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【渡米日記②】スタンフォード大学の人気講座“Designing Your Life (DYL)”のリトリートプログラムを受けに行った話

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの小泉です。(プロフィール

2019/10/25(金)~27(日)の3日間、(株)Rubatoの柗上とme:Riseキャリアコーチの志賀、小泉の3名で、スタンフォード大学の人気講座”Design Your Life(DYL)”のプログラムに参加してきましたので、そのレポートを数回にわたってお伝えしたいと思います。今日は2回目。2日目の午後からの内容をお伝えします。

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2日目の午後

ランチを終えてクラスに戻ってきた私たちは、席替えして新しいテーブルに座ります。既に空いている席も少なく、今回は私たち3人ばらばら。私は、女性ばかりのテーブルに座りました。

午後のワークは、3つ。
1つ目は、「LIFE DESIGN」の本にも記載されている「プロトタイプ体験のアイディアを出す」というワーク。午前中に作成した「冒険プラン」からやってみたいことをひとつ選び、その実現の為のアイディアを考え、それをチームメンバーにも手伝ってもらいます。2つ目は、クラスの中を歩き回り、プロトタイプ体験に関する情報を集めます。3つ目は、過去からのキャリア上の役割を振り返りました。

特に印象的だったのは、1つ目のワークの前に行った「サウンドボール」という即興ゲーム。目に見えないボールに音をつけながらパスしていくゲームです。受け取る人は投げた人と同じ音で受け取り、別の人に新しい音をつけて投げていきます。
たとえば、投げる人が「ビョンビョン」と言いながら投げたら、受け取る人は「ビョンビョン」と同じ声を出しながら受け取ります。そして、「シューシュー」という声を出しながら、別の人に投げ、受け取る人は、「シューシュー」と言いながら受け取る‥といったことを続けます。単純ですが、間違えたり想定外に変な声を出す人がいたりして、大盛り上がり!チームメンバー6人の個性もなんとなく見えてきます。また、体験を共有したことで一気に親近感が沸いてきました。

そして、実施した1つ目のワークでは、
私の「着物スタイリスト」というテーマに対して、チームの皆さんが考えてくれたプロトタイプ体験のアイディアは、次のとおり12個集まりました。
 ・着物ミュージアムに行く
 ・古着から着物を作る
 ・着物の歴史を調べる
 ・着物スタイリストと話す
 ・着物スタイリストのインターンをする
 ・おばあちゃんに昔の着物について話を聞く
 ・1か月間毎日着物を着る
 ・着物以外で似たようなスキルが必要なセミナーに参加する
 ・情報誌などで自分の好きな着物の写真を集める
 ・雑誌で沢山の着物の写真を見る
 ・着物のお店でインターンをする
 ・スタイリングのスケッチをする
できることは沢山あると感じさせてくれるワークです。

2つ目のワークでは、「コメディアンになりたい」「社会起業家になりたい」「抹茶のカフェを開きたい」「本を書きたい」「ヒーリングの力を強化したい」などの人に情報を求められましたが、残念ながら私に提供できる情報はありませんでした。しかし、「着物スタイリスト」をやってみたいという私に、サンフランシスコ市内のアパレルショップで働く友人の話が何か役に立つかもしれないと名前と電話番号を紹介してくれた方がいました。
今日会ったばかりの人にこうして気軽に紹介してくれるなんて、驚きです。こうしてつながると、夢物語が急に現実的になってきます。
最終的には60名の参加者全員がプロトタイピング体験に関する情報や繋がりを得ることができました。

3つ目のワークでは、これまで自分の経験したキャリア上の役割、たとえば、「人事スタッフ」「キャリアコーチ」「研修講師」などを振り返り、それらの関連性や自分の志向の確認をしたうえで、「着物スタイリスト」でどんな役割を担いたいのか?考えさせられました。
(下の写真は、必死にワークをしている志賀・小泉。若干眠気も…)

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最後は質問タイム。
多くの人が積極的に質問し、Dave氏に回答をもらうだけでなく、感想や自分の意見を発言して、それに対して他の参加者がさらに意見を伝えるといった場面もあり、共にこの場で学ぶという意識が強く感じました。何より理解が深まる大変有意義な時間です。この時間、英語がもっと理解できたなら…さらに深く理解できたであろうと思うと悔しいやら情けないやら残念な気持ちでいっぱいでした。

そして、2日目は終了しました。(下の写真は終了後の様子)

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感想


様々な角度から自分にとっての人生や仕事について考えてきましたが、
1日のワークを通して特に感じたことは、1人で抱え込まなくていいということ。
自分の人生だから自分一人で考えて決めていく…と思いがちですが、
アイディアや知恵、情報、ネットワークを共有しながら共に望ましい
将来に向けて進んでいくという考え方、方法が実用的でなんとも温かく、未来の可能性が大きく広がる感じがしました。これは、私が「仲間と共に愉しみ、分かち合うこと」を大事にしたいと思っているから、特に感じたのかもしれません。
本を読んでいただけでは得られない新しい視点や刺激を他の参加者の方から沢山いただけたことが大きな収穫でした。

いよいよ明日は最終日です。
そのレポートは次回、志賀よりお伝えします。

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”Design Your Life”のワークショップは、日本でも受けられるようです。公式ウエブサイトで紹介されていますので、ご興味のある方は御覧ください。

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