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ティファナの寿司トラック野郎がイケてる件
最近のラテン系は侮れないとツクヅク思う。国境の町のフードトラック村で、巻物売ってた二人の爽やか加減が、メキシコにも21世紀が来たことを物語る。ベタなメキシコはもちろん好きだけど、そのベタさは良いところだけ残して、麻薬と一緒に捨ててもいい時代に来てる。そう、本当の富は、麻薬売ってちゃ買えないのだよ。
見える国境、見えない国境
メキシコ側のフリーウェイから見えた国境。あそこを越えるとアメリカだ。
生まれて初めて、目で見た国境。目には見えない国境は沢山見てきたけど、ホントに越えるのが難しいのは、見えない国境の方かもしれない。
セカイが終わる。カッパが騒ぐ。
「セカイ、とうとう終わるらしいで」
となり町から、シンジョーがやってきた。正しくは、シンジョーに乗り移ったカッパであるが。
「お前、どうする?どこに網張る?」
「エライ難問やなぁ、それぇ~!」
と言いながらも、俺の口元は、だらしなく緩む。
「あぁ、どんだけ美味しい感情が食べられるか、頭、爆発しそうやわ~、ワシィィ~」
シンジョーの目は、ほとんどドラッグ中毒者のそれだ。俺は思わず目をそら
Lunch Timeのふたり
職場が家から近いので、ほぼ毎日、連れ合いがランチタイムに戻って来る。ふたりで台所に立つ。ふたりで片付ける。時間があれば、その日にチェックインするAirbnbのゲストの部屋の掃除とベッドメイキングもする。
「今、ブログを書く勉強してて」
「僕の名前、出さないでね」
「ブログ用に名前変える?」
「長野勉とか?」
ということで、ベン君が登場する予定です。でもベン君とランチは作りたくないか
Streetに生きる
娘達の住んでいるLong BeachのBelmont shoreのセカンドストリートには、道端で芸をしたり、モノを売ったりしている人をよく見かける。
高校卒業して、自転車で放浪している時、ストリートで1日の大半を過ごしていたせいか、こういう人達がとても他人だとは思えない。30年以上経った今も、フードトラックとかやってるのは、ストリートのDNAがあると思っていいかもしれない。
やっぱり、ここでも
せかいには、私ひとり
「今、ここに自分がいることを誰も知らない」
高知の深い山奥にある靴のワークショップから、一番近い宿泊場所が、このライダーズインである。
スタジオでの靴作りを終えたのが8時過ぎ。そこから、一緒にクラスを取っていた、丸亀からのお母さんと娘さんの車で、大栃のこの宿まで車で送ってもらう。
途中、例の車線のない谷底の上の道のカーブを曲がったところで、鹿に出くわす。私なら、この鹿と心中してたな。
宿に