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乳がん 腕の上げづらさの改善と元の日常生活動作を手に入れるための運動

ルネサンス運動支援センター、がん専門運動指導士のいっちーです。
※名前をクリック頂ければスタッフの紹介に飛びます。

今回ご紹介するのは40代で乳がんの手術をされた方のご紹介です。
海外在住の方で治療のために一時帰国され、手術により腕が動かしづらくのなったのと体重減少及び筋力アップをしたいとご相談に来られました。


【ご利用のきっかけ】

一番は腕が上げづらくなったことにより、家事や日常生活に支障をきたすようになってきたので、何とかしたいということでご利用されました。あわせて体重も増えてきたことによって、体を動かすことが億劫になってきたので、体重を減らして動きやすくなりたいということでした。また、治療による一時帰国だったのため、ご利用の期間は2ヶ月間と限られた期間でした。 

【結果】

1か月半による利用と自主トレ(ほぼ毎日)の結果
・体重1.3㎏減少
・体脂肪率3.1%減少
・筋肉量1.6㎏増加
・肩の可動域 挙上動作150°→180° その他の方の動作10°程度改善

【運動内容と運動による身体の変化】

・棒エクササイズ
その他、肩まわりや肩甲骨を動かす運動を実施しました。

・筋力トレーニング
術後2ヶ月の利用であったため、上肢には負荷をかけずに体幹や下半身中心の筋力トレーニングを実施しました。

・その他
柔軟に体を動かすことが苦手な方でしたので、柔軟に体を動かしていただくためのエクササイズも取り入れることで、下半身のトレーニングが次第に上手くできるようになっていきました。

上手く息抜きもされながら自主トレも続けていただき、1ヶ月半ほどで日常生活に支障がきたさないレベルまで腕を動かすことができるようになりました。また身体の変化も上記の結果のような変化が見られました。

【ご利用最終日】

最終日には「本当に運動って大事なんだと身をもって感じました」と仰っていただき、この言葉がとても嬉しかったです。国に戻られても運動は続けたいと仰ってくれましたので、今も続けていただけていると思います。
 
中には、がん治療を継続されている方、再発によって治療を再開する方、それによって身体の不調や、体力の低下が起きてしまう方も多くいらっしゃいます。
 
そんな色々な状況を全て含めて、少しずつ・少しずつ、その時・その状態に合わせた運動をしていくこと。
そして、それを続けていくこと。
これが一番大切なことです。

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