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働くを楽しく!/キャリア/コミュニケーション/

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  • デザイン思考を身につけたい

  • この本、読みましたか

    『本』は我が師匠。本を読んで妄想します。 カウンセリングやキャリアの本を紹介します。

  • キャリアコンサルタントになる

    キャリアコンサルタント試験の勉強をサクッと知ることができます。

最近の記事

その共感は本当に伝わっているだろうか

「共感します」と言いながら、  本当に共感できているんだろうか?  本当に相手に伝わっているんだろうか? 「共感」とは、他人の意見や感情などにそのとおり、だと感じること。 (goo国語辞書) 辞書の意味だけみれば、わずか1行なんですけどね。 いまだに「共感」を実践するのは難しいな、と感じます。 自分の気持ちですら、きちんと理解できないのに、他人の気持ちとなれば、なおさらですね。 だからこそ、相手が思うところを「きちんと言葉というカタチにして返すこと」が、相手に伝わる共

    • 会社に出勤することがオプションになる日

      コロナ禍を奇貨として「出勤」の考え方が変わりそうですね。 リモートワークは、オフィスワーク系のシゴトでも、職務内容やセキュリティやらを理由に進まなかったのが、一気に進んだ印象です。「やればできるんじゃん」と思った人も多いのではないでしょうか。 自分もこのリモートワークを体験し、働き方を変える大きなチャンスだな、と感じました。 一方で、だいぶ前に、外資系の方から聞いていた「テレワークを全面的に導入したけど、弊害もあって今のハイブリッド型に落ち着いた」との話がよくわかった気も

      • 「実践 スタンフォード式 デザイン思考」を読んで

        たまたま、Kindle Unlimited で見つけた「おもしろかった本」 やはり読書は、偶然の出会いが大切ですね。 本書は、筆者のスタンフォード大学「d.school」での学びをベースに、デザイン思考の具体的なアプローチが書かれています。 読んだらすぐにでも「デザイン思考を実践してみて」といった気持ちが伝わってきます。 デザイン思考のプロセスで、気づきがあったところをまとめてみました。 デザイン思考のプロセス「デザイン思考」のプロセスといえば、この6角形のブロックの流

        • 「デザイン思考の先を行くもの」を読んで

          今回の読書本は「デザイン思考の先を行くもの 各務太郎」 タイトルを見たときに、デザイン思考を学び始めた矢先にいきなり「その先」と言われても・・と思ったのが最初の印象です。 筆者はもと電通のコピーライター。建築家のコピーライターという肩書もおもしろいですね。 読書の気づきをまとめてみました。 1.デザイン思考とは多くの本でも「デザインとは課題を解決すること」と言われたりしていますが、本書でも「デザイン力を問題解決力」と定義しています。 これを聞くたびに、美的センスや絵心の

        その共感は本当に伝わっているだろうか

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        記事

          「イノベーション・スキルセット」からの気づき

          自分自身のこれまでのつたない経験から、何かを身につけるには 「自ら実践してみること」 「その道のうまい人を実際にみること」 だと思っています。 としながらも、ここでは3つ目の 「読書から気づくこと」 を通じて「デザイン思考」の学びを深めていこうと思います。 第一弾は 田川 欣哉 氏の「イノベーション・スキルセット」 この本は、自分のようなビジネス系の人材が「デザイン思考とはどんなものかを理解し、どう身につけていくか」をわかりやすく解説されています。 1.これからの時

          「イノベーション・スキルセット」からの気づき

          「デザイン思考」を開拓したい

          「新しいマインドやアプローチを体得したい」 ここ最近、ずっと思ってきたことです。 その答えが『デザイン思考』的アプローチ。 一時期の流行りは去った感じはありますが、今の自分にとっては必要かな、と。 1.デザイン思考にたどり着くまで 社会人になって最初に身に着けるのが「論理思考」「ロジカルシンキング」。 もちろん、人によって「できるレベル」は違いますし、自分もバリバリのロジックツリーを瞬時に描けるわけでもありません。 どこの会社でも「論理的に考えなさい」と言われるので

          「デザイン思考」を開拓したい

          よいコピーライターは、よいカウンセラーになれる!?

          最近、twitterを見ていて「よいコピーライターは、きっとよいカウンセラーになれるのかも」と思いました。 どちらも「言葉」をとても大事にするシゴト。 自分はコピーライターではありませんが、感じたところをまとめてみました。 1.共感を大事にする 「共感的理解」はカウンセラーが最初に学ぶ基本姿勢。 (でも、いつまでたっても実践が難しい) クライエントが見ている風景をカウンセラーも同じように並んでみようとすること。ときには、クライエント自身が気づいていない「つらさ」や「うれ

          よいコピーライターは、よいカウンセラーになれる!?

          「楽しく働く!」のインプットとアウトプット

          TwitterやnoteやらのSNSを見ていると、いい感じでつぶやきや情報発信をしている人は「きっと良質なインプットをしているんだろうなあ」と強く感じます。 インプットとアウトプットには、やはり強い相関があるんでしょうね。 2020年。「楽しく働く!」をテーマにインプットとアウトプットの絶対量を増やすこと。特に「アウトプット」は意識したいですね。 インプットにしてもアウトプットにしても、インパクトが大きいのはリアルな行動であり、経験だと思いますが、今回はそれ以外の情報収

          「楽しく働く!」のインプットとアウトプット

          CM『あなたがいるから、がんばれる』

          缶コーヒー「GEORGIA」の最近のテレビCMがいい感じで好きですね。 山田孝之さんらの俳優が、寒空の下で働く人になって、他の人のがんばりから励まされ、その励まされた人も実は他の人を励ます人になる、という話。 「冬ってあったけぇなぁ」のセリフが身にしみます。 確かに、自分も勝手に他の人から励まされることがある。 ・冷たい雨の日にも建設現場の前で、歩行者の誘導案内をしている人を見たとき ・すごい重たそうなペットボトルの段ボールを抱えながら自動販売機の補充をしている人を見

          CM『あなたがいるから、がんばれる』

          「ムダムダムダムダムダ」を感じたら

          『学習性無力感』ムダムダ感が高まると「あきらめ」を学習してしまう恐ろしい病気。 心理学の世界では「セリグマンの犬の実験」が有名です。 犬のいる部屋で信号ランプを点灯させた後、床から電気ショックを与える。 犬は信号が点灯するだけで電気ショックから逃れようとする。 逃れることができないとわかると、信号が点灯しても犬は動かなくなる。 つまり「犬は無気力を学習した」と言われるものです。 あくまで自分の肌感覚ですが、人間界でもこんな「無気力を学習する場面」が増えている気がします。

          「ムダムダムダムダムダ」を感じたら

          My読書③「苦しかったときの話をしようか」

          「苦しかったときの話をしようか」 森岡毅 敏腕マーケターが書いたキャリア本です。 筆者は、経営危機にあったUSJを経営再建した人として有名ですね。 筆者の本との出会いは、USJの再建物語「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」。当時は読みやすくも、詰まったマーケティングコンテンツにビビりました。 ゴリゴリとロジカルにマーケティングを語られるイメージがありましたので、このキャリア本は意外でした。そして、おもしろい。 そんなマーケター視点のキャリア本、気になったところを

          My読書③「苦しかったときの話をしようか」

          本屋は「好奇心のデパート」

          本屋は、ワクワクする場所。 小さい頃は、計算ドリルとか参考書を買わされるイヤな場所だったんですが、社会人になって、いつのまにか「サードプレイス」以上の場所になっていました。 そんな本屋もこの20年で1万店も減少しているそうです。 ネット社会を考えれば「時代の流れ」の一言で片付いてしまいそうですが、「リアル本屋」の魅力が今でも健在であることを3つの本屋で紹介したいと思います。 1.誠品生活(日本橋)9月末に日本橋の商業施設「コレド室町テラス」にオープンした「誠品生活」。

          本屋は「好奇心のデパート」

          カウンセリングを学ぶとき、オブザーバーは何をみる?

          カウンセリングを学ぶとき「オブザーバー(観察者)」になったことはありますか? オブザーバーとは、カウンセリングを体験的に学ぶときに、その場を観察する人。第三者の立場でそのカウンセリングの場面をみて、主にカウンセラー役に気づいたことをフィードバックします。 クライエント役とカウンセラー役は、カウンセリングを体験しているときに客観的に自分をみる余裕がない。そんなときこそ、オブザーバーの出番。 それぞれの役をやってるときには気づかないことも、第三者の立場だと「あ、こんな感じなん

          カウンセリングを学ぶとき、オブザーバーは何をみる?

          残業で幸福を感じますか?

          「わたし、定時で帰ります」 というドラマがありましたが、「働き方改革」は単なる流行りのキャッチフレーズとして冷めてみるよりも「自分ごと」として考えたいなあ、と思っています。 「長時間残業」は、シゴトが嫌になる原因でもあり、メンタルヘルスにも大きな影響を与えるもの。キャリアの相談として「残業」が悩みになることも多い。 ですが、自分自身も以前、労働組合の委員をやっていたので「組織的に残業を減らす」難しさを痛感しています。 今日は、そんな「残業」について考えてみたい。 このテ

          残業で幸福を感じますか?

          My読書②自分の頭で考えて動く部下の育て方

          この本の良さは「指示待ち人間はどう生まれるか?」をきちんと説明し、どうすれば「指示待ち人間にならない人材を育てるか」を、さらりと書いてあることだと思います。 まず、「指示待ち人間」とは 指示待ち人間は、自分の頭で考えられないのではない。 自分の頭で考えて行動したことが、上司の気に入らない結果になって叱られることがあんまり多いものだから、全部指示してもらうことに決めただけなのだ。 つまり、上司が指示待ち人間を作っている、ということ。 自分もOJTを担当したときは、どうや

          My読書②自分の頭で考えて動く部下の育て方

          オーダーメイドと傾聴力

          アザブテーラーで久しぶりにジャケットを買ったとき、これも「カウンセリング的なマインド」が大切だな、とつくづく感じました。 オーダーメイドのスーツやジャケットは、既製品を買うよりもなかなか大変。それは、多くの買い手にとっては、売り手よりも圧倒的に知識が少ないなか、いろいろと選択肢が多いこと。 スーツの生地、カタチやフィット感、ポケット、裏生地、ボタン・・に加えて、オプションでこんなものもあります・・と。 買い慣れていないと、自分にとって何がいいのか、本当にわかりにくい。

          オーダーメイドと傾聴力