと、夢とは「～したい」「～が欲しい」という「欲」ではないでしょうか。

この「欲しい」という感情は、誰もが持っている素直な感情です。どんなに小さくても、どんなに壮大でも、あなたが「欲しい」と思った感情です。その想いを大切にして、夢＝欲を叶えるために行動することで、人生や日々の生活を充実させられるようになります。

〇夢はたくさんもったほうがいい

夢はたくさん持ったほうがいいです。なぜなら、夢＝欲ならば、それは「興味」や「関心」だからです。
そこで、興味・関心に関する脳の機能を活用して、人生を充実させるために、「ドリームリスト100」を作ることをご紹介します。

「ドリームリスト100」とは、その名の通り、あなたが叶えたい夢を100個書き出すこと。特に100という数字に縛られずに200個でも300個でも書けるだけたくさん書いてください。

なぜ、夢をたくさん書き出すことが良いのか。人間の脳には、自分が興味・関心があるものの情報を積極的に探そうとする働きがあります。例えば、新しいスマホに買い替えようかなと思った場合、これまで気にしていなかったTVCMやネットのバナー広告でスマホの宣伝が目に留まりやすくなったりしませんか。あるいは、「推し」がいる人は、自然と推しの情報を得ようとしたり、何気ないところで推し情報が入ってきたり、忙しい中でも推し活をしたりしますよね。その一方で、似ているけど推してではない人の情報は全く入ってこないと思います。

つまり、欲しいと思うものについては、脳にアンテナが立つとイメージしてください。そして、アンテナは、多ければ多いほど、たくさんの情報が入ってきます。夢や目標が1つしかなければ、アンテナは1本。夢や目標が100個あれば、アンテナは100本立つことになります。

たくさんの情報が入ってくるということは、それだけチャンスが広がるということ。そして行動すればするほど、たくさんの夢が現実になっていくのです。

「思考は現実化する」とはよく言いますが、自分が想像したりイメージしたりしない限り、それ以上の自分になることはありません。自分の枠を外してもっと大きく、もっと楽しく豊かな人生にするために、イメージを広げてみましょう。

〇ドリームリスト100のつくり方

では、実際にどうやって作るのかについて説明しますが、やり方は非常に簡単です。 ペンと紙を用意して、あなたの夢を100個書き出すだけです。
ここで、ドリームリスト100をつくる際のポイントをお伝えします。

▶ドリームリスト100をつくるポイント
１．制限を付けない
今の立場や役割、年齢、物理的な制限、現時点の実現の可能性などは一切考えません。アメリカ大統領主催の晩さん会に招待される、とか、ドバイの大富豪と友人になる、などもアリでしょう。ちなみ私は「宇宙旅行に行く」をピックアップしました。一方で、現実的に最新のスマホに買い替える、とかでも全く問題ありません。心から「やりたいこと」「欲しいもの」をピックアップしてください。

２．夢が叶った状態をイメージする
書いたことが現実になったら、あなたはどんな感じがしますか？私なら、宇宙に旅行に行く自分を想像したら、とっても楽しくなります。その前からワクワクして眠れなないかもしれない自分が想像できます。叶った状態を想像して感情を高めながらリストを書くと、リストをつくるのがとても楽しくなって、アンテナも立ってさらに実現しやすくなります。

３．肯定的な表現、現在形（または完了形）で書く
やりたいことをピックアップするときには、「～したい、～欲しい、～なりたい」と書きがちです。ですがこのままでは、「現在その状況ではない」ことを先に意識してしまいがちです。そこで、「夢が叶った状態」になって、言語化してください。具体的には、「～している、～する、～になった」など、現在形や完了形で書くようにしてください。

でも、実際にやってみるとわかりますが、100個書き出すのは正直難しいです。好奇心いっぱいでやりたいことだらけ、という人は別ですが、普通の人はかなり難しいと思います。私も最初に書いた時、15個くらいで止まりました。なので、書き出しやすいヒントを下記に紹介します。自分に合った方法を使ってみてください。

▶やりたいことを100個書くヒント
●やりたいことを細分化する
夢とは欲のこと。「～したい」「～が欲しい」という欲を細分化すると次のように分けられると思います。

・したい（見たい、行きたい、食べたい、やりたい、会いたい・・・）
・得たい
・なりたい

例えば「行きたい」なら、旅行に行きたい場所。「会いたい」なら憧れの人や疎遠になった友人などに会う。「なりたい」なら、自分の理想像などが書けると思います。これを参考にして、あなたがやりたいことを書いてください。

●分野・カテゴリーを決める
以前、人生の充実度を図るために「バランスホイール」を紹介しました。バランスホイールで使用する8つの分野は、人生を充実させるうえで、欠かせないものです。

※バランスホイールの8分野
１．仕事・キャリア
２．お金・経済
３．健康
４．家族・パートナー
５．人間関係
６．学び・自己啓発・自己成長
７．楽しみ・娯楽・余暇
８．環境

この8個の分野それぞれについての理想の状況をイメージしてみるのも一つの方法です。

●お金で考える
やりたいことを考えるときの制限の1つは、お金です。お金の制限を外すために、自由に使える金額を上げていきます。

例えば、1万円を自由に使えるとしたら、何をしますか？何が欲しいですか？1万円で叶えたい夢を10個くらい書き出してみます。1万円なら、普段買わないような高級な肉やお酒を買うことができますね。あるいは気になってた服を買うことができるかもしれませんね。

次に、10万円を自由に使えるならどうでしょうか。10万円で叶えたい夢を10個くらい書き出します。同じように100万円、1,000万円～1兆円くらいまで考えます。もっと金額を上げてもいいです。お金で考えると、発想が自由になっていろいろな夢が出てくると思います。

●他の人のやりたいことを参考にする
ここまでやって、どうしても100個出てこない場合は、他の人の考えを参考にするのも一つの方法です。やりたいことのリストをつくるというワークは、いろいろな名前がついていて、たくさんの人が記事にしています。ドリームリスト100以外でも「夢リスト」「やりたいことリスト」などで検索してみてください。自分のリストを公開している人も多いので、それらを参考にしてみるのも良いでしょう。

先にも伝えましたが、慣れない場合、一度に100個書き出すのは難しいです。その場合は、何日か時間を掛けてやってみてください。

書き出した内容にもよりますが、1～2年あれば10～20個くらいは実現するでしょう。参考までに記事の一番最後に私が以前書いたドリームリスト100を紹介しますが、私の場合は100個のうち1年超で6個達成しました。あと半年くらいでで2～3個は達成できそうです。正直かなり難しそうなものもありますが、可能性はゼロではありません。まだ実現させるための道筋を知らないだけ。そう信じています。

〇ドリームリスト100の活かし方

ドリームリスト100が書けたら、もう一度全部を読み返してみてください。きっと今まで思いもつかなかった「やりたいこと」が出てきたのではないでしょうか。そうしたら、これを想像してみてください。

「全部実現したら、どんな自分になってるのだろう？」

このとき、気持ちが高まって、とても幸福な感じがしたら、その状況を身体に覚えておいてください。
 
ドリームリスト100は、作って終わりではありません。何度も見返すことで、叶いやすくなります。夢を叶えて充実した人生を送るために作ったのですから、いつも身近なところにおいて、毎日見返してください。そして、「全部実現した自分」を思い切り想像してみてください。そして、夢を実現させて、充実した人生を送ってください。

参考資料
※私のドリームリスト100　
1　自分にとって最高にカッコいいと思える服を買う
2　スカイツリーの展望台に登って、晴れた東京の景色を一望する
3　東京タワーに階段で登る
4　高級羽毛布団を買って、毎晩ぐっすり眠る
5　髭の脱毛をして、髭剃りが必要なくなる
6　顔のシミを少し消して、ナチュラルな雰囲気になる
7　ドンペリを飲む
8　結婚式を挙げたホテルに結婚記念日に泊まる
9　最高品質のフルオーダースーツを作る
10　妻とイタリア旅行に行って、観光と料理を楽しむ
11　NLPトレーナーになる
12　LABプロファイルトレーナーになる
13　三ツ星フレンチで、妻と楽しく食事する
14　ロマネコンティを飲む
15　老後は高級老人ホームで悠々自適な生活を送っている
16　マチュピチュに行く
17　エジプトに行ってピラミッドを見る
18　ベトナム・フーコック島でのんびり年末を過ごす
19　オーストラリアでコアラと写真を撮る
20　最高級の日本酒を飲む
21　プロコーチとして独立する
22　コーチングで年収1000万円を超える
23　本を出版する
24　アンコールワットに行く
25　妻と沖縄に旅行に行く
26　全国一宮巡りを達成する
27　全国100名城巡りを達成する
28　ニューヨークに行って、自由の女神像にのぼる
29　母親のための家を買う
30　高校の頃の仲間たちと毎年飲みに行っている
31　妻と車で日本一周旅行する
32　オーロラを見る（北欧？アラスカ？）
33　ブログを開設する
34　webで集客が成功する
35　コーチングクライアントが100人を超える
36　毎年海外旅行している。
37　旅行程度は不自由しない英会話ができている。
38　カウンセラー資格を取得する
39　かつての教え子に再会する
40　田舎に帰って、幼馴染とお酒を飲む。
41　たくさんの政治家相手のセミナーを開催する
42　海外でロングステイを楽しむ
43　好きな場所で、好きなことをしながら、楽しく仕事をしている
44　持病と付き合いながらも、大病なく健康で過ごしている。
45　不労所得で生活している
46　妻とディズニーリゾートに行く
47　妻と高級温泉宿に泊まって、ゆっくりする
48　富士山に登った。ご来光を眺める
49　長距離便のファーストクラスに乗る
50　世界中の空港ラウンジを楽しんでいる
51　コミュニケーションスキルが上がって、誰とでも自然と話せている。
52　宿坊にとまって、滝行をする
53　妻に素敵なバッグと服を買って、デートする
54　スリムな体形になって、服を自由に選べるようになる
55　ヘリで東京上空一周する
56　首相官邸に呼ばれて講演する
57　ミシュラン星付きの寿司屋で食事する
58　結婚記念日にワカヌイで美味しい肉を食べる
59　高性能ノートPCを買う
60　２～３年に１回、新しいスマホに変える
61　誰でも読みやすい文字を書いている
62　『七つの習慣』を読んで実践する
63　自分だけの仕事部屋をもっている
64　自分の部屋の本棚には、たくさんの本が並んでいる。自己満足
65　頼もしいビジネスパートナーに出会う
66　個人事業主として、年商3,000万円達成
67　NPOなどを通じて、貧しい子や家庭を相手のサポートをしている
68　学校の教壇に立って教える
69　100人規模のセミナーを開催する
70　テラス付きのマンションで生活している。
71　白くて広いリビングに大きなテレビがある
72　出版した本がベストセラーに！
73　総資産が1億円を超え！
74　企業・団体の役員になる
75　ホノルルマラソンで完走する
76　書いた本が映像化された
77　Twitterとブログのフォロワー数1万人を超えた！
78　新幹線で札幌～鹿児島縦断
79　メンターと言われるようになる
80　バンジージャンプに挑戦した
81　コーチングのボランティアをしている
82　北海道と沖縄に別荘がある
83　80歳を超えても、コーチングしている
84　海外のビーチでカクテルなど飲みながら本を読む
85　カジノで思い切り遊ぶ
86　再び台湾に行って屋台を楽しむ
87　シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズに泊まる
88　再びの香港で美味しいチキンを食べる
89　1週間以上、ヨーロッパを旅行する
90　宇宙旅行に行く
91　月面から地球を見る
92　韓国に旅行に行って焼肉をたらふく食べる
93　クルーズ船で世界一周する
94　フランス・イタリア・スペインでワイン三昧日々
95　自分のテレビ番組を持っている
96　学校をつくる。
97　飛行機ファーストクラスで世界一周する。
98　自宅で猫と毎日戯れている。
99　毎日充分な睡眠時間が確保されている
100　いつでも、どこでも、誰に対しても、笑顔でいられる