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雇用されうる能力〜エンプロイアビリティとは?〜
こんにちは。
チャッキーです。
最近ときどき耳にする「エンプロイアビリティ」という言葉。
はてさて一体何のことやら?という人も多いでしょう。
そこで今回はエンプロイアビリティという言葉についてご紹介いたします。
エンプロイアビリティとは?
一般には「雇用される能力」と訳されます。
簡単にいうと、「従業員として雇用され得る能力」や「継続して雇用されるための能力」です。
近年、終身雇用制度は崩壊し、年功序列や長期雇用も崩れつつあります。そんな中能力というものがより重要視され、自ら能力を磨いたりキャリアの形成を行う必要が出てきました。
こうした背景のもと、日本において1990年代後半からエンプロイアビリティという考え方が注目されるようになったのです。
ではエンプロイアビリティって具体的にはどういう内容かというと・・・
①所属する組織に雇われ続けるためのエンプロイアビリティ
終身雇用が崩壊した現代。能力が無ければリストラの対象になりかねません。
今所属している会社が必要としているスキルを持ち続けていくことは必要です。
そしてずっと同じ会社に勤め続けるには、その会社のことをよく知り、規則を遵守し、社内のネットワーク形成も大事なことのひとつ!いわゆる”うまくやっていく”ことです。
ただし、会社が求める能力は常に変化していきます。それを敏感にキャッチし、その能力を身につけ磨き続けることも同時に必要となるでしょう。
②希望の条件での転職を可能にするためのエンプロイアビリティ
ひとつの会社だけではなく、好条件の他社からも「是非来て欲しい!」と言われるような能力も今後は必要となります。転職が当たり前となった現代。
もっと条件が良い企業から「是非来て欲しい!」と言われるように高い能力ももつことも重要でしょう。
③希望の仕事をやり続けるためのエンプロイアビリティ
総合職で採用され、今受け持っている仕事が面白くできればこの仕事をずっと続けていきたいと思うようなことがあったとします。ただ、ジョブローテーションにより、他の仕事へ異動せざるを得ない。
さてそんなとき貴方は独立出来うるほどの能力、他社の同じ仕事へ転職出来うる能力はありますか?
やりたい仕事を続けたい場合、それを続けるための能力も必要です。それは人脈だったり、他社の同じ仕事でも通用できるくらいの能力だったり・・・
そのような能力も立派なエンプロイアビリティの一つです。
さて、貴方は自分がエンプロイアビリティを持っていますか?
エンプロイアビリティを磨くためには今後自分はどのように仕事をしていきたいか、どんな生き方をしていきたいかなどキャリアプランを練る必要があります。
それによって磨いていく能力も違ってくるのではないでしょうか?
みなさん、ぜひ自分のエンプロイアビリティを意識して働いてみてくださいね。
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