健康について“福利厚生”として会社の視点で取り組む先にあるものは
今月のnoteのテーマは、「健康」。
まずは人間ドックについてです。
定期健康診断は年に1回の実施が会社に義務付けられていますが、これまでは35歳以上の従業員は生活習慣病健診という受診コースを選択していた当社。
それが今年度からは、検査項目がより多い人間ドックに変更になりました。
会社の費用負担は当然大きくなりますが、会社として従業員に長く健康に働いて欲しいというメッセージということで導入に奔走してくれたメンバーに本当に感謝です。
かく言う私も初めて人間ドックを受けたわけですが、特に印象的だったのは医師との面談。人間ドックについて改めて調べていたら、こんな文言を見つけました。
これまでの健康診断では確かになかった“医師との面談”で、検査結果がすでに反映されたデータを見ながら先生と話ができるというのは個人的にとても贅沢な時間に感じました。
年に一回くらい、こうやって普段の時間軸とは違う中でじっくりと自分の身体と向き合ってみるのもいいものですね。
元々、複数のメンバーから人間ドックをせめて40歳以上は受けられるようにしたい、などという声が上がっていました。それがようやく実現。たまたま『人間ドック』でメールの検索をかけたら数年前の社内でのやり取りも出てきて、あぁようやく実現できたのだなと感慨深い気持ちになりました。
続いて、先日社内で行われたオンラインセミナーについても。
婦人科の疾患を持つメンバーより社内に勉強会を行いたいと提案があり、婦人科検診受診やセルフチェックを促す内容で実施が実現しました。
前半は、罹患した2人のメンバーより、代表的な婦人科疾患や婦人科疾患のリスク、今日からできるセルフチェックの方法などについてセミナー形式で。
後半はパネルディスカッション形式で、実際の体験談を発症時~治療~現在の容態や生活の様子、治療費などについても触れながら赤裸々に話してもらいました。
あっという間の1時間で、もっとたくさんの人に聞いてほしいと心から思う、とてもとても意義深い内容でした。参加者の声からも充実度が手に取るように分かります。ほんの一部ですがご紹介。
健康経営や人的資本経営が叫ばれるなか、会社としてどのように従業員を守り、従業員へ対して会社の意思や思いをいかに伝えていくか。今回、人間ドックと婦人科疾患についての社内セミナーを通して、まだまだできることが多くあることを感じました。
制度化させることというのは、ある意味でやると決めるだけと言えばそれまででいくらでもできます。大事なのは、実際にその後の認知や活用のされ方。制度を作ることが目的ではないですもんね。
こういう風にnoteで発信をすることもまた、できることの一つ。今後さらに活用の幅が広がって、社員の健康を守りそれが会社の健全な成長につながる大事な礎になることを信じて、一つ一つ進めてまいります。
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