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クルマ屋さんで働いてみようシリーズVol.07

第七回 人事担当のお話し


<人事担当ってどんな仕事をするの?>




人事とは、組織の人材管理に関する業務を全般的に行います。
・採用業務
・退職者の手続き
・社会保険関係
・給与計算
・人事制度関係
・労務管理
・人材育成
・人事評価
など業務は多岐にわたります。



<具体的にどんな仕事をしているの?>




特に大事な5つの仕事についてお話しします。
・採用業務
必要な人材を獲得するための実務として、採用計画・採用方針などを策定し、実際のアクションプランへの落とし込みを行います。募集業務から選考、入社手続き、休職、そして最終的には退職までの管理をおこないます。採用に関する仕事は人事の大きな役割のひとつです。企業によっては、プロセスのどこかに他の部門が関わることもありますが、採用活動全体を管理し、質の高い採用を実現させる役割を担っているのが人事であることに間違いはないでしょう。


・人材育成
企業のビジョンを実現するために、必要な人材を育成するための研修や教育業務を担っています。社員を育成するための研修内容を策定したうえで予算を確保し、実際の研修を開催・運営します。研修の講師などを外部に委託することはありますが、研修内容を立案してコーディネートする役割は人事の業務であることが多いです。

・人事評価
人事は、各社員の働き方から、能力や業績の成果を正当に評価し、昇進や適切な給与として還元するための仕組みづくりも行います。透明性・公平性をもった人事評価制度を策定・運用することで、社員のモチベーションを上げ、企業の業績を上げると同時に、長く勤めてもらうシステムを築くことが人事評価の最終的な目標です。

・労務管理
労働時間の管理や健康診断、福利厚生業務、安全衛生管理などの業務も行い、社員が安心して働くための土台を築くことが労務管理の役割です。2019年に労働基準法が10年ぶりに改正され、各企業の労働環境に注目が集まる中で、適切な労働時間管理・メンタルヘルス対策を行うことは重要な業務といえます。

・人事制度関係
人事制度というと、給与や役職といった等級を思い浮かべますが、それらも含め社員の仕事を正当に評価し、適切に処遇ができるための基準づくりのことを指します。人事制度がうまく運用されていない場合、社員のモチベーションの低下や離職率が上がるといった事態にも陥りかねませんので、人事制度の立案には、専門的な知識が必要になります。


<人事担当に向いてる人は?>


・コミュニケーション能力の高い人
会社の顔となるケースの多い人事の仕事には、第一印象も重要です。人事担当者の対応がその会社のイメージにつながるため、感じのよい対応ができる人は人事に向いています。
また、関係先や応募者とのやりとりに加え、従業員の労務に関する相談やトラブルに人事異動など、会社と社員にとって重要な決定事項も少なくありません。
・機密情報を守れる
人事の仕事は、ほかの部門以上に機密を扱うことの多い仕事です。担当する職務によっては、ほとんどが機密情報というポジションにもなりえます。そのため、機密保持に対する意識が求められます。
機密漏えいで企業や社員が損害を被るようなことがあれば、「うっかりしゃべってしまった」ではすみません。軽口を叩かない人、情報の重要性を十分理解している人など、機密情報を守れる人は人事の仕事に向いています。
・物事を論理的に考えられる
人事の仕事は、規則に関することや数字に関することなど、客観的に見て判断する仕事が多くあります。むしろ、主観的な仕事はほとんどないといっても過言ではありません。
したがって、論理的に物事を考える力が必要です。冷静かつ公平であるべき人事の仕事で感情に流されることは避けなければなりません。
とくに、個々の従業員の生活や将来に関わる事柄は、論理的な思考であればこそ適切に行えるものです。

人事担当のお仕事が少しはわかっていただけたでしょうか?
弊社ではいろいろな職種の募集をしていますので、下記からのご応募お待ちしております(^^)/


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