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月収14万から月収100万までの道のりを楽しむ#278

子どもを中学受験したという友人に久しぶりに会った。

中学受験は大変だったという。

うちの近くでは、中学といえば、小学校の近く

でみんな同じ顔ぶれで、小学校を卒業しても、

また中学の入学式で会うので、悲しみもない。

中学受験は、なかなか身近にいない存在なので、

話がとても新鮮だった。


その友人の話の中で、

「〇〇中学に合格した△▼ちゃんのママ」


それを自分が欲していることに気づいたという。

中学受験には、中学受験用の塾があり、

その塾では、中学に合格と共に、

次のカリキュラムのコースに乗せるための戦略を

用意している。

そんな電話を取った時に、

その友人は、はっと気づいたという。

私は、塾の手のひらに転がされていたと。


そこから、色々なことに目が覚め、

〇〇に合格した子のママというステイタスを

欲する自分にも気づいたという。



転ばぬ先の杖で、親がどこまで手を出して、

どこまでしてあげるかということは、

それぞれの家庭で異なる。

そしてどれが正解ということはない。


子どもが転ばないようにして、

転ぶ手前で、ケガさせないように、

手を貸してあげることよりも、

転んだら、どう立ち上がり、

次には転ばないようにするにはどうしたらいいのか?

それをすべて教えてあげるのではなく、

子ども自身が考えていける力を鍛えてあげることのが

大切のように思う。


それには、失敗させないではなく、

失敗したら、どう前を向かせてあげられるか?

自分は子供の近くにいる大人として、

どう伝えてあげられるだろうか?

私自身が、失敗を経験して、

そこから立ち上がった経験しないと、

そんなこと伝えられないし、

説得力もない。


そんな風に考えると、とても気楽だった。

成功しないと、ダメ!

間違ったことをしてはいけない!


そんなに慎重に生きてきた私ではない。

とりあえずやってみよう!

計画も大体でやってみたら、

案の定こけた。

そんな人生だった。

そんなずっこけが多い人生だったからこそ、

私は、転んでも立ち上がることに慣れているのかも。

多分転んでいると自覚もないままかも。

でもずっこけ多いとネタが多くて、

周りが、この人面白いって助けてくれたりする。

メリット多し。



昨日会った友人は、塾の呪縛から解き放たれ、

あった時にはすがすがしい表情だった。

また、誰からも言われたわけでもなく、

ステイタスを欲しがっていた自分自身に気づいたという所も

素晴らしいと思った。


子どもが転ばないようにと思って、

子どもの為にしていたことが、

実は、親という自分自身の欲を満たすために

していることはないか?

そんなことを考えさせてくれた。

教えてくれてありがとう。また会おうね!





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