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運送業界における課題とは!~原因編~

運送業界は、法人から手数料を受け取りトラックなどの交通手段を用いて目的地まで運送をするサービス業界です。
新型コロナウイルスの影響もありインターネット販売が拡大したため、配送の需要は高まってきています。しかし、日本経済が不景気の傾向にあるため様々な課題ありますよね?

そこで今回は運送業界における課題と、その原因についてご紹介いたします。

1.運送業界における課題

運送業界においてこんな課題ありませんか?

①ドライバーへの負担が大きい労働環境

トラックドライバーの拘束時間は、1日の上限が13時間という定めがありますが、荷待ち時間が長くなったり、道路の渋滞による長時間労働の課題があります。
さらに配達の場合、送り先が不在があると再配達になるためドライバーへの負担が大きくなっています。

②人材不足

以前から運送業界は労働環境が過酷なイメージがあるためドライバーの不足が問題視されていましたが、さらに近年、運送業務の増加により人材不足が深刻になりました。
また、若手の人材不足によりDX化が推進している世の中でITの人材不足も課題になっています。

③運送業務管理のデータの煩雑化、データ入力の効率化

運送業務管理の改善は、以前から問題視されています。
現場で働くことが多いため、社内に戻ってからではなく、外からでも気軽にデータを入力できるようにする課題があります。
また、現場ごとに管理しているケースも多いため、データが煩雑になりがちです。
具体的な管理事項として例えば、以下の2つあります。
★日報、アルコールチェック管理、休暇・体調管理
★走行履歴やドライバー別のデータ分析

2. 課題の原因

これらの課題には以下の原因が考えられます。
課題から原因まで深堀りし分析することによって、解決すべきところを洗い出しましょう!

【原因①】

★荷待ちの整理ができていない
システムを用いて荷待ち時間の管理をしていないため、待ち時間がその時によってバラバラになっているのではないでしょうか。システムを使って管理することで配送がスムーズになり、無駄な時間を省けます。

【原因②】

★空車状況、ドライバーの待機場所、遅延情報などを明確に把握できていない
紙やExcelでの管理だと、リアルタイムな情報を気軽に入手することが難しいため、仕事の割り振りに時間がかかりますよね?
ツールを用いての管理やクラウド化そして、IoTを使った仕組みを利用すれば、仕事の割り振りも簡単に行えます。
また、適切な情報整理から業務時間を短縮し、人件費削減そして新たな人材確保に力を入れることができます!

【原因③】

★データの保管場所を適切に管理できていない
★紙での管理だとデータ入力に時間がかかってしまう

ペーパーレス化が促進されていく中で、まだ紙で日報やアルコールチェック管理をしていませんか?日々の運送業務を紙からクラウド化することで、入力をする場所の制限がなくなります。
また、データベースなどにデータを蓄積することで、紙で大変だった保管も楽にできます。

3. 最後に

今回は運送業界における課題と、その原因についてご紹介いたしました。
深掘りした課題と原因から、次回は運送業界における課題の解決策についてご紹介いたします。

★こんな方におすすめ

・運送業界における課題について理解したい
・運送業界の課題の原因を深掘りしたい



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