チャーミングって?
仕事をしていく上で、すべての土台になるのはチャーミングさだと私は思う。
「理屈は感情にしてやられる」と教えてくれたのは私の師匠の増田宗昭さん(蔦屋書店を経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ社長)だが、やはり誰でも人は好きな後輩に目をかけて教える。交渉でも「なんとなく好き」な相手とは話も弾むし、折り合い点も見つけやすい。あなたが好きなら先方も悪い印象は持っていないはず。
この根底にあるのが、チャーミングかどうかだ。
営業も、マネジメントも、経営も、買収も、あなたがチャーミングであればあるほど上手くいく可能性は高い。キレッキレだが、いけすかないヤツは、どこかで落とし穴にハマるのだ。
一番頼りになるのは人の感情、一番怖いのも人の感情。 面接の場面では「協調性」とか言われるが、シンプルにいうと「みんなに好かれるかどうか」「可愛がってもらえるかどうか」だ。
AIだけの社会になれば、人のスペックだけで評価が決まるようになるかもしれないが、少なくとも人間が介在しているうちは、感情面の影響は大きい。
もちろんチャーミングだけで世の中を渡っていくのは難しいが、かなりの武器になることを私は保証する。困った時にもきっと誰かが手を差し伸べてくれる。
そして、多少下駄を履かせてもらってチャレンジした仕事によって、新しいスキルが身につき、周囲の期待値に実力が追いついていく。
しかし、この「チャーミング」「可愛げ」を教えてくれるビジネススクールはない。
人との付き合いの中で、肌感覚で学んでいくしかない。
でも、一度身に付けると、どんな職種でも通用するスキルなので、しっかり取り組むことをオススメする。
『仕事を楽しむ整える力〜人生を自由に面白くする37の方程式〜』よりhttps://amzn.to/3clk5gp
楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!