イ・スラ著「29歳、今日から私が家長です。」読書感想
本を読んで自分の思っていることを作者の誰かが言語化してくれていると、「あ。私1人じゃないんだ」って安心する。内容がみんなの思うようなことではなければ尚更。
私のことをよくそうやって安心させてくれるのは吉本ばななとイ・スラの文章だ。
図書館でこの小説を見つけて即座に借りて、夢中になって読んだ。
すぐさま2回目も読んだ。(私は気に入った本を続けて2回読む)
人気作家であり出版社の社長であるスラと、共に暮らし出版社の従業員として働く彼女の両親のホームドラマ調な話だけど、さらりと大