
直観・イメージ・Whyでつなげる振り返りと2020年後半の目標設定ワーク
me:Riseキャリアコーチの河邊英里子です。
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現在、キャリアコーチと並行して、アスリートのサポートをしています。このnoteでは、スポーツでもビジネスでも現場で実際に使える内容をお伝えします。
2020年前半がまもなく終了です。
あっという間の半年間、みなさんはいかがお過ごしでしたか?
例年と全く違う時間を過ごしてきた方がほとんどではないでしょうか。
そして、この先も例年とは異なる働き方、社会の動き、プライベートが続きそうです。でも、どんな状況であっても自分自身が成長し、自分も周囲もより幸せに過ごしていきたいですよね。
そこで、今回は2020年後半が加速するために、非常に効果的な振り返りと2020年後半の目標設定の方法をお伝えします。
1. 2020年1月何があったかを具体的に書き出す(仕事、プライベート)
手帳を片手に、実際に何があったかを書き出してみてください。
2020年1月はどんなことをしていましたか?
誰と一緒にいましたか?
どんな場所にいたのでしょうか?
どんな会話をしていましたか?
その時自分がどんな風に過ごしていたか、周囲とどんなコミュニケーションを取っていたか、感情面や行動面も書き出していきます。
書き出した出来事に対して、どんな気分でどんな風に思っていたのでしょうか。
思い出せる範囲で構いません。
意外と忘れていることも多いかもしれません。
でも1つ出来事を思い出すと、芋づる式にどんどん出てくることもありますのでご安心ください。
2. 色を塗る
2020年1月の出来事や感情面を書き出したら、それを表す色をその上に塗ってみてください。
これは完全に感覚です。いまいちパッとしなかったからグレーとか、こんな嬉しい出来事があってそれが今に繋がっているから明るいオレンジとか。
理由はあってもなくても構いません。感覚的に2020年1月のテーマカラーを見つけて、それを実際に塗ってみてください。
何より大切なのは感覚、直感を大事にすることです。
3. 2020年1月を一言で表す
出来事も書き出して、色も塗った2020年1月を一言で表してみてください。
2020年1月を一言で表すとどんな言葉になりますか?
挑戦した1月。停滞していた1月。プライベートが楽しかった1月。
なんでも結構です。これも感覚的に思いついた言葉で2020年1月を表してそれを書き留めてください。
4. 2020年2月から6月までテーマカラー設定と一言表現を繰り返す
2020年1月ができたら、2月以降も同じことを行ってください。
出来事やその時の感情面まで書き出し、テーマカラーをつけて一言で表すということを6月までおこなってください。
5. 2020年1〜6月までを一言で表す
ここまで取り組んでみていかがでしたか?
たった半年といえども、結構忘れていることが多いかった方も多いのではないでしょうか。
そんな2020年1月〜6月を一言で表すと、どんな半年間でしたか?
外出できずにストレスが溜まった半年間。
売り上げに影響が出てピンチな半年間。
リモートで家族と過ごす時間が濃密になった半年間。
なんでも結構です。一言で表してみてください。
ここまでが振り返りになります。
6. 2020年後半の目標を立てるにあたり、2021年1月お正月、理想の状態を書き出す
いきなりですが、2020年7月ではなくて、さらに半年先の2021年1月お正月の理想の状態を描きます。
2021年のお正月をどんなふうに迎えていますか?
誰とどんな時間を過ごしていますか?
その時どんなふうに思っているのでしょうか。
まだ梅雨が抜けきっていない今、いきなりお正月と言われても???という方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはぜひチャレンジしてみてください。
最高にハッピーな、理想のお正月を迎えているとしたら、どんなふうに過ごしていますか?
7. 2021年理想のお正月を過ごしている自分が2020年を振り返ってみる
2021年お正月を気持ちよく迎えている自分になっているということは、2020年を振り返ると、どんな出来事があったのでしょうか?
誰と一緒にいるのでしょうか。
どんな場所でどんな会話をしていますか?
プライベートはいかがでしょうか。
色をつけるとしたら何色でしょうか?
もはやここに正解はありません。あくまでも2021年1月の自分を思いっきりイメージして、その自分が2020年を振り返っているとしたら、どんな感じだろうか、と妄想を広げてみてください。
8. 2020年のテーマをつける
2021年から2020年を振り返ってみていかがでしょうか。
2020年7月〜12月はどんなふうに過ごしていましたか?
2020年6月までの経験はどんなふうに活かされてきたでしょうか。
改めて、2020年とはどんな年だったのか、一言でまとめてみてください。
テーマでもビジョンでも思いついた言葉でも構いません。2021年から振り返った2020年を一言で表してみてください。
9. 2020年のテーマとなるような出来事やチャレンジを書き出す
どんなことが実現すると、ステップ8で出したテーマになりますか?
思いつく限り、実現させたいことを具体的に書き出してみてください。
この際、付箋1つにつき1つの出来事を書き出すと、後々整理しやすくなります。
ここは2020年後半のプランニングの肝となります。できる限り具体的に、そして実行できたら最高ということをめいいっぱい書き出してみてください。
例えば、「営業成績が上がる」だけでは、まだ具体性に欠けます。何%成績が上がるのか、顧客数が●●人になる、売り上げ金額が●●円。
もしくは「このお客様とこんな会話をしている」という実現したいシチュエーションでも構いません。
とにかく具体的に書き出してみてください。
10.9で書き出した出来事やチャレンジを実現できると良い理由や取り組みたい理由を書き出す
なぜ、8で書き出した出来事が起こるといいのでしょうか。なぜ取り組みたいのか?あなたのWHYをそれぞれに書き出してみてください。
リーダーシップ理論で有名なサイモン・シネック氏の著書「WHYから始めよ!インスパイ型リーダーはここが違う」やTEDでも人気スピーチなのでご存知の方も多いかもしれません。
『人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされる』のです。
そしてこれは自分自身にも当てはまること。
実現したいことを書き出したら、なぜそれをしたいのかということを自分自身に問いかけてみてください。「なぜ」がはっきりすればするほど、実現したい気持ちがグッと高まりますし、行動力も上がりますので、このパートはとても大事です。
11.実際にスケジュールに落とし込む
2020年7月〜12月に分けて、ステップ9で書き出したものを整理していきます。
付箋で書き出している場合は、月別に順番を変えて貼り直してください。
この時点で、仕事ばかりの場合は、プライベートの出来事も書き出してみてください。
12.全体を見渡して、実行している自分をイメージしてみる
ここまでやってみていかがですか?
2020年後半のスケジュールを書き出してみていかがでしょうか。
ステップ8でつけたテーマ通りになってますか?うまく進んでいる自分をイメージしてみてください。
もし、気になっている点があったらそれも書き出しましょう。実行するにあたって必要な事項を解消するために何が必要かを考え、それも書き出しておきましょう。
13.最初の一歩、具体的なアクションを決める
では、書き出した2020年後半を過ごすために、最初の一歩は何から始めますか?
もう今日から取り組める、取り組みたいというアクションを決めてみてください。
ポイントは、必ずできる&これはやりたい!というアクションにすることです。具体的に動ける小さな一歩を決めてください。
***
ここまで取り組んでみていかがですか?
振り返りは年末に行う方は多いかもしれませんが、実は年の途中で行うと、そこまでの経験を次に活かすことができるので、実は加速させるためにも、何度となく行うことが有効です。
そして、一人で取り組むより、誰かと一緒に、ワイワイ話しながらできると、楽しく、しかもたくさんの気づきとともに振り返りと、今後の目標設定や行動計画を作ることができます。
ぜひ取り組んでみてください。
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