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347 東京・国立で旧駅舎を訪ね、地ビールを堪能す。


東京の西部、国立市にやってきました。
中央線の沿線に5年間住んでいたのに国立に来たのは初めてです。
駅は高架化されていますが、三角屋根が特徴的な旧国立駅舎が駅前に遺されています。大正15年に建てられた後、80年間に亘り駅舎として利用されてきました。大正から昭和初期にかけての建物としては非常に個性的な建物で今でも街のシンボル的な存在となっています。

いったん解体されましたがその後ほぼ同じ場所に再建され、令和2年に「まちの魅力発信拠点 旧国立駅舎」として再出発しました。

旧駅舎の中は資料館となっていて、国立市のまちづくりの歴史や旧国立駅舎の建築構造などが紹介されています。電車を待つ待合所の役割を担っていますし、

「いいね!国立」さんより

旧国立駅舎をイメージしたゆるキャラ「くにニャン」などを販売する案内所などもあります。イベントにも使われるらしく、12月23日にはここで合唱団によるクリスマスコンサートも開かれるらしいですよ。地元の方は是非お越し下さい。

さて、わたしが国立に来たのはこの駅舎を見るためでもありますが、もうひとつ目的があります。

それはこちらのお店「麦酒堂 鎹 KASUGAI」さんでクラフトビールを味わうため!もう薄暗いですが午後5時前なので予約してきましたがお客さんは少なかったです。混雑時はなかなか予約が取れないようですよ。

このお店は国立で100年続く酒屋・せきやさんが手掛けており、8種類のクラフトビールを楽しめます。No.1の「1926」はさきほどの旧国立駅舎が竣工した年。やはりあの駅舎は国立のシンボルとなっています。

どれにしようか迷いましたが、1800円で4つのクラフトビールを楽しめる飲み比べセットをチョイスしました。

お店の中はこんな感じ。カウンターでマスターに説明を受けながらビールを味わうのもいいですね。

この日は曇天で寒かったですが、天気のいい日はテラス席でビールを味わうこともできるようです。

そうこうしている間にビールがやってきました。番号はメニューのビールの番号に対応しています。2番のApero Sacree Saisonは薫り高いバジルを使用したビール。6番のSUMMER GAZERはライムとマンゴーの風味の爽やかな酸味が感じられるビールです。どれもかなり個性的で攻めているなと感じます。ふるさと納税を含めていろいろなクラフトビールを飲んできましたがこんな独特の味わいのあるビールは初めてです。

野菜や海産物などの食事も産地にこだわった素材を使っています。北海道産皮付きポテトは何はなくともビールには欠かせない!枝豆はゆでるのではなく鉄板で岩塩とともに「焼く」という新しい発想です。

大好きな胸肉の唐揚げとともに、バジルのビールをおかわりしました。

初めて来た国立でしたが、駅を中心に放射線状に延びる道路や大学通りのイチョウ並木(暗くて撮れなかったけど)、そしてこんないいビアレストランもあり大好きになりました。東京に転勤したら国立に住みたい。そう思えるような町でした。このビアレストラン、宇和島産まぐろもおススメらしいです。次は是非こちらを試したいと思いました。

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