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【渡米日記③】スタンフォード大学の人気講座“Designing Your Life (DYL)”のリトリートプログラムを受けに行った話

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの志賀です。(プロフィール

2019/10/25(金)~27(日)の3日間、(株)Rubatoの柗上とme:Riseキャリアコーチの小泉、志賀の3名で、スタンフォード大学の人気講座”Design Your Life(DYL)”のプログラムに参加してきました。
その参加の様子をお届けしてきた渡米日記。今回が最終回です!

★渡米日記vol.1はこちら
★渡米日記vol.2はこちら

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プログラム最終日の朝


行きの飛行機で遅延に巻き込まれ、20時間を超える移動に加え、時差ボケによる睡眠不足だった私たちですが、ようやく睡眠もとれたところで、最終日を迎えました(笑)

朝すっきりと目覚め、シャワーを浴びた後にドライヤーを使用しようとしたら、使えず。

「あ・・・そうだった。」

よく眠れたのですっかり忘れていましたが、前日の夜から施設全体が停電していました。ちょうど私たちが滞在していた期間に、カリフォルニアでは山火事が猛威を振るっていました。強風による被害拡大を抑えるために、計画停電が行われていたのです。

仕方がないので、濡れた髪を束ねて、朝食に向かいました。

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柗上、小泉と3人で朝食をとっていると、同じクラスの女性が声をかけてくれました。

「昨日のプロトタイプ体験に関する情報を集めるワークで、先生も、ネットワーキングをつくっていくことが大切だと言っていて、本当にそうだと学んだわ。だから、ネットワーキングについて話がしたくて。」

学んだことを、こうやってすぐに実践する姿勢、なんて素敵なんだろう。

そんなことを思いながら話を聞いてみると、彼女は、医療関係の仕事をしながら、バブソン大学のMBAに通っているらしい。
そこで日本のVisit Programがあり、日本を訪れた際に教授に紹介してもらったとあるモーニング勉強会で、多種多様な人たちとのつながりが出来たそう。

「あとで連絡先を伝えるから、興味があったらぜひ行ってみて!」

そうこうしているうちにクラス開始の時間になったので、クラスのある棟に向かいました。

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「文香、おはよう!よく眠れた?」
「熟睡だったよ。あなたはどう?」
「私も元気よ。だけど停電だったから髪が濡れたままなのよ~」
「同じく!頭が冷たいの」

クラス前のお手洗いで交わした、何気ない他の参加者との会話が、なんだか心地良く感じます。学生時代に戻ったような気分を抱えながら、席に着く。

エネルギーをデザインする

最終日、最初のワークは、日々の活動や仕事について自分のエネルギー値を確認し、そこから自分のエネルギーパターンを見つけるというものでした。

・組織開発関連業務
・キャリアコーチング
・法人営業
・ブログ執筆
・ヨガ
・友人と会う
・朝ごはんを食べる
・家族と一緒に食べる夕食
・打ち合せ
・ブログを執筆する前の思索

10個リストアップした日々の活動のうち、8つはプラス、1つはその時々によってプラスにもマイナスにもなるもの、そして1つは完全にマイナス方向にエネルギーが下がっているのが分かりました。

ちなみに、そのマイナスのものは、ブログの執筆前です(笑)

面白いことに、ブログを書いているときはエネルギーがプラスになっていることも発見できました。

このワークで気が付いたことは、エネルギーがマイナスになっているとき、義務感を強く感じていることです。
その義務感が強くなりすぎると、他のことをしているときも、常にそのことが頭の中にあり、気になってしまう。

自分にとっては安らぎの場としたい自宅でも常にブログのことを考えているという状態はあまり良くないので、エネルギーをコントロールするひとつの工夫として、ブログについて考えたり書いたりする場所を設定する(つまり自宅以外)ことにしました。

他の、プラスのエネルギーが湧いてくる活動も踏まえて考えると、私はあらゆる「場所」に対して自分なりに意味合いを持たせていて、それゆえ、適切に「場所」を使い分けることで、自分のエネルギー値を高められることに気がつきました。

幸せを選びとる選択プロセス

これまでのクラス内容も踏まえて、選択プロセスについての説明がありました。

①選択肢を集める&生み出す
②絞り込む
③選ぶ 
④迷いを断ち切り前に進む

各プロセスでのポイントについてもレクチャーがありましたが、こちらの書籍の中に詳しく書かれていますので、ご興味のある方は、読んでみていただければと思います!

WHAT'S THE STORY?

いくつかのワークやディスカッションを経て、いよいよ最後の問いがDaveさんから投げかけられました。

1年後の2020年、あなたはどこにいて、誰と、何をしていますか?
5年後の2024年はどうでしょうか?何が浮かんできますか?

それぞれに目を閉じて、イメージする時間が与えられました。

私は、大学院で仲間と楽しみながら心理学やカウンセリングを学んでいる様子が浮かんできました。時々、このクラスでの時間を思い出しながら――

目を開けて、「まずは、社会人で院に通っている人に話を聞いてみる」と、ノートにメモしました。私自身のプロトタイピングです。

他のみんなも、黙々とペンを走らせていたのが印象的でした。

プログラム終了!

「最後に、質問や言いたいことはありますか?」

Daveさんからそうアナウンスがあると、ひとりの男性が挙手をし、熱く感謝を述べ始めました。

DYLに参加して、自分の未来を広げて考えることができた、この場に来られて本当に良かった、出会えたクラスのみんな、最高だよ!!ありがとう!!と。

こういった感謝の表現の仕方は、自分も含めて、日本の生活ではあまり遭遇しないものですが、気持ちの温度が伝わってきて、なんか良いなぁと思いました。

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印象に残ったこと

挙げればきりがないのですが、最も印象に残っているのは、Daveさんがおっしゃっていた「デザインは、いつもリアリティとともにある」ということです。

デザインを現実に近づけるためにプロトタイピングがある。
好奇心が動くもの、良いなと思うものはまず小さく実験してみる。近しいことをしている人に話を聞いてみる。調べて情報を集めてみる。

そういったプロトタイピングこそが、描いたデザインとリアルの架け橋になるのだと、改めて腹落ちしたことに加えて、自分自身がキャリアコーチとして大事にしていることとリンクしているように感じました。

***

興味をもった書籍の著者に会いに、カリフォルニアに行く。
それ自体が、私にとってのプロトタイピングでした。

2020年は、どんな体験を自分にさせてあげようか?
わくわくしながら、そんなことを考えている年の瀬です。

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🔔「人生を豊かにする選択力講座」2020/1/18(土)・2/1(土)開催決定!

🔔 オンラインキャリアコーチング「期間限定!トライアル2回コース」の最終申込受付中!(〆切:2020年1月5日)

※具体的なスケジュールは未定のようですが、DYLは日本でも展開予定みたいです。HPはこちら



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