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やっぱりファクトが命

福山市がバットマンの舞台となる架空都市ゴッサム・シティと友好都市提携を締結し、マスコミ各社で話題となるばかりか、多くの市民から大盛り上がりのコメントが市役所に寄せられています。

「情報発信戦略」というと、テクニック的なことをイメージしたり、お化粧した宣伝と思う人もいますが、それが通用する時代ではなくなっているのです。


ネット社会は「嘘がつけない」「嘘をついてもバレる」「誰かが見ている」「良いことはすぐに広まり、悪いことはもっと早く広がる」「国民全員が発信するメディアを所有する」社会です。


こういう状況で一番大切なのは「事実」と「正しさ」「良質」。良い施策を続けていけば必ず市民の評価はある時点からうなぎ上りに上がりますし、それが無限にシェアされていきます。

そうすると無駄な広報予算は必要なくなります。一方で、付け焼き刃の政策、お化粧した結果、うやむやな効果測定は市民からの信頼を損ねるだけで、一番やってはいけないことです。


ネット業界は「勝者総取り」とよく言われますが、実は行政においても評価の高い地方自治体はどんどん評価が高まり、ミソをつけた地方自治体は負のスパイラルから抜けるのが難しくなってきます。

瞬間的には誤解が生じ、炎上することもありますが、真摯な情報発信を続け、ひたすら政策成果を残していけば、いつしか悪い書き込みは消え、正しい評価に置き換わっていくのもネットの特徴です。

正しい情報発信、そして戦略的広報の最重要ポイントは、宣伝広報費を多く計上し、市民の目をごまかすことではなく、あくまで正しい政策、意味のある政策、横並びで後追いではなく地元市民の本当にニーズに耳を傾けた政策を立案し、それをまっすぐに伝えていくことなのです。
強い事実(ファクト)に勝る情報発信はないのです。

それを改めて感じた今回の友好都市提携。やはり事実が一番おもしろいです。実はそれが「公務員のための情報発信戦略」で一番言いたかったことかもしれません。

まだ読まれてない方はぜひご一読ください。https://amzn.to/3miMms5


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