依存症対策にカジノリテラシーを高める問題はこれ!
もし私がカジノスクールを運営するなら、「ギャンブルをしないための」カジノリテラシーを高めるプログラムを組みたいと思います。
目的は「ギャンブル依存症対策」です。
カジノ開業の前に、ギャンブル依存症の予防のためカジノリテラシーを高めるための学習が必要だと思います。
カジノは危ないからやるな、ではなく良い面も悪い面も、さらに難しい面も理解を深める必要があるのではないか、ということです。
そのカジノリテラシー向上につながるプログラムのひとつとして、出目の記録をもとに、「どんな賭け方をするのか」を課題とし考えることが効果的だと思います。
そして作成した賭け方のルール(ベットシステム)を実際にデモプレイで運用するのです。
これは「当たり外れに賭けるギャンブル」ではなく、「利益を出す仕組みが作れるのか」ということを徹底的に考えてもらうという目的があります。
実際に仕組みが作れるのか否かは問題ではありません。
ここでは、カジノで稼ごうと思うのであれば、ここまでする必要があるということを認識してもらうのが目的です。
いきあたりばったりのギャンブルに走って依存症にならないためには、有効なプログラムだと考えます。
そこでひとつ問題を出します。
以下にルーレットの実際の300回分の出目記録を2つ挙げるので、これをもとにどんな賭け方をすればよいのかを考えてみてください。
その際にルールを作っておきます。
① 300回の出目すべてに賭けること
② 賭け方は一点賭け(1〜36と0の37個の数字のうち、ひとつだけに賭ける)
③ どの数字にいくら賭けるのか、簡単なルールを作ること
④ 当たれば賭け金の35倍を得て、外れたら賭け金は没収される
⑤ 資金は100ドルとし、2つの出目記録でこれを増やすこと
出目記録は2つ用意します。
いずれも300回施行しています。
両方とも1番下の写真の最下段右からスタートし、1番上の写真の最上段左で終了です。
賭ける時は当然、どの数字が出るのかはわからないこととします。
たとえば「ルーレットその1」は「白の11」からスタートしますが、賭ける時点で11が出ることはわかりません。
【ルーレットその1】
【ルーレットその2】
ルールはいろいろと考えられると思います。
アルゴリズムを組めるプログラマーであれば、割と簡単にルールが作れるかもしれませんね。
以下にその一例を解答として載せておきます。
ルールは極めてシンプル、4行で記述しています。
そして結果は、ルーレットその1で+74ドル、ルーレットその2では+166ドルとなっています。
なお、以下はあくまでも解答であり、ルーレットの攻略法として推奨するものではありません
ここから先は
¥ 2,000
ギャンブル依存対策活動の資金として活用させていただきます。