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「キャリアを一つに絞る」はもう古い?マルチステージの人生を実現するための3つの鍵

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの長田です。(プロフィール
研修講師・コーチとして学生・ビジネスパーソンの方々が「自分の仕事に情熱と誇りを持って働く」サポートをさせていただいております。またフリーランスで様々なプロジェクトに関わりながら、年間の3分の1を海外で暮らすデュアルライフを送っており、この原稿もインドで書いております。

今回は私がこれまでビジネスパーソンのキャリア選択のサポートをさせていただく中で、多くのクライアントさんが葛藤を抱える「キャリアを一つに絞る」というテーマについて書いてみたいと思います。

私はビジネスパーソンとして20代は消費財の東南アジア市場開拓、30代は多国籍企業における医療機器のマーケティング、40代は金融ベンチャー業の経営の仕事をやってきました。全ての仕事に情熱を注いできたつもりですが、自分の人生を全うした感覚が無く、焦燥感を感じておりました。

「自分の天職は一体、何なのだろうか?」
「自分が究めたい専門分野はどこなのだろうか?」


こんな悩みを抱えていました。そして友人からは「いつも新しい事ばかりやっていて、軸がない」と批判され、自分では「何をやっても中途半端、いつまで経っても専門性が磨けていない」と自己肯定感が低く、アイデンティティが定まらないことへの不安を感じ続けていました。
 
そして今、キャリアコーチングをしている中でこのテーマについて扱うことが多く、「人生の目的が見つからない」という悩みは若手だけでなく、40代~50代のビジネスパーソンにおいても年代を問わず大きな課題になっていると感じます。

そのような悩みを抱えている中「新しい働き方の概念」に出会い、私を救ってくれました。

それは

「マルチポテンシャリスト」世間に絞られず、複数の天職を追求する人。

様々なことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人という概念で、講演家・キャリアコーチのエミリー・ワプニックさんがTED TALK「天職が見つからない人はどうしているのでしょう?」で注目を集め、“How to be everything”という本で提唱されたものです。

<TED TALK>
https://www.ted.com/talks/emilie_wapnick_why_some_of_us_don_t_have_one_true_calling/transcript?language=ja

私達の文化においては、専門分野を持つことが成功への唯一の道とされ、大いに美化されている。誰もが一つ優れたもの(宿命)を持って生まれ、それに生涯を捧げる、こんなキャリア観の枠組みが出来ていると、この本で著者は指摘しており、私もそのように考えていました。

しかしこの枠組みを外し「複数の天職を追求して良い!」と考え、複数の天職を追求することでシナジー効果を生み出し、一つの専門性を追求するだけでは実現できない創造性を発揮できると考えると、キャリア選択の方法は大きく変わってきます。

沢山の事をやりたい人は「一つに絞る」のではなく「複数のキャリアを効果的にパラレルに走らせる」、そして「副業」というより「複業」=ポートフォリオ・ワーカーという働き方を検討してみてはいかがでしょうか。

私の場合は、グローバル人材育成、管理職の成長支援、組織内のコミニュケーションスキル向上、人を動かす資料作成スキル向上といった多岐のテーマに取り組んでおり、一つに絞りきれません。これらのテーマを「研修講師」「コーチ」「ファシリテーター」「メンター」「コンサルタント」といった職業の掛け合わせで、プロジェクトベースで仕事を請け負っています。

専門性という観点では、その分野を深めている方には叶いません。しかし複数のテーマを扱うことにより、広い視野で幅広いアイデアを生み出すことができており、専門家にはない価値を提供できている実感があります。
また自分の興味がある分野にチャレンジできているので、飽きることなく取り組め、行動の量も質も高く保つことが出来るのではないでしょうか。

次に人生を一つのステージと捉えるのではなく、複数のステージからなる「マルチステージ」という考え方があります。一度限りの人生、いろんな生き方を楽しんでも良いのではないでしょうか。

私は後から振り返ってみると、20代はグローバルセールスパーソン、30代はマーケター、40代は経営者・起業家、50代は教育支援者として生きてきました。業界も消費財・医療・損害保険・教育研修・動物病院経営・レストラン経営等、様々な経験をすることが出来ました。
究めることも大切ですが、幅を広げることも一つのキャリア形成の在り方であり、私のように幅を広げていくほうが充実感・幸福感を感じる方もいらっしゃると思います。

では、マルチポテンシャリストとして、マルチステージの人生を実現するための鍵はどこにあるのでしょうか?

私は、以下の3つが大切だと考えます。

1. ジョブポートフォリオとキャッシュフロー


仕事にはお金になる仕事とならない仕事があります。またお金にならなくても、充実感や幸福感を高めてくれる仕事も大切です。これらの仕事のバランスを取りながらポートフォリオを形成し、物心共に豊かになっていくことが重要だと考えます。

マルチポテンシャリストとしての生き方を実践していくためには時間と実験が必要で、そのためにはキャッシュフローを管理し、お金の不安から解放された状態でチャレンジをすることが大切だと私は自分の経験から感じています。

2. 天職との出会い・創造


世の中にはいろいろな仕事があり、自分の知らない仕事も沢山存在します。自分のやりたい仕事を多くの人に公言し、チャンスを幅広く探すことが大切だと思います。
「私は海外に長期間滞在し仕事がしたい」という欲求があり、そのためには企業に海外駐在員として就職する方法しか思いつきませんでした。しかし諦めずに可能性を探索したところ、思わぬところでご縁をいただき、現在はグローバル人材育成プロデューサーとして、フリーランスとして海外で働くチャンスを得ることが出来ました。

3. トレーニングへの投資


幅広い分野に新しく取り組んでいくためには、短期間でのスキルアップが不可欠です。
新しいプロジェクトに必要なスキルを学ぶためには、「誰から、何を学ぶか?」が大切になります。ここを見誤ると、せっかくの学習投資のお金と時間が無駄になってしまいます。


いかがでしょうか。人生100年時代、人々の生き方・働き方は変化しており、従来のキャリア選択の常識が、全員に当てはまらない時代になってきたのではないでしょうか。

私もリアルタイムで最新のキャリア選択のメソッドを探究し、自分そしてクライアントさんのキャリアについて真剣に向き合いながら、様々なキャリアの可能性を模索しています。

やりたいことが一つに絞れない皆さんは自分オリジナルのジョブポートフォリオやマルチステージの人生計画を作ってみてはいかがでしょうか。

キャリアコーチは、皆さんの理想のキャリアの実現に向かう旅の計画から実行まで一緒に伴走させていただく存在でもあります。


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