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家で出来る運動 足のむくみ編

今回ご紹介するのは『足のむくみ』に対する運動です。
女性がよく『むくんでるわぁ~』なんて話をしている足。
なぜむくみやすいのかご存じでしょうか。

それは、『足が地面と一番近い場所にあるから』

普段から、炊事や食事の際に椅子に座ったりする際、足は常に一番地面や床に接している部分ですよね?

地球で生活していると重力がある為、血液やリンパ液など、心臓から足に向かって(上から下に)流れることは簡単でも足から心臓に向かって(下から上に)戻ることは、重力に逆らう動きなのでなかなか難しいんです。

そこで活躍するのが、『第2の心臓』

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むくみ解消に効果をもたらすのがちょうど赤い〇の部分に当たる筋肉。正式には『腓腹筋』と『ヒラメ筋』の2つの筋肉です。

この2つが収縮することで心臓のポンプと同じ作用が起こり、血液やリンパ液を心臓に戻りやすいように押し上げてくれる役割があります。

そして、この筋肉を動かすのに重要な関節が足関節です。

足関節をしっかり動かす事で『腓腹筋』と『ヒラメ筋』がしっかり動いてくれるのでむくみを解消できる効果があります。

また足関節を動かすには、スネにある筋肉も動いてくれないといけません。

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こちらの図の赤い〇の部分。『前脛骨筋』と言い、つま先を持ち上げる筋肉でここが弱いとちょっとした段差でつまづいたりしてしまいます。

今日は『腓腹筋』『ヒラメ筋』『前脛骨筋』の3つの筋肉の運動をご紹介します。


①カーフレイズ(つま先立ち) [腓腹筋・ヒラメ筋の運動]

壁や椅子の背もたれにつかまり、足を肩幅もしくはやや広めに開きます。

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後はバランスを取りながらつま先立ちするだけ!

立って行うのが難しい場合は椅子に座って行って頂いても構いません。

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台所で炊事をしながら、テレビを見ながらでも構いませんので10~20回を2~3セット行います。


②トゥーレイズ(つま先上げ)

スタートはカーフレイズと同じで壁や椅子の背もたれにつかまり、足を肩幅もしくはやや広めに開きます。

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次はかかとを床につけたままつま先を上げます。

どちらの運動もしっかり胸を張って、背中が丸くならないように気を付けてください。


ちなみに、こんなヒールを履いている方で、疲れやむくみが酷いなんて方いらっしゃいませんか?



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高いヒールは先程説明した足関節の動きができない(特につま先を上げる動きが制限されやすい)ので足が疲れやすく、むくみやすくなりますのでご注意ください。

時々座って足首を回したりして動かしてあげるだけでもだいぶ違いますよ!

試してみてくださいね。

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