サトマイさんの新刊「あっという間に人は死ぬから〜"時間を食べつくすモンスター」"の正体と倒し方」を読んでみた感想
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
推し発信者サトマイさん
最近めっきりビジネス系インフルエンサーをミュートしていってる僕ですが、数年前、今ほど知れ渡る前から、今もなおちょくちょくと発信を参考にさせていただいてるサトマイさん。
そんなサトマイさんが本を出すってんで、注目してました。
最初はこんな発信を見たんです。
この投稿は本日の投稿ですが、まだ表紙もできてないころから、このような内容の投稿をされてました。
僕にとっては、時間の流れが早くなったなと感じてることがフックになったのではなく、ここ数年の既存のビジネス書や自己啓発本でドヤられてる、様々な著名人の提言に「一理はあるけどこんなもんほとんど当てはまらんやろ、、」と思ってた僕の捻くれマインドにブッ刺さったのが一番の購入動機でした。
実際はそんなアンチテーゼはごく一部で、読み始めるとマイルドかつ実用性と現実味のあるテイストで、ブッタ斬る感を期待しすぎると肩透かしを食らうかもしれません。
ただそのちょっとした捻くれた期待のズレを補ってあまりある良著でした!
オラオラ系の人には刺さらないかもしれませんが、オラオラ系ではない全ての人におススメですし、オラオラ系であっても組織をまとめる人であったりすると、人付き合いなどにおいて非常に役に立つ一冊だなと思います。
というわけで僕目線の主観でザッと感想やらなんやらを書いてみます。
囲い編集のところは基本的に著書からの言葉の引用です。
生きる目的は自分で作るもの
人は何故生きるのか?
人は何故生まれてきたのか?
誰もが一度は考える意味のない問いですが、そんなところからキッチリと掘ってくれます。
そんな事ぐらいはわかってるよ!って人もいればわかってるけど考えちゃう人もいるかもしれません。
ドイツ社会心理学者がそう説いたそうで、生きる意味なんてない。という真理で止まっちゃうのもどうやら具合が悪そうです。
最初は確かにないし、道中もきっとあやふやだけど、生きる意味や目的はどうやら漠然とでもあった方がよさそう。
同じ、、というとおこがましいですがサトマイさんもゴリゴリの陰属性なのでイチイチ発想や引用哲学に共感できます。
まさに「人生はゲーム」ってのはホントにそう思ってて、すごくスッと入ります。ゲームしない人、してきてない人って大変だよなとすら思ってる。
だから女の人の方が道に迷いやすいんじゃないだろうか?
いや、そんな関係ないかw
生きる意味や目的などない
それらは自分で作るもの
なので、、
というわけですね。
"何もしない"という選択も含まれてることが死ぬほどありがてぇ、、
ポジティブ教はクソ!
僕にとってのパンチライン「誤った自己啓発」についての部分はもうおもろすぎました。
無責任なクソインチキ野郎どもの鼻くそポジショントーク。
そこそこの金額とってそんなこと教えてるようなヤツはドツいたほうがええすね。ホンマに。
(サトマイさんはそんな事書いてませんよw 僕の主観です!ポジティブが効く人はポジティブに生きたら良いと思います!ホントに!最高!素晴らしい!←イジリじゃないですよ!)
僕はとにかく毎日いらんことばっかり考えてるし、元気ないし、おもろくなければ笑いません。基本無表情です。自分に正直に生きてます。
ずっと何かしらのアドバイスに頼ってる人ってつまり解決、改善してないわけで、もはや浪費なんですよ。どうせ騙されるなら騙されたと思ってこの本買って読んでみてください。2000円でお釣りがきます。
アドバイス✖️エビデンス
ドヤ体質の人の得意スキル「エビデンス」
例えエビデンスがあっても信用しきるのはどうか?という切り口が最高です。
今やよくあるアドバイスの代表のような様々な法則。
世の中のエビデンスの多くは「偽陽性的」
結果(エビデンス)としては陽性なのだが真実としては陽性とはいえない。
こういう明確に正しくもないし明確に間違ってもいない情報が溢れている。
エビデンスとは
「特定の条件下で見られる法則」
である。
成功者Aの発信は成功者Aという条件下で見られる発信なので、そりゃ再現性に確実性はない。〇〇だからできる!は、言い訳でもあるんだけど、半分正解なんですよね。
避けられない「死」「孤独」「責任」
3つの理(コトワリ)と3つの原則
僕は数年前まで「悲しいを削減する」という理念を大きく掲げていました。
今もその気持ちはあるのですが、ここに書かれてある原則「人生に苦は必要である」ということを悲しみから逃げ続ける過程で気づきました。
そして人生は苦しく社会は絶望なのだと、強く深く認識しています。
人は基本的に孤独で人は必ず死ぬ。
そして生きるには責任が付きまとう。
そのコトワリが折り重なり争い続ける人社会の様相は絶望でなくてなんなのか?
こんな苦しい世界のどこにポジティブがあるのか?僕はそんなテンションです。
カッコよく言えばこうした慢性的ストレスをモノにしてる。つもりです。
(できてないことも多々あります)
3つのコトワリと3つの原則については書籍でしっかりと明記されており、この極めて現実的な宇宙のルールのような世界の概念に従って頑張ればだいたいそこそこええ感じになるんじゃね?って本には書かれてます。
認知行動療法
何かグダグダな事があったり、あり続けたりするときに、それを改善する方法として現在最高峰と言われている「認知行動療法」についても深く書かれてました。
やれADHDだとかHSPだとか人類総精神病な先進国(特に日本、特に我々)にはかなり重要なアクションだと思いますし、何不自由なく生活できてる人でも、日常における様々な課題の改善に、この認知行動療法は使えそうです。
3つのコトワリについて自分がどのような認知を持っているか?
書籍の中盤のワークをやってみました。
【死】
避けられないもの。必要なもの。
ネガティヴなことではない。
受け入れなければならない。
死ねる社会にしないといけない。
死ぬために生きる。死に方が知りたい。
【孤独】
安らぎ。休憩。癒し。
落ち着く。ポジティブな印象。
人はどうしたって孤独。
これを受け入れないとかなりしんどそう。
【責任】
面倒。負いたくない。強制感。
ない方が良いと思ってる。
使うのも使われるのも嫌い。
僕は3つのコトワリの中で「責任」に対して非常に強い認知ネガティヴがあり、ちょっとした認知の歪みを引き起こしてる可能性もあるなぁと思いました。
死と孤独にネガティヴな気持ちはほとんどありません。どちらかというとこっちの方からネガティヴ認知を取り除く方が大変そうなので、人生をかなりの時間かけて死と孤独に向き合ってきた甲斐はあったのかもしれません。(責任どこいったw)
人生を悪化させる体験回避を回避
自分にとって耳が痛いな、気をつけなきゃなと思ったのが「体験回避」の現象。
とにかく願望が「何もしたくない」なので、放っておくとマジで何もしません。
かといってかなり強い願望でもあるので無理をしすぎると壊れます。
しっかりとハンドリングして、自分なりに挑戦し続けないといけません。
「何もしたくない」からこそ「何かしたい!」と思ったことはすぐにやります!
そんなチャンスはあまりないからです。
基本的に誘われたら乗る。
相手に合わせる。
(自分のために)
理想の生活は何もしないことだが、そのために何かをする。
趣味や生きがいがあることには本当に救われてる!!なかったら死んでると思う。ちなみに発信を見てくださってる方には耳タコですが「ゲーム」「漫画」「音楽」が三種の神器的趣味です。
価値観とは何なのか?
価値観の定義がまずなかなか難しい、、
難しいんですが「価値観」という言葉、価値観という概念を改めて考える。
僕は自分の理念集を年単位でアップデートしてるのですが、似たようなものなのかと。
「価値観とはゴール(到達点)ではない」
(ゴールすれば削除される)
結婚する。とか、世界平和。とかは価値観ではない。結婚した後どうし続けたいか?世界平和の後どうし続けたいか?
「価値観とは「好き」という感情ではない」
「価値観とは「幸福」ではない」
「価値観とは「欲望」「必要」ではない」
「価値観とは「義務」「倫理」「善悪」ではない」
なんだろう、とても難しいのですが、、
価値観とは信念や理念のようなもの、、でしょうか?
価値観を説明するにあたり、女優の芦田愛菜さんの「信じる」という事についてのコメントを書籍では引用されており、それがクリティカルに響きました。
実はこの芦田愛菜さんの発言は友達に聞いたことがあって知っていたのですが、この本の終盤ででてくることによりさらに深く腑に落ちました。これが価値観かと。
是非動画でも見つつ、書籍でもここまで辿り着いて欲しいです。
実は言うほど本を読む読むのが好きではない僕ですが、この本も1日で読むことができました。
避けられない3つのコトワリ、「死」「孤独」「責任」それに追随する3つの原則、それらに向き合うため、「価値観」という自分の信念を見つけ出し認識してコンパスとし、自身の人生を充実させる。
数々の西洋哲学と東洋哲学、過去の人類の叡智にサトマイさんの体験してきた現代のデータが合わさり2024現在の最高峰自己啓発実用書となっています。
おススメです(^^)
後半にかなり濃いワークがたくさん!
このあたりはしっかりと時間を取り、自分でやってみて別途noteにしたいと思います。
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「絶望と共にenjoy」を理念とし、日々を生きやすくする発信を毎日しています。
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