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「元・先生」になったので、解剖学についてお話していこうと思う。

こんな皆様へ届いたら嬉しい。
・筋肉勉強するぞー!という方
・解剖勉強したいのに、どうにも頭に入らない方
・ひたすら丸暗記させられて「もう嫌」ってなってる方
・解剖学書に書いている事が呪文のように思える方
・簡単な本でいいやってなっている方
・解剖学の本=辞書だと思っている方
・私には関係ないかな、と思っている、整体やトレーニングジムのお客様

はじめまして。解剖の先生です。

というと何だか、日々ご遺体の皮膚を切り開いて中身をなんやかんや観察している風ですが、メスはもちません。解剖学の本や人体模型を使って骨や筋肉の造りと働きを教える「人体解剖学(体性系)」の先生です。

実は所属している法人が学校業務を終了しまして、指導内容などの公開について少し縛りから解放されました。それでこちらで解剖学の学び方を少しづつお話していこうかなと思ったわけです。

「私の教えていた」解剖学

私はこの3月(2020年現在)に学校業務の幕引きを迎えたNPO法人アトラス・オステオパシー学院という整体の学校(というと各方面に怒られそうなのですが、伝わりやすいようにこの表現で行きます。)で講師 兼 施術者を10年程させて頂いてました。

オステオパシーは、知る人ぞ知るめちゃくちゃマニアックな整体です。概要を知りたい方は上のリンクからどうぞ。
すんごく理論を大事にするので座学の量が半端ない。実技も動かすニュアンスが異常に細かい。
ですので、この学校は数年単位で(カリキュラム編成で年度により変動)施術技術を学ぶのですが、、

入学者は多くが30代~40代で、その半分以上の前職は全くの畑違い。最後に勉強したのはいつだっけ???という感じ。ちなみに私はJCOという別の学校を出ているのですが、入学時はそのような感じでした。
そんな人達が約200個の骨と、それをつなぐ関節、約600個の筋肉のほとんどを皮膚の上から触り分けたり動かしたりできるように、
ひとまず最初の半年で形と動きの性質を覚えなきゃならない。
(覚えないと、ほとんどの理論も実技も全然わかりませんので。。)

そんなパートを担当させていただきました。
まあ苦戦しました。学生の皆さんとご一緒に。
実際、私は解剖のすごい専門家ではないのですが、お素人さんが何で解剖学書わかり辛いって言ってるかは、ちょっと自信ある。
プロフィールにもありますが、「教える専」の解剖学。不定期ですがちょこちょこ書き足していきたいと思います。

たまにちょっと違うことも書くかもしれませんがご容赦くださいね。

また、教えてた皆に悪いから、全部じゃないけど一部有料となることがあります。これもご容赦ください。

では、これからどうぞよろしくお願いいたします!

村井香織

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