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307 沼津弾丸ドライブ①~沼津港編~

巷では三連休。今年は暦の並びが悪く秋分の日が土曜日にあたってしまい死んでいるので9月唯一の三連休です。その唯一の三連休、なぜかわが社は明日の敬老の日は特例出勤日としてくれたため出社しないといけません。鬼です。

月曜日は休めないならば今日しか動ける日はない!ということで先週の浜松に引き続き静岡県内を巡るドライブを決行することにしました。

旅の目的地は県東部の沼津市。駿河湾の東岸をぐるっと囲うように位置しており、西に海が開けているので夕日の撮影スポットがいくつもある町です。もちろんこれだけ海に面している町なので港も数多くあり、漁業は市の主力産業となっています。

ということで少し遅めに静岡市を出て、お昼時を狙って沼津港までやってきたんですがまぁおっそろしいほどの人出!道路はどこも大渋滞、駐車場はどこもいっぱいで車を停めるだけで一苦労。駅からバスで来た人も多いらしく、バス停も大行列でした。みんな考えることおんなじですねぇ。。。来る時間を考えないといけません。

今日もうだるような暑さだったんですが、せっかくここまできたのでお目当てのお店に並ぶことにしました。以前知人から聞いた深海プリン(450円)をどうしても是非食べてみたかったんです。

30分ほど並んでようやくゲットした深海プリン。プリンの上の何か青い物体がいます!!! なめらかプリンの上に乗っているのはラムネのジュレ。色もそうですが、味も夏にぴったりのさわやかな一品です(今は秋のはずですが、全くそんな感じはしません。まだ夏です、夏。)。店頭では同じく青い深海ソフトや深海モンブランも売っていました。深海モンブランは本来茶色いマロンクリームが真っ青でなかなかシュールでした。。。

沼津は日本一深い駿河湾に面していることから深海魚推し。深海魚水族館が有名ですがその隣には「DeepSea World」という深海魚のシューティングを楽しめる施設もありました。

最新の旅色でも沼津深海魚水族館の記事が掲載されています。

さて、プリンもいいんですがそれだけではさすがにお腹が膨らみません。ここまで来たらやっぱりお寿司でしょう。

市場の並ぶぬまづ新鮮館の中にある武田丸さんでお寿司を頂きました。静岡県は沼津をはじめ、清水、焼津などいい港が多く新鮮な魚を食べられる場所が多くあります。鮨好きにはたまらない場所ですね!一緒についてきたカニ汁とともにおいしく頂きました。

お腹もいっぱいになったので少し港を散歩します。港の入り口部分にそびえ立つ大きな建物が目を惹きます。これは「沼津港大型展望水門びゅうお」といって東海地震の際の津波対策のために造られた水門です。地震発生後5分で閉門されて港を守るのですが、建設されたのは東日本大震災前であり残念ながら東日本大震災時ほどの大津波は想定されて作られていないそうです。

高さのある施設を有効活用するため、地上30メートルの場所に展望施設が設置されています。おとな100円、こども50円で登ることができるので行ってみることにします。

エレベーターで展望フロアにやってきました。窓からは勇壮な富士山…が雲に隠れてしまっていました。そういえば静岡に来て1ヶ月半が経ちましたが富士山ほぼ雲に隠れていて見たことありません。夏場はこういう日が多くなかなか顔をのぞかせないようです。

こちらは水門から外の様子。ちょうど船が駿河湾に向かって出ていくところでした。

先ほどまでいた賑やかな沼津魚市場方面。観光船も出ていて「びゅうお」をくぐっていくそうです。真下から見上げる「びゅうお」の姿もまたダイナミックでしょうね。

深海魚のトリックアート。口のところに頭を持っていって「くわれるー!!」とポーズをとって写真を撮れるんですが、わたしはぼっち旅なのでできません。

「びゅうお」も港の西端に立っているので夕焼け空をバックに写真を撮るととても美しいそうです。ここを撮影するのもいいな、と思ったんですがせっかく来たならもう少し足を伸ばしてみようということで沼津市の南部、伊豆半島の付け根部分に向かうことにします。

ということで次回は沼津ドライブの後編、戸田(へだ)地区での旅の記録を書きたいと思います。お楽しみに!

市場の店頭に置かれていた謎のカマ。

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ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
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