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140 伊勢・志摩天空のドライブ①~朝熊展望台から鳥羽へ

9月24日。前日は台風15号の影響で雨の多かった三重県地方。この日は朝から晴れ。前日は大雨で一日家にこもっていて出かけたい欲望が高まっていたので、25日に予定していたドライブを前倒してこの日に行くことにしました。思い立ったらすぐ行けるというのがドライブのいいところです。

伊勢志摩には伊勢志摩スカイラインとパールロードという2本の絶好のドライブルートがあります。伊勢志摩は何度も訪ねていますが車で来ることが少なく今回初訪問。この地方独特の地形や景色を楽しもうと思います。

伊勢志摩スカイラインで伊勢湾の絶景を望む

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伊勢志摩スカイラインは伊勢神宮前から鳥羽駅付近を結ぶ有料道路です。朝熊山から望む伊勢湾の景色が美しく「天空のドライブウェイ」と呼ばれています。通行料金は普通自動車1270円ですが、ネットにある割引券を提示すれば1020円になります。

【割引券はこちら】
https://www.iseshimaskyline.com/lancelot/common_files/images/public/waribikismp.pdf

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ベンチに座ってのんびり海を見ていたい

伊勢神宮側からスカイラインを登っていきます。上の地図③の場所にあるのは一宇田展望台。伊勢の町や海の向こうに鈴鹿山地も望めます。ここは町が望めるため夜景もキレイだそうです(通常は19:00、8月は20:00閉門なので注意が必要です)。

もう少し車を走らせるとスカイライン最大の観光ポイント「朝熊山展望台」に到着します。地図の⑤から⑧のポイントです。

台風がまだ近くにあるせいか風が強いです。

や、こんなところに足湯があります。最近は至る所に足湯がありますね。海岸線を一望できる足湯はどんな感じでしょう。ワクワクします。

100円支払って適温のお湯につかりながら朝熊山からの景色を眺めます。ここからは一宇田展望台とは方向が変わりここからは鳥羽方面の景色、この地域独特の複雑な地形や伊勢湾に浮かぶ島々が一望できます。ドライブで疲れた足が癒される。。。(結構人がいたのでお湯の写真、写真がなくてすみません)

青空とのコントラストが見事な「天空のポスト」

さて、この展望台には有名な「映えスポット」があります。それが「天空のポスト」。青い空に赤いポストのコントラストがとても美しいのです。

こどもが駆けていきました。なんだかとってもいい感じ!

小豆島のギリシャ風車でもありましたが、ここでも無料のホウキが貸し出されていました。ポストの横で空を飛び写真も撮れます。ただ結構順番待ちしているのでみんなに見られて恥ずかしいかもしれません。。。

朝熊山展望台を降りたあとも何か所かで車を停めて写真を撮ることができます。志摩の海をバックにマイカー撮影。いつもお世話になってますがなかなか登場しません。こんな写真を撮るポイントがあるのもこのスカイラインのいいところです。

マリンブルーの海に抱かれる離島を眺めながら鳥羽散歩

スカイラインを降りて鳥羽駅前まで来ました。鳥羽は水族館や温泉旅館も多くある観光都市。ここから離島に向かう船の玄関口でもあります。

駅前は古い建物も残されていますが徐々に整備されてきています。海の傍の広場に建つお土産店が鳥羽マルシェ。伊勢エビにカキ、あわびに伊勢うどん、それに赤福。伊勢志摩はお土産の宝庫。目移りしてどれがいいか悩んでしまいます。

マルシェを出ると…足湯!「とまり湯」という名は鳥羽の地名の語源「泊場(とまりば)」から来ているとか。じゃあ、ここにしばし泊まってみましょう。

マリンブルーの美しい海、そして向こうに浮かぶ志摩の島々。そんな景色を見ながら浸かる足湯。イヤなこと全部わすれます、この時だけは。

さて、足が癒されたら少し海岸沿いを歩いてみます。向こう右手に見えるのは坂手島。伊勢神宮に奉納するカツオやブリを捕る漁師がかつては多く住んでいたといいます。

左手は答志(とうし)島。鳥羽から渡れる離島の中では最大で、鰆漁が盛ん。漁村ならではの独特の文化の残る島です。

ほかにも三島由紀夫の「潮騒」で有名な神島や菅島とここには4つの有人島がありますが、これらの島には鳥羽駅から徒歩5分の鳥羽マリンターミナルから行くことができます。

今回離島にも行こうかと思ったのですが、旅のテーマをドライブとしたので見送ることにしました。冬は魚の身が引き締まっておいしい季節だといいます。この冬は近鉄の特急「しまかぜ」で鳥羽まで来て離島アクセスしてみたいですね。

志摩に来たらこれ!郷土料理「てこね寿司」を頂く


散歩をしていたらお昼時。お腹がすきました。
志摩地方に来たら絶対食べたいものがあるんです。

それがこのまぐろの「てこね寿司」!まぐろの赤身を醤油だれに付け込んだものを酢飯の上に並べて紫蘇、生姜などの薬味とともにいただきます。古くは漁師が忙しいときに魚の切り身とご飯を手でこねてそのまま食べていたことから始まったそう。まぐろに醬油だれがいい感じに漬け込まれていて、日本に生まれてよかったと思える味なのです。

鳥羽一番街3階にある「漁師直営店 浜幸」でいただきました。こちらではかつおやかんぱちのてこね寿司もいただけるそうです。まぐろてこね寿司は1680円です。

おいしい食事もいただいたので鳥羽からは南に車を走らせることにしましょう。ただ、アクシデントがありましたが…
その記事は次回お届けすることにします!


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